「中国の債務は危険レベル」IMFが警告 (2017.8.17 朝鮮日報)
 


国際通貨基金(IMF)は15日、中国が持続的に成長するためには巨額の債務を整理すべきだと警告した。  

IMFは同日公表した年次報告書で、中国経済の今年の成長率予測を当初の6.2%から6.7%へと引き上げた。

しかし、IMFは「中国の成長は危険な負債に対する規制が緩いために可能となったもので、持続可能な成長のためには債務を整理すべきだ」と指摘した。  

IMFは昨年の国内総生産(GDP)の235%だった中国の家計、企業、政府の債務が2020年にはGDPの290%を超えると予想した。  

IMFは「国家の債務レベルが高まれば、中国金融当局は金融機関が販売する高金利の投資商品などの信頼低下に適切に対応できなくなる。

その場合、ヘッジファンドや投資銀行などに集中していた資金が急激に流出しかねない」との認識を示した。


今年の4月、南朝鮮における国家総負債はGDP比で336%でしたね。
 
去年までの増加幅と今年の成長率の改善などを含めて試算すると2020年には400%超える勢いなので、中国の290%が可愛く思えてしまうのはなぜでしょうか。

日本の負債比率が239%(2016年)。
 
中国は確か46%って言っていたような。
 
南朝鮮が38.3%?それが290%と400%なのだから、いつの間にか北東アジアは債務超過国の集団と化してしまったようですね。
 
中身が違いますが。


で、なぜ、こんな記事が出てきたのかと言うと、「中国はこんなに酷いんだぜ!」と言いたいから。
 
南朝鮮では急速に貧富の差が拡大して、今やドロのスプーン層が全体の半数に迫る勢いです。

ジニ係数というものがあります。0から1で表されるもので社会騒乱多発の警戒ラインは0.4とされています。
 
そのジニ係数、南朝鮮の場合、可処分所得ジニ係数が0.4259
 
これは2016年の数値であり、今はもっと悪化していると言われています。
 
昨年、ローソククーデターが起こったのは、0.4を大きく超えて社会不平等性がそのクーデターを後押ししたのですね。


そんな中、中国だけが景気良さそうにしているのですから、小中華で屋形越えできたと思い込んでいた南朝鮮としては面白くないワケです。
 
そこで、中国のマイナス材料を引っ張り出してきて溜飲を下げるのですね。これはそんな記事。

実際は南朝鮮と中国の間に息を飲むような駆け引きが展開されている事もなく、単に屋形越え実現は南朝鮮の思い込みに過ぎなかったワケですが、ただ、言えることは、中・南共に目の前に厳しい現実が待っている。
 
それに目を逸らし続けているのは、どちらかというと南朝鮮、そう感じるのは金田だけでしょうか。


いつもお読み下さりありがとうございます。あなたの一押しが同胞と戦う支えになります!