海獣好き-三重県鳥羽市：鳥羽水族館

Toba Aquarium, Toba City, Mie Pref.

さてさて、近鉄の観光特急「しまかぜ」に乗って鳥羽駅で下車したワタクシ達ですが、鳥羽駅から南に向かって歩いて行きました。


この辺りは典型的なリアス式海岸で、複雑な海岸線になっています。この日も暑い暑い一日でした。


ワタクシ達が向かったのは鳥羽水族館でした。鳥羽水族館は日本でも屈指の規模を誇る水族館で、入館者数も全国2位なんです。
ちなみに1位は大阪市にある海遊館なんですよ。ワタクシは小学校の修学旅行の時に初めて訪れたのですが、
現在の建物は1994年に新しく完成したものなんです。


入館した時がちょうど「アシカのショー」が始まる時間だったので、せっかくですから見に行くことにしました。
この日は平日だったのですが館内はすごく賑わっており、ショーは子ども達に大人気のようでした。


ワタクシは子どもの頃から、アシカ・セイウチ・アザラシ・ラッコなどの「海獣」が好きで、
動物園に行くとそういう動物をジーッと眺めていました。鳥羽水族館は海獣の種類や数が多く、
海獣好きのワタクシには嬉しい水族館なのです。


このアザラシはバイカルアザラシですが、名前の通りシベリアのバイカル湖に生息するアザラシです。
世界で唯一の淡水で生息するアザラシなんですよ。


大きな牙と髭が特徴的なセイウチです。セイウチは体重800kg近くまで成長するんです。
セイウチは英語でwalrus。ビートルズの隠れた名曲に「I am the Walrus」というのがありましたね。


フンボルトペンギンがいました。ペンギンは鳥類なので海獣ではありませんが、ワタクシはペンギンも大好きなんです。
このペンギンは南極で生息するペンギンではありませんが、日本の夏の暑さは嫌でしょうねぇ。


鳥羽水族館の人気者のラッコです。鳥羽水族館には2頭のラッコがいますが、日本中の水族館でラッコは3頭しかいないんです。
かつては国内に120頭ほどいたそうなんですが、ラッコは繁殖力が弱いんです。
そして、絶滅危惧種になりアメリカなどからの輸入もできなくなったんですよ。
国内の3頭はいずれも高齢なので、あと数年で日本の水族館からラッコはいなくなってしまうようです。


鳥羽水族館で2時間ほどの時間を過ごし、ワタクシ達はこの日の目的地である志摩市鵜方に向かったのでした。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T30


私が小学生だった頃、大阪市の小学校は伊勢志摩方面に修学旅行に行く学校が多かったんです。
初日はミキモト真珠島、鳥羽湾めぐり、鳥羽水族館へ。二日目は二見浦、伊勢神宮に行ったことを覚えています。
今の小学校はどこに修学旅行に行くのかなぁ。


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