今年の初日の出-静岡県伊東市：大室山

さてさて、静岡県伊東市の伊豆高原にやって来たワタクシ達(ワタクシ、家人、チワワの紋)は
大みそかの夜を伊豆で過ごし、元日の朝を迎えました。
元日の朝といえば、やはり初日の出を見たいというのが日本人の性ではありませんか。
ワタクシは家人と二人で、宿から車で10分ほどの場所にある大室山という山に向かいました。

大室山は標高５８０ｍの御椀を伏せたような形をした火山でありまして
元日の朝は初日の出を見る人たちのために６時前から山頂に向かうリフトが運行するんですよ。
ワタクシ達は６時前に大室山に着き、リフトで山頂に向かいました。


眼下には伊豆高原から伊東市街にかけての灯りが広がっています。
東には伊豆大島があり、東の空が徐々に明るくなってまいりました。


相模灘の向こうからご来光が昇って来るのですね。ワタクシはこのあたりの地理感があまりありませんが
頭の中にすぐに日本地図が浮かびます。


東の水平線には少し雲があるようです。水平線から登る初日の出はちょっと無理のようですね。


寒さの中で辛抱した甲斐がありました。御来光…今年の初日の出です。


刻一刻と空の色が変わり、海の色も変わるこの瞬間。心がときめく瞬間です。
ワタクシは登山が好きなので、山の上で夜明けを迎えることがよくあったのですが
海から登る御来光を眺めるのって、あまり経験がないんですよねぇ。


相模灘が初日の出に染まります。寒い中、じっとこの時間を待った甲斐がありました。
ここまで来てよかったなと思う瞬間です。


今年はどんな一年になるでしょうか。初日の出を見たのだから、いい一年になればいいなぁ。


夜もすっかり明けました。この日は前日とは違って、風もなく穏やかな一日になりそうです。
さあ、今年の元日はどこに行きましょうかねぇ。

使用したカメラ：Canon EOS7D


今まで印象深い初日の出を何回か見たのですが
今でも忘れられないのが八ヶ岳の主峰赤岳の山頂で見た初日の出でした。
標高2899mの山頂はマイナス20℃近くまで気温が下がっており、そこで三脚を立てて初日の出を待ちました。
凍てつくような冷気の中で見た初日の出は富士山や南アルプスを真っ赤に染め上げ、
その美しさに感動した私は涙を流してシャッターを切りました。
もう一度、あんな感動を味わいたいですが、そのためには体力が要りますね。


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