Fukiya, Takahashi City, Okayama Pref.
さてさて、ワタクシ達は伯備線の列車に乗って、10:35に備中高梁駅に着きました。この後、ワタクシは今回の旅で一番訪れたかった、
高梁市の吹屋という集落に向かうことにしていました。ただ、吹屋への公共交通機関の便は悪く、バスは1日に三便しかありません。
10:50に備中高梁駅を出発するバスがあるので、そのバスに接続するようにワタクシ達は10:35に備中高梁駅に到着したんです。
接続時間が少ししかないので、駅のロッカーに荷物を預けてバス乗り場に行き、吹屋行きのバスに乗りました。
山あいの狭い道をバスに揺られること約1時間。11:48に吹屋のバス停に到着しました。
バスを降りた瞬間「うわぁ」という声を発してしまいました。赤茶色の石州瓦、そしてベンガラ色の外観で統一された町並みです。
これは見事です。ワタクシ、思わず心が高ぶってきたのでした。
吹屋は江戸時代中期頃より、幕領地として吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展しました。幕末頃から明治時代にかけては、
銅鉱とともに硫化鉄鉱石を酸化・還元させて人造的に製造したベンガラ(酸化第二鉄)における日本唯一の巨大産地として繁栄します。
吹屋で生産されるベンガラは、主に美術工芸用の磁器の絵付け・漆器、神社仏閣のベンガラ外壁塗装に多用されました。
最盛期には銅山で働く従業員数が1200人にのぼりました。
山間に忽然と存在する吹屋集落の赤褐色の重厚な商家の町並みが昔日の繁栄を教えてくれるように思います。
歴史的町並みの残る6.4ヘクタールの範囲が重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
これでワタクシは58ヶ所目の重要伝統的建造物群保存地区への訪問となりました。
もう10年以上前になると思います。テレビの旅番組で、ここ吹屋の光景を目にしました。
赤茶色に統一された町並みはあまりに美しく、ワタクシは是非ともこの町を訪れたいと思っていたんです。
ただ、なかなか岡山県って行く機会がなく、吹屋を訪れたいと思いつつも、訪れることはありませんでした。
今回、念願叶っての訪問なのですが、バスから降りたったその瞬間に、「あぁ、来てよかった」と思いました。
町並みを一目見た瞬間に、心が震えるというか、絶句してしまうような町並みというのはそうざらにはありません。
ワタクシ、久々に町並みを見て身震いがしました。
今回の旅では若桜鉄道と吹屋、この二つが一番心に残ったように思います。
ではでは、この素晴らしい町並みをゆっくりと散策して行くとしましょうか。
使用したカメラ:1、4、7枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
バスで吹屋に着いたのは11:48。備中高梁駅に帰るバスは12:45発、15:45発の2便しかありません。12:45発だと吹屋に滞在出来るのは、
1時間弱になってしまうので、15:45発のバスで帰ることにしました。おかげでゆっくりと吹屋の散策を楽しむことが出来ました。
4時間近くの滞在になりましたが、決して時間を持て余すようなことはありませんでした。
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さてさて、ワタクシ達は伯備線の列車に乗って、10:35に備中高梁駅に着きました。この後、ワタクシは今回の旅で一番訪れたかった、
高梁市の吹屋という集落に向かうことにしていました。ただ、吹屋への公共交通機関の便は悪く、バスは1日に三便しかありません。
10:50に備中高梁駅を出発するバスがあるので、そのバスに接続するようにワタクシ達は10:35に備中高梁駅に到着したんです。
接続時間が少ししかないので、駅のロッカーに荷物を預けてバス乗り場に行き、吹屋行きのバスに乗りました。
山あいの狭い道をバスに揺られること約1時間。11:48に吹屋のバス停に到着しました。
バスを降りた瞬間「うわぁ」という声を発してしまいました。赤茶色の石州瓦、そしてベンガラ色の外観で統一された町並みです。
これは見事です。ワタクシ、思わず心が高ぶってきたのでした。
吹屋は江戸時代中期頃より、幕領地として吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展しました。幕末頃から明治時代にかけては、
銅鉱とともに硫化鉄鉱石を酸化・還元させて人造的に製造したベンガラ(酸化第二鉄)における日本唯一の巨大産地として繁栄します。
吹屋で生産されるベンガラは、主に美術工芸用の磁器の絵付け・漆器、神社仏閣のベンガラ外壁塗装に多用されました。
最盛期には銅山で働く従業員数が1200人にのぼりました。
山間に忽然と存在する吹屋集落の赤褐色の重厚な商家の町並みが昔日の繁栄を教えてくれるように思います。
歴史的町並みの残る6.4ヘクタールの範囲が重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。
これでワタクシは58ヶ所目の重要伝統的建造物群保存地区への訪問となりました。
もう10年以上前になると思います。テレビの旅番組で、ここ吹屋の光景を目にしました。
赤茶色に統一された町並みはあまりに美しく、ワタクシは是非ともこの町を訪れたいと思っていたんです。
ただ、なかなか岡山県って行く機会がなく、吹屋を訪れたいと思いつつも、訪れることはありませんでした。
今回、念願叶っての訪問なのですが、バスから降りたったその瞬間に、「あぁ、来てよかった」と思いました。
町並みを一目見た瞬間に、心が震えるというか、絶句してしまうような町並みというのはそうざらにはありません。
ワタクシ、久々に町並みを見て身震いがしました。
今回の旅では若桜鉄道と吹屋、この二つが一番心に残ったように思います。
ではでは、この素晴らしい町並みをゆっくりと散策して行くとしましょうか。
使用したカメラ:1、4、7枚目はFUJIFILM X-T30、他はFUJIFILM X-Pro2
バスで吹屋に着いたのは11:48。備中高梁駅に帰るバスは12:45発、15:45発の2便しかありません。12:45発だと吹屋に滞在出来るのは、
1時間弱になってしまうので、15:45発のバスで帰ることにしました。おかげでゆっくりと吹屋の散策を楽しむことが出来ました。
4時間近くの滞在になりましたが、決して時間を持て余すようなことはありませんでした。
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駅から吹屋まで行くのにバスで1時間もかかるのですね。
そのバスが一日で3本しかないとは不便ですね。
こんな良いところなのに一日に3本しかないと言うことは、
吹屋へ訪れる人が少ないのですね。
隠れた名所ですね。
私もこちら方面へバスツアーできた時の
赤茶色の瓦、ベンガラ色の外観が
強烈な印象でいまだに残っています🎵
58ヶ所の重要伝統的建造物群保存地区…!
よっちんさん、凄すぎます💛
凄い快挙ですね。
ベンガラ色の街並み、実に美しいですね。
これはゆっくり眺めたくなります。
バスの待ち時間もそう気にならないでしょう。
凄いこんな場所がまだ残ってるんですね
タイムスリップしたような錯覚起こします
現役の建物がこうして残ってる街並み
見事です
風情のある街並み
ステキですね。
もうずいぶん前の事でしたが・・・
高梁市の吹屋ですね
相変わらず素敵な町並みですね
関西から車でも時間がかかりますものね
こちらは素晴らしいですねぇ
大切に維持されて意識の高さに驚きます
便が悪くても行く価値がありますね
ぽち!!
実現できて、ゆっくり散策できて、
良かったです。
岡山に転勤で住んでた事があるのですが、
こちらの事は、知らなかったです。
知ってたら、行ってたのにな~。 残念。
公共交通機関を駆使して、楽しまれましたね。
さすがです。
凸
公共交通の不便な町なのですね。
でも瓦屋根、しかも赤茶色に統一されている。
瓦屋根自体を珍しく感じる北国生まれ。
江戸時代にタイムトリップした感じです。
ぽち