10月9日(火)高座施設組合議会関係者対象の施設見学会に参加しました。
別の日程で、施設の近くの自治会役員を対象とした見学会も行われます。
施設は、工場棟地下3階、地上10階。プラザ棟地上6階。
最初に、プラザ棟会議室で挨拶を受け、ゴミピットや炉室が確認出来る3階を見て、ストーカ炉への搬入が確認出来る5階に回り、炉室の上部から見える8階に回り、最後に展望台の10階に向かいました。
特徴的には、施設内を上下するエレベーターの側面の窓がガラス張りのため、上下しながら焼却施設を見れます。背の低い児童のためエレベーター内のモニター画面があります。
各フロアーの焼却施設近くの足元の先は、強化ガラスで造られているので施設内が見えます。焼却施設の下部や上部から施設が見えるのが特徴です。
ゴミが施設のプラットホームから、最初にピットに投入されますが、ピットが深く旧施設の4倍のゴミが保管出来ますので、以前のように正月明けはピットが満杯でプラットホームにゴミが山積み状態は無くなると思います。
みんなのトイレは、私の要請に応じて、入口ドアの正面に便器を配置して戴いたので、車イスの利用者に便利になっています。
プラザ棟は、ホームギャラリー・環境展示コーナー・幼児コーナーなど楽しい施設になります。
展望台から、綾瀬市役所などが綺麗に見えました・
午後2時から全員協議会、午後2時30分から組合議会が、高座清掃施設組合第二清掃処理場会議室で開催されます。全員協議会は、①新議員(海老名市)の紹介、②焼却施設の更新に係る経過について、③キンキクリーンセンター最終処分場問題について、④その他についてが説明されます。午後2時30分から組合議会が開催されます。 付議事件は、①高座清掃施設組合一般職の職員の給与に関する条例及び高座清掃施設組合一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について、②平成29年度高座清掃施設組合一般会計補正予算(第2号)、③議員の派遣についてが審議されます。
毎回、全員協議会には施設の地元の皆さんなど、多くの方が傍聴されています。
質問②高座清掃施設が新たな施設になってからの、現在の職員が働ける労働について質問しました。組合の説明は、平成31年度以降、新ごみ処理施設の管理運営は民間に移行しますが、新ごみ処理施設の稼働をモニタリングする新たな業務が必要になります。また当組合で現在進めている「周辺環境整備事業の公園事業や既存解体業務への人員も必要になっております。さらに、現在のし尿処理施設及び最終処分場の維持管理などの職場が残ります.先ずは、平成31年度における当組合での業務量を考慮し、必要となる人員を把握した上で職員の適正配置を検討してまいりますと説明が有りまた。
補正予算、28年度決算共に。全会一致で可決されました、決算審議での私の質問と組合の答弁。質問①・29ページ衛生費・清掃総務費の先進処理施設における処理業務体験研修の中身と②高座清掃施設組合で現在働いている職員が、新施設稼働後にも同じ様に高座で働ける環境が必要と思うが、現在の考え方をお聞きします。
①の答弁は、先進処理施設における処理業務体験研修は、新ごみ焼却処理施設として選定された三菱重工業環境化学エンジニアリング(株)制のストーカ炉に対する構造及び運転操作等を体験し理解するために行った研修です。既設の流動炉と型式が異なるストーカ炉の構造、特徴を理解するため新施設に移行後は、運転維持管理はSPC特別目的会社の従業員が行うこととなりますが、その管理が適正かどうかモニタリングを組合職員が行う事となりますが、そのための職員の技術的知見を深めるために実施しました。現在既設炉の運転維持管理に携わっている職員3名を選抜し、三菱重工業化学エンジニアリング社屋での座学1日。同社製ストーカ炉を設置している千葉市北工場での現場研修を3日間、合計4日間の実施したものです。
私から追加で意見を述べました。研修は現場職員だけでなく、政策作業を行う管理事務部門の職員も今後行って欲しいと述べました。
10月30日午前9時から、高座の全員協議会が開催され、専決処分の報告個人情報保護条例改正(マイナンバー)が専決処分された報告が有りました。高座では自治法180条の議会の権限に属する軽易な事項で、その議決により特に指定されたものは、長において専決処分できる。専決処分をしたときは、これを議会に報告しなければならない。高座の「議会運営の手引き」4ページに、議会の委任による専決処分の報告は、議会全員協議会において報告するのが例であると規定されています。本会議では、「専決処分された案件がありました」と議長が述べました。綾瀬市議会では、安易な事項も直近の議会に報告され態度表明が出来ます。
今回は、私が全員協議会で発言しました。個人情報保護条例の改正・マイナンバー制度には日本共産党は反対の立場であることを述べて起きます。と態度を表明しました。高座では、本会議発言、全員協議会の発言共に、議事録に残ります。
9時から、海老名市絡所議事堂(綾瀬市議会は議場)をお借りして、綾瀬市・海老名市・座間市の3市広域行政の高座清掃施設組合議会が開催されます。最初に全員協議会で報告等を受けて、全員協議会終了後に、議事堂に移動して、座席の指定、補正予算、28年度決算の審査を行います。理事者側には、3市の市長(組合長・副組合長)、会計管理者、組合職員が並び、議員側は各市5名の合計15名の議員が質疑・討論を行います。いつも施設近くの海老名市の皆さんや,ごみ行政に関心をお持ちの方など、傍聴されています。
定刻の時間前には、施設周辺の住民の皆様などが、議会傍聴に参加されていました。
毎議会、施設周辺の皆さんが大勢参加して戴いています。
全員協議会では、①新議員(綾瀬市)の紹介。海老名市と座間市は毎年秋頃に改選。
②副議長の選挙方法の説明(慣例で綾瀬市議会議長が就任)。③監査委員の選任方法の説明(慣例で綾瀬市の議員から選任)。④焼却施設の更新に係る経過について。⑤キンキクリーンセンター最終処分場問題についての報告。⑥平成28年度分析結果報告書及び指定管理者実績報告について。⑦その他。
本会議は、①会期の決定について(6月23日の1日間)。②会議録署名議員の指名について(2名)。③議席の指定について(綾瀬市議員5名の議席。④副議長の選挙について(綾瀬市の武藤議長を選任)。⑤報告第1号・継続費繰越計算書について(一般廃棄物処理基本計画策定業務)。⑥報告第2号・繰越明許費繰越計算書について(周辺環境整備事業)。⑦議案第6号・高座清掃施設組合監査委員の選任につき同意を求めることについて(綾瀬市の佐竹議員を選任)。
全員協議会の焼却施設の更新で、質疑と提案を行いました。
新しく建設されている焼却施設内の「みんなのトイレ」の便器の配置では、神奈川県が作成して自治体に配布いる資料の配置図は、入口ドアの正面に洗面台が有り、便器は斜め奥になっています。これでは車イスの方は車イスの切り替えをしないと便座に座れません。県庁の障がい者担当部署では入口ドアの正面に便器を配置しています。
綾瀬市でも、ドアの正面に便座を配置していますので、現在進めている施設組合の配置を見直して車イスの方が利用しやすい配置に変更しないかと提案しましたら、松本議員の提案で行って行きたいとの回答が有りました。
神奈川県が、自治体に配布している配置図の訂正を早急に行われることを望むものです。
みんなのトイレは、障がい者や高齢者など、いろいろな方が利用する前提で冊子が作成されていますが、車イス利用者が使用しにくい配置は、早急に見直しすべきです。
高座施設組合で工事が進められている、公園のトイレも利用しやすい配置を望むものです。