こんにちは😃
寒い毎日が続いていますね。
春はもうすぐそこのはずですが。。。
陰窮まると陽となるなのかと思わせる冷たさです。
さて、今日はコロナ禍で急増している認知症のお話です。
新型コロナウイルス🦠の感染拡大に伴う
外出自粛やマスク着用。ソーシャルディスタンスなどにより
認知症が急増しています。
「密」を避けるために運動不足やコミュニケーション不足
知的活動による刺激不足が起き、認知症の進行を遅らせたり、
発症を予防したりすることが大変厳しい状況が続いています。
当院でも、ご家族の認知症が急激に進行したとか
ご近所の方が急に認知症になられた
などのお話を耳にします。
鍼灸治療は、認知症の予防や進行抑制にも効果があると言われています。
認知症に効くツボなどという記事も見られたりしますが
当院では、特定のツボで認知症の改善をはかるという治療ではなく
全身の気血津液の流れを良くすることで、脳内の血流改善や
メンタルのケア(鍼灸治療は、精神疾患の治療を得意としています)
運動機能の改善などにより、認知症になりにくくする
治療となるのです。
実際の患者さまでも、鍼灸治療をはじめてから
認知症が軽くなったとか、夜間に落ち着いて眠れるようになったなど
お喜びいただいています。
東洋医学では、お昼に活動をして
夜はしっかり休むという基本を大切にしています。
元気のもとである、陽のエネルギーが日中に
うまく身体を巡り、夜は陰のエネルギーが身体を巡るということを、
治療の大きな目標に掲げています。
夜にしっかり眠ることによって
お昼に元気に活動することができるのです。
コロナ禍の今、日中に元気に活動ができないために
夜眠れないようになり、認知症だけでなく
不眠などさまざまな病症を引き起こしてしまうのです。
文章にすると、「そんなことか」と思われると思います。
現代人は、「こんなこと」がうまくいっていないことが
本当に多いのです。東洋医学は自然医学です。
自然の流れに随(したが)うことが、健康の一番の近道です。
身体になんらかの不調を感じられたら、鍼灸もオススメですが
先ずは、「自然の流れに逆らっていないか?」と考えてみてください😊
それを修正するだけで、元気が戻ってくるはずです😊
「そんなこと」を疎かにせず、ご自分の身体を大切にしてくださいね😊