綾瀬市が管理している畑地灌漑の用地管理で、農家が困っている吉岡地域と落合北3丁目の用地については、綾瀬市道路管理課が防草シートを設置するとの回答がありました。吉岡の用地は10年程前に防草シートを設置したが経年劣化で雑草が生い茂る状況です。落合北3丁目の方はこれまで防草シートは設置されたことがなく初めての工事です。
市役所5階の通路の壁に、ベストと帽子が展示されています。JAさがみの綾瀬市トウモロコシ部会がお揃いのユニフォームを作成したとの事です。
壁に展示されているベストと帽子に、綾瀬市長と表示されています。
熊本の兄から今年の麦の収穫作業が終わったとの連絡が有りました。ほとんどの作業は兄が行っていますが、収穫作業は兄嫁と甥っ子が手伝っていると思われます。
33アール(3.3ヘクタール)の畑から20トンの麦が収穫されたそうです。麦踏も機械を使って一人で行い定期的に作業の報告の連絡が寄せられます。機械で収穫したら農協などのカントリーエレベーターに入れないと私の実家の物置には20トンの麦は保管できません。
兄が機械で収穫して、甥っ子がカントリーエレベーターまで何往復もしていると思われます。田舎の農道は狭いので軽自動車で運ぶと66往復しなければなりません。麦の収穫が終わると、全ての田んぼの耕し作業が待っています。
落合、深谷地域の水田に、農業用水を供給する組合です。
昔、準用河川比留川の近くの水田では、川の水が少ないので市内の東側に流れる蓼川の豊富な水を確保するため、大正時代に現在厚木基地の位置の蓼川の上流部に堰を設け~蓼川右岸のトンネル~与蔵山地域の地下にトンネル~与蔵山地域の西側の深谷川に落として水田の耕作を行っていました。
深谷川の水は更に途中に堰を設けて一部は農業用水の中堀にも流して一帯の水田耕作に使用しました。
①2級河川蓼川の源流は、厚木基地の北側の東名高速道路付近です。下流部は大和市内から流れて来た引地川に合流。
②準用河川比留川は、市内の寺尾地域の生活排水が源流で、途中から湧き水などが増えて、落合地域で蓼川に合流。
③深谷川は、市内の光綾公園近くから流れ始めて、農業用水に使用して比留川に落ちています。
④与蔵山の地下トンネルが崩落して水が流れないので現在は、水田耕作時期には、比留川の水を汲み上げて、水田で使用後には下流で比留川に戻しています。
⑤目久尻川は、座間市内から流れ^海老名市~綾瀬市~藤沢市~寒川町と流れています。
市内の水田耕作は、蓼川流域の水田がなくなり、現在は目久尻川周辺の水田地帯と比留川周辺です。
比留川周辺の水田は、昔の名残りで名前が残っている深谷川用水組合が比留川から汲み上げた川の水で水田の耕作を行っています。
年々組合員が減少して、今年度の組合員は13名に減りました。今から40年近くの昔には組合んが3桁近くいたと思います。組合が年々減少しているので、用水路近くの草刈作業を組合員だけで行う事は難しい状態です。
12月1日(日)11時30分から、早川の集出荷場で消費者交流会が行われ参加しました。
この事業は綾瀬市が、市内の小学生以下の家族を対象に、4月から10月までの期間、月1回程度の農作業を深谷中9丁目の畑で行い、最後の月の12月に畑で収穫作業を行い、その後にお昼の時間帯に綾瀬市内で生産された食材を使った食事を戴きました。
親子ふれあい農業体験は、毎年3月に30組の家族を募集して好評の事業です。
来賓の挨拶と市議会議員の紹介が有り、議長以外の議員の参加は私ともう一人の議員だけでした。
準備された食材は、トン汁・焼肉・牛乳・ゆで卵・饅頭等が沢山用意されましたが、一家族4人程度の参加者で、焼肉だけはその場で焼くので、ドラム缶みたいな大きな機材を2つ使っても順番待ちの列が出来ました。(肉の大きさは私の手を広げた大きさで分厚い肉)
来年度も多くの家族が参加を申し込んで、抽選で当たった家族が参加されると思います。
参加者は皆さん喜んで、毎年応募して3年目に当選した家族もいました。
並んでいる食材は、奥から温めた牛乳・ゆで卵・まんじゅう。焼肉とトン汁は建物の外に用意されています。
日本中に、豚コレラに感染した豚やイノシシが発見されています。多くの養豚農家が予防接種を求めているのに、豚コレラの予防接種を行うと日本が感染地域と認定され、国外に輸出が困難になるとの理由から、政府は予防接種を認めて来ませんでした。
全国的な感染で、ようやく地域限定で接種を認める方向に切り替わっていますが、課題が有るそうです。
現在は、予防接種を出来るのは指定獣医師以外は認められていません。
豚コレラワクチンの備蓄は現在150万頭分。豚コレラ感染の豚とイノシシが確認された10県の豚飼育数141万頭分は消えます。
昨年から政府がワクチン対策を取っていれば、今回のような被害は増えていないと思われます。(10月13日赤旗記事引用)
30年ほど前、豚の病気オーエスキー病が広がった頃に、綾瀬市は養豚農家が多く、県内では横浜市に次ぐ飼育頭数でした。
議会の質問で市の対応を求め、さらに養豚団体の働きかけで綾瀬市は全国に先駆けて予防接種が実施されました。
綾瀬市・大和市・海老名市・寒川町の3市1町の梨生産農家が生産者の連合会を作って毎年、品評会を行っています。
品評会の会場は持ち回りで、昨年は大和市、今年は綾瀬市でした。
市役所1階のロビーに、70ケース以上の梨が集められ、糖度・大きさ・形・色付きなどを審査委員が午前中に審査しました。午後は一般市民に身近で見てもらい、午後3時から来場者に販売しました。販売開始前から購入希望者の方が並んで購入しました。
賞に入らなかった梨は、8個入りの箱で2000円、成績が良かった梨は7~8個入りの箱で2300円でした。
成績が良かった梨の箱を見ると、8個の中から1個無くなっている箱が有りました。
関係者にお聞きしたら、梨の甘さを計るため切って糖度計で計ったそうです。
20~30年前に比べて、梨の生産農家が減っています。
最高の県知事賞は、大和市の農家の方が受賞されました。また、会場で見知らぬ市民の方から私に声がかかり、市内の農家の方が出展している名前を見て、この農家の方が生産した梨を沖縄県の知人に送りたいとの話があり、市の職員に農政が作成している市内農家の連絡先が載っているチラシを持って来てもらい渡されました。
目的の農家に電話されましたが、留守の用なので家に帰ってから再度連絡されるそうです。
農産物が野生動物に荒らされていますので、綾瀬市では檻での捕獲と猟友会の皆さんの駆除で対象動物を駆除しています。
アライグマやハクビシンの檻での捕獲頭数は,2016年は72頭、2017年は83頭でした。園芸農家はそれぞれの農家が独自に檻を仕掛けています
カラスの捕獲は、2016年は2か所の檻で473羽、2017年は3か所の檻で924羽捕獲されました。
またJAさがみが綾瀬市猟友会に委託して処分されたカラスは、2016年は261羽、2017年は327刃が別個に処分されています。
アライグマやハクビシンの捕獲の檻を、市では市民に貸し出していますので、屋根裏などを荒らされた方は申し込んで下さい。
6月11日から17日まで、相鉄線横浜駅構内に、綾瀬のトウモロコシを広くPRするため、新デザインのポスターを掲示します。
綾瀬のトウモロコシの出荷が、6月中旬から始まります。多くの人が行きかう横浜駅で、目に留まり、記憶に残るように、読みやすく、呼びやすく、覚えやすいもの、最大の売りである「甘さ」と「鮮度」をイメージしやすい、新たなデザインを起用しました。(市HPの文面抜粋)
綾瀬市園芸協会トウモロコシ部会の生産者の皆さんは、早朝暗い内から収獲して、甘さや鮮度が高い状態で販売店舗に届けて、開店時間に店頭に並ぶようにしています。
ポスターに表示されている「メロンより甘い」の表示が気になり、担当課に出向いて調査したら「糖度」はメロンより高い事がわかりました。
職員の机の上には糖度を測定する糖度計が置いて有り、野菜や果物の調査をしている事がわかりました。
食べ頃の比較では、メロンは収穫して一定期間過ぎてから美味しく食べます。トウモロコシは畑で早朝収獲して直ぐに食べるのが一番美味しく、収穫時期と食べ頃の違いがありますが、美味しいトウモロコシを食べて下さい。
6月中旬ごろから、JAさがみグリーンセンター綾瀬で、数量限定で販売しています。7月3日午前9時から市役所1階市民ホールで臨時販売も有ります。どちらも直ぐに売り切れます。
落合北の遊水池工事に伴い、農業用路(中堀)が切り回し工事が行われました。
新しく作られた用水路は、幅50センチ、深さ1mです。
5月に水田に川の水を流しますので、それ以前に試験的に農業用水路に川の水を入れて調査をしました。
下流では、農業用堰を設置して用水路に貯めましたが、途中に堰が無いので、下流は溢水しているのに、上流は底の方に少し入っている状況です。
落合南5丁目の水田に、比留川に沿った市道の砂利が用水路を超えて、水田に堆積しています。
間の畑を挟んで2か所の水田は、大量の再生砕石が流入しています。
来月には水田に水を張って、田んぼを耕す作業が行われますが、その前に水田に有る再生砕石の除去作業が必要です。
最初に現場を見た時は、軽トラを道路から水田に降ろして駐車するスペースと思われる広さです。
水田の隣の道路に、再生砕石を戻しても、道路に雨水が流れると、再度水田に流れ込んでしまいます。
農政と道路に連絡して、対応策を確認します。
道路と水田の間の、農業用水路にも再生砕石が一杯でした。
新幹線から春日台中学校周辺までの農地を工業系用地に変えようとする計画が起きています。多くの地権者が反対て、当初計画約50haが34ha に減少して、現在14.5haで進められていますが、多くの地権者が農業を守りたい、先祖から受け継いだ住宅地を残したいと事業に反対の声を上げています。
予算概要版の14ページに、2017年11月20日時点の地権者の意向を出しています。
権利者数 総数92人 目標値74人以上 賛同状況69人(75.0%)
権利者面積 総数126.152 ㎡ 目標値100.922 ㎡以上 賛同状況84.792㎡以上(67.2%)
多くの地権者が反対しているのに、市は無駄な経費を投入して,換地設計や土木設計の予算として、新年度1625万1000円を計上しています。
事業賛成者の役員の人が、地域を回って土地の売買が行われた箇所について、第二東名を意識しての売買と話されているそうです。事業賛成役員の方は、工業系での用地の売買でなく、第二東名の計画地を意識して、市街化調整池でなく、市街化区域での売買を意識した行動ではないかと思われます。
今回の落合吉岡の整備について、①農業を継続したい方。②先祖から受け継いだ住居を残したい方。③今住んでいる住宅を建て替えたい方(減歩で面積が減少する)。④市街化にして売買を考えている方。⑤市外化で賃貸で土地を貸したい方。⑥将来、第二東名用地になるまで、調整地域で残したい方など、意見が複雑です。今回の事業は無駄なお金を使う無駄な事業と思います。
深谷川用水組合は、大正時代に現在厚木基地になっている蓼川の上流部に堰を設けて、蓼川の右岸部分にトンネル(南北)を掘って、途中から現在の綾瀬工業団地の地下を(東西)に台地の下を地下トンネルを手彫りで掘って、水量が少ない比留川や深谷川周辺の水田に水を流していました。
以前、聞いた話では、農家の皆さんが堰の管理のため厚木基地内に入っていたそうです。私が市議会議員になる前に、蓼川の右岸に沿って掘らていたトンネルは産業廃棄物処理業者が自分の敷地を増やすため、潰してしまったそうです。
私が議員に当選した35年前は、絢瀬工業団地内の加川製作所東側の斜面から坂を下った蓼川に水中ポンプを設置して、ポンプアップして、綾瀬工業団地の地下を深谷川まで流していました。 深谷中7丁目のドリームプレイウッズの敷地内に当時の水の出口があります。蓼川からくみ上げるポンプや深谷川に流れる農業用水を見ています。
その後、綾瀬工業団地地下のトンネルが壊れて、現在は水量が少ない比留川の水をポンプアップして水田に流しています。
蓼川の水は、厚木基地などの台地からの湧き水が多くきれいで水量が多くありましたが、比留川からの汲みあげる水は汚く困っていました。現在は下水道の普及が進み綺麗になりました。
30年以上前は、組合員が100人近くいましたが、区画整理事業で住宅地になり、埋め立てて畑になり、落合北の遊水池になるなどで。新年度の組合員は14名になってしまいました。
水田に水を入れるには、現在6カ所の農業用水堰を担当農家が管理しています。
比留川から水中ポンプで汲みあげていますが、過去には朝夕の水中ポンプのゴミの除去作業を交代制で農家が行っていましたが、現在は農家数も少ないので、市の農政の担当職員が立ち寄って6月1日から9月10日まで管理しています。水中ポンプは川に橋をかけて、大小2台のポンプを吊り下げていますので、定期的にポンプ近くのゴミ掃除が必要です。
比留川に流れる水が少ない場合は、ポンプを1台止めないと故障します。