水の惑星『地球』と漢方はり治療＿１

こんにちは🌞今日は過ごしやすい1日となりました😊

毎週日曜日は、院長のひとり言です😊

過去に(平成22年)、鍼灸学術研究誌「漢方鍼医」に掲載したものです。

平成２２年１０月に、名古屋市で国連の「生物多様性条約第１０回締約国会議
（ＣＯＰ１０）」が開かれた。そこで我々鍼灸師にとって欠かせない『宇宙と地
球』『人と健康』についての一考察を述べてみたいと思う。
　宇宙は約137億年前、地球は約46億年前に誕生。そして人類は、約800万～600
万年前にアフリカの類人猿が進化して誕生したものだといわれている。
この脈々と受け継がれている生命の育みが危機状態にある。人類の傲慢さ故の様
々な自然破壊がその原因だ。水の惑星『地球』の永続の危機である。
　「地球は青かった」世界初の宇宙飛行士・ガガーリン（1961年）の言葉は今で
も鮮明に脳裏に焼き付いて離れない。

そして今年の７月、宇宙飛行士の野口聡一さんが地球に戻ってよかったと感じたこととして、

「水ですね、水。流れる水」と答えている。

我々が学ぶ東洋医学にも同じくして

「手の太陰の気絶すれば、即ち皮毛焦る…皮毛焦れれば則ち津液去る…」（難経二十四難）

「天一水を生ず」　（易経）

「水はこれ三才(天・地・人)の母」　（道家）等々、

水にまつわる記述は限りなく多い。

地球にとっても人類にとっても水は命そのものなのだ。

次週に続く