と聞くと👂、そんなはずはない!と思われるでしょうが!嘘ではありません。本当です。
当院では使用しているメインの鍼は、「ていしん」という種類の鍼で、刺す針ではなく、皮膚に軽く当てる接触鍼と呼ばれる種類のものなのです。
当院では使用しているメインの鍼は、「ていしん」という種類の鍼で、刺す針ではなく、皮膚に軽く当てる接触鍼と呼ばれる種類のものなのです。
この軽く当てるというのが実は「ミソ」で、患者さまが気がつかない程度の刺激です。この鍼を使って、治療の肝となる「本治法」(体のバランス調整を図るための大元の治療のことです)を行います。その後に、様々な症状を和らげるための「標治法」を行いますが、こちらは症状に応じて刺入する鍼や転がす鍼などを患者様に合わせて使用しています。鍼には古代から伝わる古代九鍼と言われ、9種類の鍼がございます。皆さまが頭の中に思いつく鍼は、「豪鍼」と呼ばれるもので、こちらの鍼が最も一般的に普及しています。当院でももちろん、この「豪鍼」も使用いたしておりますが、「ていしん」のみで治療が終わる方もいらっしゃいます。
似たような病症でも、患者さまお一人お一人にあった治療ができるゆえなのです。
当院ではほとんどの患者さまが、鍼をいつ受けたのかわからないとおっしゃいます。文章だけ読んでいるととても不思議に思われるでしょうが、これが事実です。
痛くないはりと言っても、なかなか伝わりにくいようですので、今日はどうして痛くないのか!書かせていただきました。
痛そうだから。。。と敬遠されておられる方がいらっしゃれば、参考にしていただけると幸いです。
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