蕎麦とHarley

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そもそもへの 物語

2008年12月17日 | “わかたのそば” 
 “わかたのそば”への道のり、今夜は「そもそもへの道のり」をご紹介しましょう。

 元来、バイクが好きな“わかたのそば”は、休日仕事が多くてその振り替えとして、温泉巡りとあわせてあたりをふ~らふらしていたのでした。 ある時、島根の山の中で昼飯にふら~りと寄った蕎麦屋で食った蕎麦の食感に驚きと感激(以降はこの店たいしたことない)、その後、振り替え休日にHarleyであちらこちらに更なる感動を求めて走りました。 そして行き着いたところで、島根・横田の十割蕎麦を食し、「んー、こりゃあ美味いっ」と感動したのですが、帰りには千円という大枚を支払いました。 温泉巡りでは、ひなびた準秘湯(温泉フリークにはたまらないところ)の入湯料は、せいぜい2、300円程度でしたが、それに比して蕎麦はあまりにも高いのでした。

 “わかたのそば”へ帰り辺りを見回すと、毎週帰農団塊世代の“ヒデちゃん”が草刈りをしている田んぼがありました。 ここで思いつき、帰省していた“ヒデちゃん”に「田んぼを貸してよ、そばをつくるから(自分で作ればタダだと)」とトラクターで耕し畝をつくりましたが、ひとりではどーにもならずで「休日帰農団塊世代」の“イツキさん”“コージさん”“マサシさん”とか、いろいろ・いろいろな人々がやってやろーと引っ張って作業は、はじまりました。

 ひとり、ふたり、三人と若い者や杖をつきながら草取りをするお年寄りなどが増えていくなかで、里山のロケーション・すばらしさに気づき、小川をたどっていくと、そこには昔あった「水車小屋」の跡がありました。

 「昔、水車小屋があちこちにあったよなー」 この言葉から『水車小屋復活伝説づくり』は始まったのです。

 しかし、水車本体の手造りは困難につき、どうしたらと思いあぐねていると、地域づくりと地域福祉を融合した“わかたのそば”コンセプトに対して「赤い羽根共同募金」から助成をうけることができました。

 以降のことは割愛しますが、地域には本職も含めていろいろなワザやあったかいキモチを持った人々が“少子高齢・人口減少でたくさんではありません”が“たくさん居ます”

 ことの発端・思いつきはこんなところでしたが、地域みんなの凄さに驚き、同時に人と地域のすばらしさに希望と期待を想う今夜でした。

 “ヒデちゃん”散弾銃の空玉です。「枝打ち?!」は、ほどほどにね。


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2 コメント

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Unknown (tyonan)
2008-12-19 01:46:53
助成金受け取るん

すげえ。笑

趣味もここまでくると立派な・・・
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明後日はJinan (harley-k)
2008-12-19 12:47:11
『水車小屋復活伝説』からはじまる、里山ワールド。 これからも、「ひろう」「もらう」「あつめる」をコンセプトにさらに、続く
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