ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

三春の滝桜へ

2023-04-27 | AnotherNL
「さくら色の季節R5.」その2

その2にして県外です。
今年の桜はどこに行こうか?なんて話している頃から、
毎年のように行っている上越市の高田城址公園ではなく、
福島県の三春滝桜に行ってみない?なんて話をしていました。
新潟市周辺と高田、それにお隣の福島県なんかは桜の見ごろの時期が重なるので、
どうしても行先を絞らざるを得ません。
ということで、今年は三春の滝桜を選びました。


新潟を昼に出て(相変わらずスタート遅い)、磐越自動車道で一気に福島県三春町へワープ。
平日とはいえ、渋滞にハマって見られなくてはしょうがないと、
三春町運動公園から出ている無料のシャトルバスで現地入りしました。
チケット売り場まで続く行列に驚きましたが、
流れていないわけではなかったので、20分ほど並んだだけで観桜券を購入することができました。


6年ぶりの「三春滝桜」です。

滝桜を正面にすると左手の山が高くなっていて、ちょうどそこに日が沈むので、
16時前ではすでに全体に陰っぽい感じです。








推定でも樹齢1000年以上というベニシダレザクラ。
そのたたずまいは確かに滝桜。
ちょうどいい時に訪ねることができました。

6年前に初めて訪ねた時は、なんだか道中ですでに疲弊してしまって、
ウワサの滝桜だけど、どこからどうみたら貴方の美しさがわかるんでしょう??
と問いかけながら、ぐるぐるを周辺を歩き回り、
エフェクト撮影したりと迷走しまくり、終始、「わからんなぁ」とブツブツ言っていましたが、
今年はなんかゆとりをもって見ることができたような気がします。
写真に関しては、何回か近づいたりしたものの、毎周同じ写真を撮っていた気がしますが……


滝桜よりの高い位置にソメイヨシノが並んでいる場所があって、
6年前は「こっちの方がきれいじゃん」と、こちらばかり撮っていた記憶ですが、
ソメイヨシノはまだ咲き始めステータスでした。


「日本三大桜」に数えられる三春滝桜は、桜の木としては初めて国の天然記念物に指定された木で、
今年は天然記念物に指定されて100年というメモリアルな年なのだそうです。


もう夕刻ですが、滝桜の周りにはつねに人がいます。


周辺には少し菜の花も植えられていますが、
丈や範囲がまばらで、コレを活かすのは俺にはちょっと難しかった。


そして、日没です。

完全に余談ですが、福島に来たんだから「SIGMAレンズの里帰り~」と、
【18-50mm F2.8 DC DN | C】(APS-C)と【45mm F2.8 DG DN | C】(フル)の2本で撮影していました。
里帰りも何も、このところ普段からその組み合わせですし、なんの意味もありませんが……


6年前に来た時は、疲れ切っていたので「ライトアップまでしなくても良くね?」と、
始まる前に帰りましたが、しだいに周辺に設置された照明が滝桜を照らし始めました。

つづく

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】

【α7 II】+【SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary】


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出羽神社

2023-02-25 | AnotherNL

麓から車で有料道路を上がって、羽黒山山頂の出羽神社まで上がってきました。
駐車場に着いてビックリ。
かつてはいつ来ても沢山の車が停まっていた印象でしたが、
今のご時勢なのか、天候のせいなのか駐車場ガラガラ。

少し雨も強くなりましたが、まだ許容範囲かなと、
参拝行ってこようかと車を降りました。
で、境内に入って無人ぶりに再びビックリ。
こんなに人がいない出羽神社は初めてです。


三神合祭殿に着いた頃には、雨も強くなってきてしまいました。
天気予報あたったというか、ここまでよくもった感じですが。


寒さもあって扉は閉ざされており、
参拝の方は扉を開けてくださいとありました。
中では祈祷が行われている声が聞こえていたので、ちょっと申し訳なかったですが、
20センチほど開けてちょこっとお詣りさせていただきました。




白い彫刻が印象的です。
黒い方にめっちゃ見られています……


雨が強くなってきたので、三神合祭殿から動くことできず。
ただモヤってきて、なんか雰囲気出てきた。
雲の中に入っているんだろうな。


2,446段の石段最上部。
車でワープしたので、石段の雰囲気だけ見にきた。
子どもの頃、上から下って途中の茶屋まで行ってきたのですが、
もしかしたら俺も下から全部はまだ体験していないのかも。
雨も強くなってどんより暗いので、さらに撮るのが難しくなった……


月の灯篭。


雨が本降りになって、いよいよ動けなくなり、
おみくじひいて雨宿り。

雨は残念だけど、いいものを見ている感じ。
これはこれで来て良かった。




鐘楼も末社もモヤの中。


久しぶりに山形名物の玉こんにゃく。

雨が強くなってきたので、こんにゃく買って車にダッシュ。
いいもの見た感じだけど、のんびりできないのはもったいなかったな。


月山湖の冬装備の女神様。

ここからは余談になりますが、
三連休だったのですが、天候もあって予定立たず、
出羽神社を出た後は月山道路を使って内陸側に移動し、
そこでまたもう1泊どこか温泉宿に泊る案もあったんですが、
結局、山形県を南下して、新潟県に戻って帰宅するドライブで終わりました。

4年前にも山形旅行をしましたが、
どうも山形県を目的地にすると雨にたたられてます。
通過するだけとか、酒田とかまでお迎えに来た時なんかは降らないんだけどなぁ。
ま、これに懲りずにまた山形旅行したいです。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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石段と五重塔

2023-02-24 | AnotherNL
湯野浜温泉に泊まった翌朝、天気予報も良くないため、とくに予定は立てていなかった。
山形方面に行くなら、羽黒神社に行きたいと思っていたけど野外だしなぁと。
宿を出ると、予報よりは空も明るく、とりあえず行くだけ行ってみようかと。


以前に何度かきたことがあるのですが、前に来たのがいつか思い出せないくらい久しぶりです。
最後に来たのって、雪の時かなぁ。
トレッキングシューズで道なき道を進み、途中でiPhone4を落としたことに気が付き、
また雪の参道を戻っていったあの時……
あの時がスノーシューを買うきっかけにもなったので、やはり久しぶりの訪問のようです。


車で出羽三山神社本殿まで上がることもできますが、
やはり麓から。
というよりは五重塔に行きたかったので、下からです。

ここ随神門から本殿まで2,446段の石段が続いています。
案内板には60分との案内。

俺ひとりなら上まで歩いて登りたいところですが、
そういうわけにもいきませんし、なによりいつ雨が降り出してくるかわからないので、
本日は行けるところまで。



随身門からまずは一気に下ります。
上がると思って随神門をくぐると、急な下り階段であれ?となります。
下った先に沢山の末社が並んでいます。


白山遥拝。
ここにもあったのか。
やっぱり石なんですね。しかしやはり存在感が凄いな。
思わず拝まずにいられないのが白山の石。


コケ好きにはたまらなそうな参道です。


滝行が行われることもある須賀の滝。


京田川。


注連かけ桜にかけられたお注連。


生憎の空ですが、杉並木の参道を「見る」には雰囲気増してこれはこれでよいのですが、
ポツポツと雨が降り出してしまいました。
幸いなことに木々に覆われた参道なので、それほど雨が気になるほどではなかったのですが。

で、なんで雨が降ったら引き返す前提なのに、我々は傘もささず、
雨具もないんでしょう。
要検討ではないでしょうか?


国宝になっている羽黒山の五重塔です。
東北では最古で、現在のものは600年前に再建されたものだとか。
令和5年から2年かけて茅葺き屋根の改修工事が行われるそうで、
しばらく五重塔は見られなくなるそうです。
改修工事後も、この年季入った状態の五重塔は見られないでしょうから、
いいタイミングで見ることができました。


天候と杉林の中ということで暗く、なかなか肉眼で見ている様に写すのが難しい。
感度を上げればノイズになるし、明るく補正すると雰囲気なくなるし、
雨に打たれながらあーでもない、こーでもないとシャッターをきる。


樹齢1,000年という「爺杉」越しの五重塔。
杉の迫力もすごいなぁ。


雨が降ってきたので、五重塔も見たことだし、
今回は一の坂の手前で引き返すことにしました。
石段はここからが本領発揮なのですが、
まぁ仕方ない。
そういえば、先に書いた雪の中に訪れた時、落としたiPhoneはここで雪に刺さっているのを見つけたことを思い出しました。
あの時もここで引き返したんだよな。
足ズボ状態じゃこの坂は無理だと。


随神門前まで引き返してきました。
一気に下った坂ですから、もちろん最後は一気に上ることになります。


石段の参道は、一の坂の先からの方が雰囲気あるんだとはわかっているんですが、
まぁ、上からちょっと下ってみればいいかと思って、
とりあえず車に戻りました。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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湯野浜

2023-02-22 | AnotherNL
11月の終わりのことですが、何の予定もない3連休があったので、
せっかく県外移動も解禁になったことだしと、ちょっと遠出することにしました。

季節的に半端なので、俺は特に行きたいところはなく、
妻に色々と探してもらった結果、


山形県の湯野浜温泉に。
って、そこ、これまで数えきれないくらい通ってる……

秋田に行く途中で、国道7号をずっと行くよりも近くなるので、
ウチは毎回、海岸線の湯野浜温泉を通過する道を使っているのです。
もう日中から深夜まで時間を問わず、何度通過したかわからない。

でも、湯野浜温泉でゆっくりしたことはないのよね。
いつも通過するだけだから、一度くらい泊ってもいいよねーということで。

生憎と大変天気が悪かったです。


元民宿らしく、昭和チックなお部屋でした。
まぁ、温泉入ってご馳走食べて寝るだけですからね、そんな立派な部屋でももったいないかも。


なんか部屋風呂でも蛇口をひねれば温泉が出てくるらしいのですが、
結局、大浴場しか行かなかった。


カジキ飛び出してます。


その大浴場。
いつぞやのように誰もおらず貸し切り状態でした。
大きな浴槽はありませんが、
普段、シャワーしかないし、小さくても誰もいないのですから、
俺がのんびり浸かるには十分に広かったです。

子ども用のおもちゃがたくさん置かれていたり、
洗面台には、おそらく宿の方の歯磨きセットやら軟膏が置いてあったりで、
なんだか家庭的。


このご時勢らしく、食事は区切られた大広間で家族ごとな形で、
他の宿泊客に会うこともほぼなく、気を遣わなくていい感じです。


とてもご馳走。
ブログには書いてないけど、実はこの年2回目の温泉宿のご馳走となりました。

いつも妻が、安いところを見つけてくれるので、
温泉入って泊って、こんなご馳走まで出して、大赤字じゃないのか!?と
余計な心配をしてしまいます。
(旅行支援の関係で、本来はそれなりにいいお値段らしいですが)

苦手な牡蠣も2回目。生でしたが柚子がよく効いていて、何事もなく食べられました。
10数年ぶりじゃないかという蟹は、うーん、やっぱり蟹の良さってわからない……という感想でした。
どちらも普段は手を出さないものですが、
俺の場合、好みでないだけで食べられないわけではないので、
基本、お出かけ先で出てきた場合には食べることにしています。
ま、やっぱり好みではないので、好意的な感想は出ませんが……好みだからしょうがない。


旅先の他県で見る天気予報ってなんか好き。


翌日もどんより。
まぁ湯野浜温泉に泊まるという目的は果たせたかな。
新潟と、妻の出身地である秋田の間に、またひとつ思い出の地を刻みました。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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ちょっと酒田から

2022-11-25 | AnotherNL
かれこれひと月ちょっと前のことですが、秋の帰省のお見送りで酒田まで。


前に酒田までお見送りに来た時には改装中だった工事が終わった様子の酒田駅。


任務完了したし、とっとと特急で帰ろうかね。






























手のひらに収まる小さなカメラで単焦点スナップ。
使い難いところもあるけど、なんだかんだで気に入っているカメラです。

近頃、やっぱりコンデジ派だと再認識しているようです。
高性能で高画質なカメラより、安くてクセのある小さなカメラを求めています。

【Cyber-shot DSC-RX0】


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雲昌寺

2022-09-02 | AnotherNL
北紀行外伝3

今回の北紀行は7月だったので、
そういえば秋田県にアジサイの名所ってないの?と聞いてみたら、
教えてくれたのが、男鹿半島にある「雲昌寺(うんしょうじ)というお寺でした。


「雲昌寺」は男鹿半島の北浦(きたうら)というところにあります。
アジサイの時期は、離れたところに仮設の駐車場が用意され、
そこから歩いていくことになります。


あじさいの名所といっても、大勢の人で賑わうようになったのは近年のことで、
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト」とかいうのに、2017年に選ばれ、
それからはSNSを中心に拡散されてという、現代的な名所らしい。
まぁなんにせよ、選ばれるってのは良いことですね。


はじめは1本の青いアジサイから始まり、
そこから15年以上をかけ徐々に数を増やし、
いまでは1500株以上に増えて、境内を埋め尽くすように。






7月の上旬だったので、花も痛んできていましたけど、
まだまだ十分、楽しめました。
たぶん俺ひとりだったら半日はいる。
……この日は、ここから大館市まで北上する予定だったので、
一通り……いや、二通りちょっとくらい見る程度にしましたけど。


ちなみに、青くないアジサイがある一角もあります。








これを一本一本増やしていったというのが、すごいですね。

境内から見える漁村の風景もいい感じでした。
アジサイを見てから、下の漁村に降りて、ぷらぷらと散歩するのもいいかもしれません。
(田舎の漁村好き)
この日は、駐車場から寺まで往復歩いただけで、日焼けするほど暑い日だったので、
もうちょっと涼しい方がありがたいですが。


秋田名物「ババヘラ」アイスも、雲昌寺の前に売っているのは、
特別にアジサイ仕様(ブドウ+ソーダ)でした。
暑くて、受け取った瞬間から溶け始めた。

天候に恵まれて暑かったけれど、とてもいい感じの場所でした。
そして男鹿半島に行くたびに、また行きたくなってしまう。
男鹿半島、ディープな場所だわ……


新潟にもアジサイ寺欲しいですね。海の向こうにはあるんですが……

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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玉簾の滝

2022-09-01 | AnotherNL
北紀行外伝2
山形県を北上し、山形県と秋田県のあいだに聳える鳥海山の麓へ。
鳥海山麓には、いくつも滝があって、前々から回りたいと思っているものの、
微妙な距離なので、なかなか行くことができませんでした。

今回、久しぶりに鳥海山の滝のひとつに行けることになったものの、
先の「善寶寺」で予想外に時間を喰いすぎたため、
結局、滝の駐車場に着いたのは、夕刻になってからでした。

うーん、そんなに駐車場からなさそうだし、
一応、せっかく来たんだからパパっと見てくるかと、歩き始めました。


鳥海山にあると思っていた滝でしたが、
鳥海山を背にして歩いていきます。
ジオパークのHPによると、出羽丘陵というところにあるようです。
持っている道路地図で見ると、鳥海山の中なんですけど。
(安いから縮尺が大きすぎるのよね)

いつかは山歩したい鳥海山。
そう書いていれば、いつかは行けるだろうと思っている鳥海山。


駐車場から滝までは、なんか名物的な石やらがいくつかあります。
時間がなかったので、ほぼチラ見でした。
この岩の裏手では、盛大なマクロ用のフラッシュシステムを組んだ方が、コケを撮っている様でした。
その人が見えてない時に、岩の裏が突然、ピカッ!っと光るもんだから、なんだかと思った。
珍しいコケでも映えているんでしょうか。


御嶽神社は改修中。
まぁ、お参りはできたので、ご挨拶。


「玉簾の滝」(たますだれのたき)

事前に滝の写真とか見ないで行ったので、第一印象は、高!でした。
「玉簾の滝に行ってみたい」
「あー、よく標識は見かけるよね~、じゃあそこ行こう」
という感じで決まり、下調べなし。(俺は)
道路地図でだいたいの場所を調べて、当日、地図を見ながら移動。
……俺の旅行なんて、いまだにそんなもんですよ。
カーナビは相当古くなってしまったので外しました。
スマホの地図はデータ通信が無制限ではないので使ってられません。


滝つぼには虹が。
スマホで撮ると簡単に写るのに、
デジカメで簡単に撮っても写らないけど虹が。


自分たちは、もう遅くなったからと、一直線に滝を目指してきたけど、
まだまだ他にも観光客が。
なにもそんなに急がなくても良かったのかもしれない。


いや~、夏らしい、爽やかな感じの、玉簾~って滝だねぇ。
(超観光客目線)

柱状節理の壁が、妙高の苗名滝のようであるな。

滝は、もうちょっと季節とか、時間とかよく計画してから行くと、
きっともっときれいに見られるんだろうな、といつも思います。
行き当たりばったりな俺が、そんな滝見物、いつになったらできるんだかわかりませんが。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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善寶寺

2022-08-31 | AnotherNL
今回の北紀行外伝は三部作です。(外伝?

山形県鶴岡市にある「善寶寺」を訪ねました。
その名を妻から聞いた時には、どこ?でしたが、昔、人面魚で話題になったと聞いて、
ああ、と思い当たりました。
子どもの頃に連れて行ってもらった記憶がありますが、もうほとんど覚えていません。

場所としては、加茂水族館からも近い、海近くの山にあります。






着いて驚いたのは、五重塔やら大きなお堂やらが立ち並び、
でかい彫刻があちこちにあるのが、もう入る前から見えていまして、
こんなに立派なところだったのか……と、入る前にビビりました。

かつてはかなり信仰を集めていたんじゃないでしょうかね。


「竜王尊」のでかい提灯がさがる「感應殿」
寺なのになんで賽銭箱があるんだ?と思いましたが、
こちらのお寺は龍神様が祀られているのだそうです。




「感應殿」の裏にある「竜王殿」
とても面白い形をしています。竜宮城を模して作られているとか。

龍神様の寺ですから、海の安全や大漁祈願する漁業関係者から信仰を集めていたんじゃないですかねぇ。。


竜王殿の裏の森でロケットみたいなの発見。


その奥に小さなお堂「秋葉堂」

まだまだ奥はある様でしたが、ここまでで引き返すことにしました。
こんなに大きなお寺だと思ってなかった。




「貝喰みの池」
人面魚がいるという池です。
子どもの頃の記憶では、こんなに大きな池ではなかった気がするのですが、
人面魚が話題になったちょっと後くらいに、人面魚の池だと連れていかれた記憶があるので、
行ったことがあるのは間違いないと思います。
で、当時はたぶん池しか来なかったんじゃないかな。池の記憶しかないし。


で、人面魚ですが、池についてすぐに見つかりました。
まぁ、どこの池にも結構いますよね人面魚。
黒めの鯉で、正面から見ると陰影の関係で顔に見えるっていう。
写真はちゃんと撮れませんでしたが。

餌付けされているので、人が来ると鯉の方から集まってきます。
なのですぐに人面魚も現れます。
見ると、亀もいるし、スッポンまで混じってました。


池の奥にある「龍神堂」
竜王殿ほど立派ではありませんが、小さいながらもしっかり威厳があるような感じがします。


道中にあった立て看板によると、かの人面魚ブームの時は1日に1万人もの観光客が訪れることもあったそうで、
その名残なのか、寺の周辺には観光客目当てにいろいろ始めたんだろうなぁと思われる、
ブームの果てが多く見られました。

今は静かな善寶寺でした。
見どころ盛沢山で、思っていたより行って良かったと思えました。
今回は時間に限りがありましたから、
今度またゆっくり見てもいいかなぁ。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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2年ぶりの北紀行

2022-07-28 | AnotherNL

2020年11月以来の県外となりました。

7月に3連休があり、どうしようかと思っていたところ、
突然の県外移動解禁。
それならと、妻の実家に行こうと提案をして、行ってきました。
しかし、宿をとったりしたものの、直前で感染者数が増えだして、
またいつ県境の「扉」が閉ざされるかわからない状況になり、
前日までヒヤヒヤしていました。


ということで、2020年の2月以来の北紀行です。
幸い、好天に恵まれました。


山形県、秋田県と北上していく道中、
一番驚いたのは、この2年で風力発電の風車が、ビックリするくらいに増えた。


2年ぶりの鳥海山が、山形側、秋田側どちらからもキレイに見えただけでも嬉しい。
結構、雲がかかっていることが多いですからね。


ああ、そう簡単には世界規模に拡大した感染症が、すぐに収まるはずがないとは思っていたけど、
まさか2年も秋田県に来ることができなくなるとは、思わなかったなぁ。
仕事がら、世間一般より制限が厳しいのはありますけど。


秋田駅前の秋田杉を用いたバスターミナル。

金沢駅の鼓門とは言わないけどさ、新潟駅にもこのくらい頑張ってほしいものだと思う。
今のところ、なんの顔もない建て替えになりそうだし。


我が家の旅行は基本的にビジネスホテル泊です。
朝食サービスがとても嬉しいです。
ひとりもんだった頃から比べたら、ご当地の美味しそうなものを食べることは増えたけど、
相変わらず、コンビニで済ませたりとかも多い。


妻は春に帰省したばかりなので、実家には泊まらなくてもいいという話だったので、
じゃあ、寄り道しながら北上して、実家でUターンという形のプランにしようということで、
今回は、男鹿半島に寄り道。
男鹿半島には何回か行っているけど、わざわざ車を降りて、巨大ナマハゲの写真を撮ったのは初。




今回のメインカメラは【NEX-5T】+【E16mm F2.8】
GRが自分の終着点だと思っている俺にとっては、時にこれだけで十分じゃないかと思うこともある。

と、言いつつ、別のカメラも持っていて、移動以外の写真はそっちで撮っていました。
それらは個別に別記事で。


大館駅も建て替え工事中でした。
今回、大館市内で撮った風景がコレだけだった……

新コロ感染拡大で、結婚してから4年経ったのに、そのうち2年半も妻実家に顔を出すことができず、
ずっと申し訳なく思っていたのですが、ようやく行くことができ、墓参りもすることができて良かったです。


大館駅前の「花善」さんでランチ。
久しぶりだったので、一番人気の鶏めし御膳。

「花善」の食堂に来るのは、ウチの両親を大館に連れてきた時以来だから、前に来たのはもう5年くらい前になるのか。
時が流れるの早い……

それにしても「鶏めし」は、いつも美味しい。


帰路は天気予報的にはイマイチだったのですが、
幸い、ほとんど雨にあたることなく、雨雲をすり抜けて帰ってくることができました。

片道9時間のドライブも、ふたりで交代しながらなら、だいぶ負担も減ります。
こうして交代でドライブしながら、妻実家に行くと、
あらためて、遠くからわざわざ来てくれたことに感謝します。


堅苔沢灯台。
そういえば「ホテル雷神」が跡形もなくなっていた。
ニュースでは知っていたけど。

またいつ県境の扉が閉ざされるのかわからない状況ですが、
開いているうちに、ずっと気になっていたことができて良かった。
あちこち行きたいところはあるんだけどなぁ、
いつまで扉が開いているかな……

久しぶりなので補足しておきますが、「北紀行」とは、
妻の実家のある秋田県大館市に行ってくることを、当ブログではそう表現しています。

【NEX-5T】+【E16mm F2.8】


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GoTo県外リターンズ

2020-11-17 | AnotherNL

送りがあれば、迎えがある。
ということで帰省していた妻が帰ってくるのを、酒田まで迎えに行ってきました。


今回も特急利用にしました。
久しぶりのピンク「いなほ」です。(正式にはハマナス色)
乗り込むのが若干こっぱずかしい。


それほど天候も悪くないハズでしたが、家を出てすぐに雨に降られたり、
曇天続きで、今回は車窓からの眺めはイマイチ。


【Cyber-shot DSC-RX0】

今回の相棒は【α6500】に【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】です。
APS-C機にはちょっと大きいです。こだわりのフィルター径のおかげで、このサイズになってしまったのでしょうね。
もちろん重量は変わらないので、軽いのはいいんですけど。あと太いのでピントリングが回しやすい。


新潟駅の中に入っているパン屋でオヤツにと買ってきた正方形の食パンを齧りながら、
ボーっと外を眺めていました。


山形県に入り、三瀬駅のあたりから線路はグッと内陸に入っていきます。
田んぼには白鳥たちが。
このあたりで越冬するのか、今後新潟まで南下してくるのか、どうなんでしょうね。


特急なので、あっという間に座っているだけで酒田到着。
曇っているだけかと思ったら、風が凄く強い。

酒田をブラブラしようと思っていたのだけど、この頃、妻から「今、象潟出る」との通信が。
ということは40分くらいしかない?


さて、どこへ行こうか。
行こうと思っていた日和山公園は……約2km先?間に合うか!?


酒田は写真家 土門拳のゆかりの地。記念館もありますし、こんなものも立っています。
さすがに今回、記念館方面まで行っている時間はなし。


こちらも酒田のあちこちで見られる酒田獅子頭。

強風のなか、日和山公園を目指して全力移動。
こうして酒田の町を歩くのは初めてなので、先の地図や、標識だけが頼り。


やっと着いた日和山公園。
スケールダウンした北前船があるのですが、冬のために帆は張られておらず、
「冬場が保護のため、池の水全部抜いてあります」
おおう、なんてこったい。


六角形の灯台をチラっと眺め、今度は、山居倉庫へ向かって全力移動開始。
う~ん、光と時間が欲しい。


戻る途中、酒田港に雲間から光が差したのが印象的でした。
すげー風の中、速足で歩く歩く。
ランニングシューズなので、走れないことはないけど、走る恰好なのは足元だけ。


山居倉庫に到着したところで、妻から「(酒田駅)着いた」との通信。
待ってて貰えれば(1.5㎞)歩いて戻るけど?と言ったのだけど、山居倉庫まで来てくれるとのこと。




ということで、俺はグルグルと見物。
見どころの欅並木は、すでにだいぶ落葉が進んでしまっていた。で、光無し。


うん、歪曲収差補正が効いていますね。線がまっすぐ。
もちろん、そんなことを確かめたくて撮ったわけではありませんが。


一瞬だけ、光が差してくれました。

妻と合流して、車の運転を交代。俺の運転で新潟まで戻りました。
合流した時点で日没近かったため、写真もなし。

県外移動解禁になって、こうして酒田まで送り迎えをすることができましたが、
第3波とも言われる状況の中で、またもしかしたら制限が厳しくなるかもしれないと、職場の管理者からお話がありました。
いい時に帰省したね。
気兼ねなくGoTo県外ができる日は、まだ遠いようです。

【α6500】+【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】


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