やっと晴れた-和歌山県岩出市：根来寺

Negorodera Temple, Iwade City, Wakayama Pref.

さてさて、雨が降ったり強風が吹いたりする天候の中、和歌山県岩出市の根来寺にやって来たワタクシ達でありますが
大門の方に近寄って行きますと、一転雲の切れ間から春の日差しが射しこんできたのです。


あぁ、しっとり濡れた桜も悪くはないのですが、やっぱり青空を背景に日差しを受ける桜はいいですねぇ。


この大門は1850年に再建されたもので高さは１７ｍ。根来寺の玄関にふさわしい、堂々たる大門です。


この日は本当に不安定な天候で、曇っていたり雨が降ったり、根来寺の境内では雹まで降ってくるという有り様でした。
まさかまさか青空を見ることが出来るとは思っていなかったので、ワタクシは幸運ですね。


皆さんの桜の写真を見ていて、青空と桜のコラボを羨ましく思っておりました。
ワタクシ、今年はやっとこの瞬間に青空と桜のコラボを撮ることが出来ました。


この日、根来寺では「桜祭り」が開かれておりまして、ワタクシは例によって朝早い時間に到着しましたから、祭の準備をしている状態でした。
たくさんのテキヤさんが屋台の準備をしておりましたが、雨が降るのと晴天とでは売り上げに大きな違いが出るでしょうね。


桜前線はどのあたりまで北上したのでしょうか。ワタクシが大好きな信州は、4月末くらいが桜の見ごろで
場所によっては5月の連休まで桜を愛でることが出来るんですよ。


毎年思うのですが、桜の開会時期を見るたびに「日本は広いなぁ」って感じるんですよねぇ。
38万㎢という国土は、さほど大きい国というわけではありません。
しかしながら、亜熱帯のサンゴ礁が広がる海があれば、流氷に覆われる海もある。
稲穂が実る平坦な水田地帯もあれば、万年雪を抱く高峰が聳える山岳地帯もある。
こんなに多種多様な豊かな国土に生まれ育ったことを、ワタクシは心から嬉しく思います。


今年もまた日本各地のいろんな場所に出向いていきたい。美しい自然に触れ、豊かな歴史を感じたい…そう思うワタクシでありました。

使用したカメラ：FUJIFILM X-E1


4月になると日照時間が一気に長くなった気がします。
朝起きたとき、ついこの前までは真っ暗だったのに、今は朝日を眺めることが出来ます。
4月から5月にかけて、私は1年で一番ワクワクするんですよ。


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