ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

雲昌寺

2022-09-02 | AnotherNL
北紀行外伝3

今回の北紀行は7月だったので、
そういえば秋田県にアジサイの名所ってないの?と聞いてみたら、
教えてくれたのが、男鹿半島にある「雲昌寺(うんしょうじ)というお寺でした。


「雲昌寺」は男鹿半島の北浦(きたうら)というところにあります。
アジサイの時期は、離れたところに仮設の駐車場が用意され、
そこから歩いていくことになります。


あじさいの名所といっても、大勢の人で賑わうようになったのは近年のことで、
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景公式WEBサイト」とかいうのに、2017年に選ばれ、
それからはSNSを中心に拡散されてという、現代的な名所らしい。
まぁなんにせよ、選ばれるってのは良いことですね。


はじめは1本の青いアジサイから始まり、
そこから15年以上をかけ徐々に数を増やし、
いまでは1500株以上に増えて、境内を埋め尽くすように。






7月の上旬だったので、花も痛んできていましたけど、
まだまだ十分、楽しめました。
たぶん俺ひとりだったら半日はいる。
……この日は、ここから大館市まで北上する予定だったので、
一通り……いや、二通りちょっとくらい見る程度にしましたけど。


ちなみに、青くないアジサイがある一角もあります。








これを一本一本増やしていったというのが、すごいですね。

境内から見える漁村の風景もいい感じでした。
アジサイを見てから、下の漁村に降りて、ぷらぷらと散歩するのもいいかもしれません。
(田舎の漁村好き)
この日は、駐車場から寺まで往復歩いただけで、日焼けするほど暑い日だったので、
もうちょっと涼しい方がありがたいですが。


秋田名物「ババヘラ」アイスも、雲昌寺の前に売っているのは、
特別にアジサイ仕様(ブドウ+ソーダ)でした。
暑くて、受け取った瞬間から溶け始めた。

天候に恵まれて暑かったけれど、とてもいい感じの場所でした。
そして男鹿半島に行くたびに、また行きたくなってしまう。
男鹿半島、ディープな場所だわ……


新潟にもアジサイ寺欲しいですね。海の向こうにはあるんですが……

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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玉簾の滝

2022-09-01 | AnotherNL
北紀行外伝2
山形県を北上し、山形県と秋田県のあいだに聳える鳥海山の麓へ。
鳥海山麓には、いくつも滝があって、前々から回りたいと思っているものの、
微妙な距離なので、なかなか行くことができませんでした。

今回、久しぶりに鳥海山の滝のひとつに行けることになったものの、
先の「善寶寺」で予想外に時間を喰いすぎたため、
結局、滝の駐車場に着いたのは、夕刻になってからでした。

うーん、そんなに駐車場からなさそうだし、
一応、せっかく来たんだからパパっと見てくるかと、歩き始めました。


鳥海山にあると思っていた滝でしたが、
鳥海山を背にして歩いていきます。
ジオパークのHPによると、出羽丘陵というところにあるようです。
持っている道路地図で見ると、鳥海山の中なんですけど。
(安いから縮尺が大きすぎるのよね)

いつかは山歩したい鳥海山。
そう書いていれば、いつかは行けるだろうと思っている鳥海山。


駐車場から滝までは、なんか名物的な石やらがいくつかあります。
時間がなかったので、ほぼチラ見でした。
この岩の裏手では、盛大なマクロ用のフラッシュシステムを組んだ方が、コケを撮っている様でした。
その人が見えてない時に、岩の裏が突然、ピカッ!っと光るもんだから、なんだかと思った。
珍しいコケでも映えているんでしょうか。


御嶽神社は改修中。
まぁ、お参りはできたので、ご挨拶。


「玉簾の滝」(たますだれのたき)

事前に滝の写真とか見ないで行ったので、第一印象は、高!でした。
「玉簾の滝に行ってみたい」
「あー、よく標識は見かけるよね~、じゃあそこ行こう」
という感じで決まり、下調べなし。(俺は)
道路地図でだいたいの場所を調べて、当日、地図を見ながら移動。
……俺の旅行なんて、いまだにそんなもんですよ。
カーナビは相当古くなってしまったので外しました。
スマホの地図はデータ通信が無制限ではないので使ってられません。


滝つぼには虹が。
スマホで撮ると簡単に写るのに、
デジカメで簡単に撮っても写らないけど虹が。


自分たちは、もう遅くなったからと、一直線に滝を目指してきたけど、
まだまだ他にも観光客が。
なにもそんなに急がなくても良かったのかもしれない。


いや~、夏らしい、爽やかな感じの、玉簾~って滝だねぇ。
(超観光客目線)

柱状節理の壁が、妙高の苗名滝のようであるな。

滝は、もうちょっと季節とか、時間とかよく計画してから行くと、
きっともっときれいに見られるんだろうな、といつも思います。
行き当たりばったりな俺が、そんな滝見物、いつになったらできるんだかわかりませんが。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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善寶寺

2022-08-31 | AnotherNL
今回の北紀行外伝は三部作です。(外伝?

山形県鶴岡市にある「善寶寺」を訪ねました。
その名を妻から聞いた時には、どこ?でしたが、昔、人面魚で話題になったと聞いて、
ああ、と思い当たりました。
子どもの頃に連れて行ってもらった記憶がありますが、もうほとんど覚えていません。

場所としては、加茂水族館からも近い、海近くの山にあります。






着いて驚いたのは、五重塔やら大きなお堂やらが立ち並び、
でかい彫刻があちこちにあるのが、もう入る前から見えていまして、
こんなに立派なところだったのか……と、入る前にビビりました。

かつてはかなり信仰を集めていたんじゃないでしょうかね。


「竜王尊」のでかい提灯がさがる「感應殿」
寺なのになんで賽銭箱があるんだ?と思いましたが、
こちらのお寺は龍神様が祀られているのだそうです。




「感應殿」の裏にある「竜王殿」
とても面白い形をしています。竜宮城を模して作られているとか。

龍神様の寺ですから、海の安全や大漁祈願する漁業関係者から信仰を集めていたんじゃないですかねぇ。。


竜王殿の裏の森でロケットみたいなの発見。


その奥に小さなお堂「秋葉堂」

まだまだ奥はある様でしたが、ここまでで引き返すことにしました。
こんなに大きなお寺だと思ってなかった。




「貝喰みの池」
人面魚がいるという池です。
子どもの頃の記憶では、こんなに大きな池ではなかった気がするのですが、
人面魚が話題になったちょっと後くらいに、人面魚の池だと連れていかれた記憶があるので、
行ったことがあるのは間違いないと思います。
で、当時はたぶん池しか来なかったんじゃないかな。池の記憶しかないし。


で、人面魚ですが、池についてすぐに見つかりました。
まぁ、どこの池にも結構いますよね人面魚。
黒めの鯉で、正面から見ると陰影の関係で顔に見えるっていう。
写真はちゃんと撮れませんでしたが。

餌付けされているので、人が来ると鯉の方から集まってきます。
なのですぐに人面魚も現れます。
見ると、亀もいるし、スッポンまで混じってました。


池の奥にある「龍神堂」
竜王殿ほど立派ではありませんが、小さいながらもしっかり威厳があるような感じがします。


道中にあった立て看板によると、かの人面魚ブームの時は1日に1万人もの観光客が訪れることもあったそうで、
その名残なのか、寺の周辺には観光客目当てにいろいろ始めたんだろうなぁと思われる、
ブームの果てが多く見られました。

今は静かな善寶寺でした。
見どころ盛沢山で、思っていたより行って良かったと思えました。
今回は時間に限りがありましたから、
今度またゆっくり見てもいいかなぁ。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


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2年ぶりの北紀行

2022-07-28 | AnotherNL

2020年11月以来の県外となりました。

7月に3連休があり、どうしようかと思っていたところ、
突然の県外移動解禁。
それならと、妻の実家に行こうと提案をして、行ってきました。
しかし、宿をとったりしたものの、直前で感染者数が増えだして、
またいつ県境の「扉」が閉ざされるかわからない状況になり、
前日までヒヤヒヤしていました。


ということで、2020年の2月以来の北紀行です。
幸い、好天に恵まれました。


山形県、秋田県と北上していく道中、
一番驚いたのは、この2年で風力発電の風車が、ビックリするくらいに増えた。


2年ぶりの鳥海山が、山形側、秋田側どちらからもキレイに見えただけでも嬉しい。
結構、雲がかかっていることが多いですからね。


ああ、そう簡単には世界規模に拡大した感染症が、すぐに収まるはずがないとは思っていたけど、
まさか2年も秋田県に来ることができなくなるとは、思わなかったなぁ。
仕事がら、世間一般より制限が厳しいのはありますけど。


秋田駅前の秋田杉を用いたバスターミナル。

金沢駅の鼓門とは言わないけどさ、新潟駅にもこのくらい頑張ってほしいものだと思う。
今のところ、なんの顔もない建て替えになりそうだし。


我が家の旅行は基本的にビジネスホテル泊です。
朝食サービスがとても嬉しいです。
ひとりもんだった頃から比べたら、ご当地の美味しそうなものを食べることは増えたけど、
相変わらず、コンビニで済ませたりとかも多い。


妻は春に帰省したばかりなので、実家には泊まらなくてもいいという話だったので、
じゃあ、寄り道しながら北上して、実家でUターンという形のプランにしようということで、
今回は、男鹿半島に寄り道。
男鹿半島には何回か行っているけど、わざわざ車を降りて、巨大ナマハゲの写真を撮ったのは初。




今回のメインカメラは【NEX-5T】+【E16mm F2.8】
GRが自分の終着点だと思っている俺にとっては、時にこれだけで十分じゃないかと思うこともある。

と、言いつつ、別のカメラも持っていて、移動以外の写真はそっちで撮っていました。
それらは個別に別記事で。


大館駅も建て替え工事中でした。
今回、大館市内で撮った風景がコレだけだった……

新コロ感染拡大で、結婚してから4年経ったのに、そのうち2年半も妻実家に顔を出すことができず、
ずっと申し訳なく思っていたのですが、ようやく行くことができ、墓参りもすることができて良かったです。


大館駅前の「花善」さんでランチ。
久しぶりだったので、一番人気の鶏めし御膳。

「花善」の食堂に来るのは、ウチの両親を大館に連れてきた時以来だから、前に来たのはもう5年くらい前になるのか。
時が流れるの早い……

それにしても「鶏めし」は、いつも美味しい。


帰路は天気予報的にはイマイチだったのですが、
幸い、ほとんど雨にあたることなく、雨雲をすり抜けて帰ってくることができました。

片道9時間のドライブも、ふたりで交代しながらなら、だいぶ負担も減ります。
こうして交代でドライブしながら、妻実家に行くと、
あらためて、遠くからわざわざ来てくれたことに感謝します。


堅苔沢灯台。
そういえば「ホテル雷神」が跡形もなくなっていた。
ニュースでは知っていたけど。

またいつ県境の扉が閉ざされるのかわからない状況ですが、
開いているうちに、ずっと気になっていたことができて良かった。
あちこち行きたいところはあるんだけどなぁ、
いつまで扉が開いているかな……

久しぶりなので補足しておきますが、「北紀行」とは、
妻の実家のある秋田県大館市に行ってくることを、当ブログではそう表現しています。

【NEX-5T】+【E16mm F2.8】


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GoTo県外リターンズ

2020-11-17 | AnotherNL

送りがあれば、迎えがある。
ということで帰省していた妻が帰ってくるのを、酒田まで迎えに行ってきました。


今回も特急利用にしました。
久しぶりのピンク「いなほ」です。(正式にはハマナス色)
乗り込むのが若干こっぱずかしい。


それほど天候も悪くないハズでしたが、家を出てすぐに雨に降られたり、
曇天続きで、今回は車窓からの眺めはイマイチ。


【Cyber-shot DSC-RX0】

今回の相棒は【α6500】に【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】です。
APS-C機にはちょっと大きいです。こだわりのフィルター径のおかげで、このサイズになってしまったのでしょうね。
もちろん重量は変わらないので、軽いのはいいんですけど。あと太いのでピントリングが回しやすい。


新潟駅の中に入っているパン屋でオヤツにと買ってきた正方形の食パンを齧りながら、
ボーっと外を眺めていました。


山形県に入り、三瀬駅のあたりから線路はグッと内陸に入っていきます。
田んぼには白鳥たちが。
このあたりで越冬するのか、今後新潟まで南下してくるのか、どうなんでしょうね。


特急なので、あっという間に座っているだけで酒田到着。
曇っているだけかと思ったら、風が凄く強い。

酒田をブラブラしようと思っていたのだけど、この頃、妻から「今、象潟出る」との通信が。
ということは40分くらいしかない?


さて、どこへ行こうか。
行こうと思っていた日和山公園は……約2km先?間に合うか!?


酒田は写真家 土門拳のゆかりの地。記念館もありますし、こんなものも立っています。
さすがに今回、記念館方面まで行っている時間はなし。


こちらも酒田のあちこちで見られる酒田獅子頭。

強風のなか、日和山公園を目指して全力移動。
こうして酒田の町を歩くのは初めてなので、先の地図や、標識だけが頼り。


やっと着いた日和山公園。
スケールダウンした北前船があるのですが、冬のために帆は張られておらず、
「冬場が保護のため、池の水全部抜いてあります」
おおう、なんてこったい。


六角形の灯台をチラっと眺め、今度は、山居倉庫へ向かって全力移動開始。
う~ん、光と時間が欲しい。


戻る途中、酒田港に雲間から光が差したのが印象的でした。
すげー風の中、速足で歩く歩く。
ランニングシューズなので、走れないことはないけど、走る恰好なのは足元だけ。


山居倉庫に到着したところで、妻から「(酒田駅)着いた」との通信。
待ってて貰えれば(1.5㎞)歩いて戻るけど?と言ったのだけど、山居倉庫まで来てくれるとのこと。




ということで、俺はグルグルと見物。
見どころの欅並木は、すでにだいぶ落葉が進んでしまっていた。で、光無し。


うん、歪曲収差補正が効いていますね。線がまっすぐ。
もちろん、そんなことを確かめたくて撮ったわけではありませんが。


一瞬だけ、光が差してくれました。

妻と合流して、車の運転を交代。俺の運転で新潟まで戻りました。
合流した時点で日没近かったため、写真もなし。

県外移動解禁になって、こうして酒田まで送り迎えをすることができましたが、
第3波とも言われる状況の中で、またもしかしたら制限が厳しくなるかもしれないと、職場の管理者からお話がありました。
いい時に帰省したね。
気兼ねなくGoTo県外ができる日は、まだ遠いようです。

【α6500】+【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】


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GoTo県外

2020-10-28 | AnotherNL
先週、ついに県外へ出ることが解禁になりました。
関東地方だけは、変わらず職場への事前報告書が必要ですが。
ま、俺は関東地方は数年に一度しか行かないので、問題ありませんが。

ちょうど妻が法事で里帰りしたいと言っていて、また報告書書かないとだし、
県内しか送迎できないって半端なんだよなぁ、と思っていた矢先の突然の解禁でした。
年内は諦めていたので驚きました。


ということで、久しぶりの北紀行。
山形県に入って、堅苔沢灯台です。
もういつ以来なのかもわからない、久しぶりの県外に、ドライブしているだけでもテンションがあがります。


どこまで送ればいい?と尋ねても、どこでもいいという返事なので、
いつもの通りに、由良で国道7号を外れて海沿いの道を行きます。
湯野浜温泉街越しの鳥海山も冠雪していますね。


さすがに本当にどこでもいいというわけにもいかないので、
酒田で見送ることにしました。
このまま秋田まで行きそうな勢いでしたが……
妻を見送って、俺は酒田駅へ。


ちょうど新潟行の特急「いなほ」が来るので、それに乗ることにします。
落ち着いてゆっくり電光掲示板を見ると、そのあとに普通列車の新津行もありましたね。
それでも良かったなぁ。


駅に着いた時、外からハマナス色の「いなほ」が見えていたので、それに乗るのだと思ったら、
ハマナス色は乗れない線路に停車していました。


結局、いつもの通常色が入ってきた。


酒田は新潟行の特急が停車するので、あっという間に新潟まで戻れてしまいます。
ラクな送迎ですね。
特急料金はかかりますが。




天気に恵まれたので、車窓から外を眺めていても飽きることがありません。
田んぼには白鳥たちの姿も、たくさん見つけることができました。


笹川流れまで来ると、沖には粟島はもちろん、大佐渡、小佐渡が別々の島になって見えたり、
遠くに角田山、弥彦山がそれぞれに島の様に見えたりしていました。
急に見覚えのない島が見えるから驚きます。






阿賀野川を渡れば、終点、新潟駅はもうすぐ。


まだまだ改築工事が続く新潟駅。


新しいホームと言っても、そろそろ新しくもなくなってきたのかもしれませんが。
なんか絵になる感じがありますから、そのうちじっくりとここで撮ってみたい気もします。


新潟駅に到着です。
車でも酒田まで3時間しかかからないけど、
(どうやら一般的には「しか」とは言わないらしい)
特急電車だとあっという間です。

特急に乗ったのは、ちょうど新潟駅に着く時刻と、日の入りの時刻が近かったので、
駅から萬代橋あたりまで歩きながら、写真でも撮ろうかと思ったからだったのですが、
どうもここらがピークのようでした。
結局、サブのサブ的についでに持っていたコンデジしか使わなかった。
背負った荷物は何?ウエイトトレーニング!?


もうすぐ解体が始まるらしい、新潟駅の駅舎。
古い写真を見ると、そこに同じ姿で写っていることに驚いたりしましたが、
歴史ある(らしい)駅舎も、そろそろ見納めのようです。


こちらは新潟駅の南口側。
新幹線が開通してからの駅舎ということになるんでしょうか。
こちらの建物は変わらないようです。

新潟駅から自宅までどうするか迷いましたが、ちょうどよく出発するバスがあったので、
バスで帰ることにしました。
おなかすいたから。

【Cyber-shot DSC-RX0】


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北紀行 冬

2020-02-11 | AnotherNL

妻の実家へ行ってきました。
暖冬の今シーズン、これなら冬の東北路も楽に行けるだろうな、と思ったのですが、なぜ狙いすましたように寒波が襲来するのでしょうか……

以前は、妻に会いに行くことを「北紀行」と呼んでいましたが、今後は帰省が「北紀行」ということになりそうです。
帰省することがメインなので、写真を撮り歩く機会は少ないと思われますが、それでもカメラを置いていくことができず、中望遠単焦点をメインレンズと決め、サブ機に標準ズームを持って行きました。


初日だけは気持ちよく晴れてくれて、気持ちのいいドライブになりました。
道の駅で休憩を挟みながら、ゆっくりと北上していきます。どこかに立ち寄っていると、到着するのが何時になるのかわからんのもあると思いますが。


鳥海山は山頂は雲に隠れていましたが、雄大な姿を見ることが出来ました。

山形県を通過し、秋田県を縦断し、大館市に着いた頃、予報通り空から雪が降ってきました。いつもは休憩込み9時間の道のりが、1時間短縮されたことからも、順調なドライブだったと言えるでしょう。
翌日は薄く積雪。
こちらも先日まではまったく雪がなかったとのこと。まるで我々が雪を運んできたようで、なんだか申し訳ない。


新潟へ戻る日、天気が悪いんだろうと覚悟していたら、予想外に宿の外が明るい。早めにチェックアウトして写真を撮りにフラフラ行きたいなと思いつつ、朝からのんびりと温泉に浸かり、結局、普通にチェックアウト。
実家にお泊りの妻から連絡がくるまでフリータイムです。どこへ行こうかとウロウロしていたのですが、気が付けば広がっていた青空が無い!

「アメッコ市」前だったので、あちこちで枝アメを見ることができました。


行ったことのなかった「鳥潟会館」というところへ。

こういう時、写真趣味っていいですよね。あまり土地勘のないところでも、ひとりで放っておいても「キレイなところないかなー」とウロウロ歩き回って、時間つぶしができるのですもの。退屈はしません。いい趣味を持ったとひとりニヤリとする。

雪景色ならきれいかなと立ち寄ってみたのですが、冬季は庭園は非公開なのだそうです。
しかも、入り口から玄関先まで歩いていくまでに、雪はどんどんと本降りへ。有料らしいので玄関前でUターンしました。
うーん、困ったなと思っているところで、妻から声がかかりました。


いやいや、これから新潟に帰らなくてはいけないのに、だいぶ雪が強くなってきてしまいました。


雪の五城目街道は、時折、ホワイトアウトありでノロノロ運転。往路のラクラクとは大違いの復路になってしまいました。
こういうこともあるかもしれないけど、真冬に一度行ってみるか?という企画から始まったのですが、実際にこうなると集中力総動員で、非常に疲れました。でもまぁ以前と違って、交代で運転ができるので、だいぶ助かりましたね。


大変だったのは山間部のみで、五城目街道を抜けて秋田市に入り、そこからの海岸線は、時折、雪がチラつくものの、運転に支障があるほどのことはなく、無事に新潟に帰ってくることができました。
往路は順調で8時間で着きましたが、復路は10時間。間をとるとやはり9時間の道のりということになるようです。

しっかし、ホント、ここまでの暖冬は何だったのだ?と言いたくて、実際何度も言った「北紀行」でした。

【α6500】+【Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA】

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】


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冬のお泊り水族館

2020-01-21 | AnotherNL
加茂水族館の「冬のお泊り水族館inかもすい」に参加してきました。

コレに参加したいがために、県外の水族館なのに年パスを購入したのですよね。しかし、年パスを持っていても参加できるかは抽選しだい。ウチは2回目の申し込みで当選しましたが、開会式での話を聞いていると、2回目での当選はかなりラッキーだったようです。地元の鶴岡市からの方もいれば、遠くは愛知県からお越しの方もいました。子供連れからお友達同士、ウチのように夫婦でと様々。


開会式のあとは夕飯です。
食事は事前の申し込み制で別料金となっていました。ウチはふたりとも「ぶり漬け丼」。丼ですが魚は別皿。というかセルフで盛り付ける形でしたので、ご飯の量はお好みで、あとは自分で丼にしてねという感じ。

夕飯のあとはフリータイムで、閉館後の「お泊り水族館」参加者しかいない加茂水族館の中を、約2時間ゆっくり見ることができました。
先の記事のクラゲ写真は、この時間に撮影しました。
ゆっくり見ている間に、寝る場所もだいたい決めておいてねということで、事前に渡された用紙を見ながら場所の確認。
加茂水族館は、クラゲの展示では世界レベルですが、建物の大きさで言えばそんなに広いわけではないので、2時間近くあると2~3周はできます。ウチは何回も来ているので、じっくり見てもそんなに時間かからない感じで、一通り見てからは宿泊場所選びに行ったり来たりしていました。
(閉館後、施錠されているのでひれあしコーナーには立ち入りができません)


フリータイムのあとはバックヤードツアーへ。
人数の都合で「サカナコース」と「クラゲコース」の2班に分けられ、ウチはまずは「サカナコース」でした。


そして「クラゲコース」も。


バックヤードの通路は、木でできていて迷路の様でした。
木材の方が狭いところで通路を作るにはいいのでしょうかね。俺はそこに一番驚きました。(そこか!?)


クラゲドリームシアターの裏側。数えきれない数のクラゲが見えます。
ここで「この大きな水槽はどうやって掃除しているでしょう」と問題が出されたのですが、そ、その答え俺、昨日のFacebookで見た……あてられたらどうしよう、まるで知っていたかのように答えるのか、じつは知っていると素直に告白するのか、変なところで悩んでいました。問題が出される前にブラシを見つけて、あー、これが掃除に浸かっているやつねーと先に発見してしまっていたし。


バックヤードツアーから帰ってきたら「就寝場所決め」です。
簡単なゲームで就寝場所を決めますと開会式の時に聞かされていて、寝たい場所はあるけど、どうやって決めるんだろう、寝たいところに寝られるかなぁ!?とドキドキの就寝場所決め。
館内に設定された就寝場所は、特定の場所に集まり過ぎることを考慮してか、場所ごとに最大宿泊組数が決められています。なので場合によっては希望する場所で寝ることが出来ない可能性もあります。
ウチは妻に命運をゆだねました。
で、ウチとしては第3希望くらいに決まることができました。


決まった寝場所に移動して、就寝準備。
ウチは「大型円水槽コーナー」にしました。

通路が大きく曲がっているところで、シートをどう敷くか、どっち向きに寝るのか、そんなことを決めていきます。


めっちゃ通路の途中です。

ここの最大宿泊組数は1組。他にだれもいないので、知らない人に気を遣わずにいられるのが一番いい感じでした。






消灯前にトイレへ行くついでに、他の方々の設営状況を見物。

クラゲを見ながら寝ることができるのがいいように思いますが、子供たちはサカナの方に興味があったりするようです。たしかにクラゲの魅力って、どっちかというとオトナ向けなのかな、という気もします。就寝場所を決める時、妻から「サカナの方がいいんでしょ?」と聞かれドキッとしました。せっかくだからクラゲにしようと、決める時に言いましたが。


22時30分、消灯。
ミニ三脚とリモコンでセルフ撮影。
とても、いい感じです。
眩しければ水槽の照明も消してもらえますが、せっかくだからつけたままにしてもらいました。
クラゲを見ながら夢の世界へ……といきたいですが、クラゲを見るには目を開けなければならず、見ていると寝られないというジレンマでした。見ているうちに寝落ち、というのが理想でしょう。

寝始めた頃は、床の硬さも、寒さも気にならず、これなら朝までゆっくり寝られると思ったのですが、しばらくすると身体が痛かったり、寒かったりで俺は一時間おきくらいに目が覚めていました。うーん、持って行った寝袋をちゃんと使えばよかった。
あまり寝られませんでしたが、目が覚めた時にクラゲが見えるのは、いい気分でした。


消灯後の「クラゲドリームシアター」。
一番人気の高そうな場所ですが、最大宿泊組数は4組となっているところ、今回は2組だけでした。



6時半起床で、朝はとくにもうイベントもなく、朝食へ。
朝食は「焼き魚定食」の一択でした。これも希望制ですが。

そして閉会式で午前8時前には「お泊り水族館」は終了となりました。
スタッフの「よく寝られましたか?」の質問に会場からは「ハハ…」と乾いた笑い声が。まぁ慣れない環境ですし、ただの通路で寝るわけですから眠りやすい場所ではありませんからね。

水族館に泊まれるなんて、面白そう!と、申し込んだけど、最初に申し込んだ時に抽選倍率を知り、こりゃー3回しかないんじゃ今シーズンは当たらないかもしれないぞ……と思ったのが、当たって嬉しかったです。こんな体験はそうそうできるものではありませんしね。寝られなかったのもいい思い出。今後、加茂水族館を訪れた時に「この通路で寝たね」と言えるのが、一番の思い出ですね。

年パスの元をとるまであと1回は行かねばならない計算ですが、もう十分すぎるくらい元は取れた気がします。夏は、屋上でのキャンプイベントがあるらしいですが、それにはテントがないなー。

【α6500】+【E 10-18mm F4 OSS】

【NEX-5T】+【E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS】
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クラネタリウム

2020-01-20 | AnotherNL
山形県鶴岡市の加茂水族館へ。
今回はクラゲ写真中心で。

諸事情により、ゆっくりじっくり鑑賞できたので、久しぶりに撮りまくりました。これまでは撮るぞ!と気合十分で行って、すぐに挫折していたので。


これまで明るい標準単焦点で行って、最短撮影距離が長くて撮れなかったり、マクロレンズで行ったらAFが追いつかずに撮れなかったりで、結局、サブ機の標準ズームが一番使いやすかった、というのをふまえて、広角ズームで行ってみました。これが正解だったように思います。まぁ、色々、写りこみがはいってしまうのは仕方ないですね。

以下、写真中心。
















何クラゲかは聞かないでください。覚えきれないので……
知りたい方は加茂水族館に行く。ということで。


色々と、季節限定のことがありますが、今回はクラゲドリームシアター前に、コタツが設置されていました。
みかんは飾りです。

クラゲの他に、水族館なのでもちろんサカナもいますが、ここはクラゲ写真がやっぱり中心になりますね。


【α6500】+【E 10-18mm F4 OSS】


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赤芝峡

2019-11-15 | AnotherNL
ずいぶんと久しぶりに山形県小国町の「赤芝峡」に行ってみました。
新潟県北部から山形県南部へ抜ける時に、通過はしているのですが、降り立ったのは久しぶりの事です。前回はちょっと思い出せませんが、【α700】を使っていた頃、ある試験が終わって、そのまま試験勉強でどこにも行けなかった憂さ晴らしに行ったのが、最後だったように記憶しています。写真を撮り始めた頃はよく訪れていた場所です。

平野部を走っている時は天気が良かったのですが、山に入っていくと次第に空模様が怪しく。

山形県に入ってすぐなのですが、入り口がわかりにくいです。下流側はとくに看板もありませんし。はじめ下流側から入ったのですが、駐車場に他に2台しかおらず、山深い場所なので、あまり静かだと熊の危険もありますから、とりあえず上流側に移動して、そちらの駐車場にはそれなりに台数が止まっていたので、そちらから散策することに。上流側には一応、小さく駐車場の案内看板があります。
しかし、歩き始めてすぐに雨がポツポツと。このまま気にならない程度ならいいけれど。


紅葉はちょうど見ごろのようですが、空模様が残念。雲の切れ間から光が射してくれないかと期待するのですが。




赤芝峡の中にはいくつか小さな滝もあり、目を楽しませることが出来ます。

駐車場には車が何台かありましたが、戻っていく人はいても進むのは我々くらいでした。まぁ雨の気配も近づいてきたし。


空から光どころか、どんどん空は暗くなっていき、ポツポツどころではなくなってきました。
妻に、カメラ用のレインスカーフを渡して頭にかぶらせる。本来はカメラ用ですがその撥水効果は素晴らしく大判なので、こんな場合にも使えますね。




笑ってられないくらい降ってきました。傘すら持っていなかったので、戻ることも進むこともできず、とりあえず頭上にかかる枝が多いところで雨宿り。俺はまぁ多少濡れても気にしないので。


雨の勢いは強くなっていく一方で、なかなか弱まる気配は見えず、途方に暮れる。10分くらい雨宿りしていたでしょうか。少し弱くなったタイミングで、戻るぞ、と引き返すことを決断しました。
赤芝峡の三分の一くらいは進んだでしょうか。この先にも行きたいところはあったのですが、冷たい雨には敵いません。




駐車場まで戻ってきた頃、ようやく雨は小降りになってくれました。戻ってみれば、我々だけでした。

久しぶりに下りましたが、やはり気楽に紅葉と渓谷を楽しめていい場所ですね。ちょうど紅葉も見頃でしたし。でもまぁ、雨は雨でそれなりに楽しめたような気がします。


【NEX-7】+【Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS】


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