ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

石段と五重塔

2023-02-24 | AnotherNL
湯野浜温泉に泊まった翌朝、天気予報も良くないため、とくに予定は立てていなかった。
山形方面に行くなら、羽黒神社に行きたいと思っていたけど野外だしなぁと。
宿を出ると、予報よりは空も明るく、とりあえず行くだけ行ってみようかと。


以前に何度かきたことがあるのですが、前に来たのがいつか思い出せないくらい久しぶりです。
最後に来たのって、雪の時かなぁ。
トレッキングシューズで道なき道を進み、途中でiPhone4を落としたことに気が付き、
また雪の参道を戻っていったあの時……
あの時がスノーシューを買うきっかけにもなったので、やはり久しぶりの訪問のようです。


車で出羽三山神社本殿まで上がることもできますが、
やはり麓から。
というよりは五重塔に行きたかったので、下からです。

ここ随神門から本殿まで2,446段の石段が続いています。
案内板には60分との案内。

俺ひとりなら上まで歩いて登りたいところですが、
そういうわけにもいきませんし、なによりいつ雨が降り出してくるかわからないので、
本日は行けるところまで。



随身門からまずは一気に下ります。
上がると思って随神門をくぐると、急な下り階段であれ?となります。
下った先に沢山の末社が並んでいます。


白山遥拝。
ここにもあったのか。
やっぱり石なんですね。しかしやはり存在感が凄いな。
思わず拝まずにいられないのが白山の石。


コケ好きにはたまらなそうな参道です。


滝行が行われることもある須賀の滝。


京田川。


注連かけ桜にかけられたお注連。


生憎の空ですが、杉並木の参道を「見る」には雰囲気増してこれはこれでよいのですが、
ポツポツと雨が降り出してしまいました。
幸いなことに木々に覆われた参道なので、それほど雨が気になるほどではなかったのですが。

で、なんで雨が降ったら引き返す前提なのに、我々は傘もささず、
雨具もないんでしょう。
要検討ではないでしょうか?


国宝になっている羽黒山の五重塔です。
東北では最古で、現在のものは600年前に再建されたものだとか。
令和5年から2年かけて茅葺き屋根の改修工事が行われるそうで、
しばらく五重塔は見られなくなるそうです。
改修工事後も、この年季入った状態の五重塔は見られないでしょうから、
いいタイミングで見ることができました。


天候と杉林の中ということで暗く、なかなか肉眼で見ている様に写すのが難しい。
感度を上げればノイズになるし、明るく補正すると雰囲気なくなるし、
雨に打たれながらあーでもない、こーでもないとシャッターをきる。


樹齢1,000年という「爺杉」越しの五重塔。
杉の迫力もすごいなぁ。


雨が降ってきたので、五重塔も見たことだし、
今回は一の坂の手前で引き返すことにしました。
石段はここからが本領発揮なのですが、
まぁ仕方ない。
そういえば、先に書いた雪の中に訪れた時、落としたiPhoneはここで雪に刺さっているのを見つけたことを思い出しました。
あの時もここで引き返したんだよな。
足ズボ状態じゃこの坂は無理だと。


随神門前まで引き返してきました。
一気に下った坂ですから、もちろん最後は一気に上ることになります。


石段の参道は、一の坂の先からの方が雰囲気あるんだとはわかっているんですが、
まぁ、上からちょっと下ってみればいいかと思って、
とりあえず車に戻りました。

【α6500】+【SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary】


コメント
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