ある日、新潟で

【New-Lagoon Days】-αで描く新潟の光-

灯台と星

2023-07-06 | 
自分じゃどうにもならないセンサーダストに悩まされ、ようやく修理に出すことに決めて、
レンズやらSDカードやらを取り外し、ボディキャップを嵌め、
今夜にでも持ち込むか~と準備をしていたのに、
あ、撮りたいなと思って、再度、撮影できる状態に戻した。


日の暮れた新潟市西蒲区、角田浜。
暗くなった登山道を、ヘッドランプを点けて登っていく。

日が暮れる前に灯台まで上がって、暮れてから下りてきたことはあるけど、
暮れてから登ったのは初めてかも。
しかし、灯台で星撮るぞー!と家を出て来たのに、
なぜかサンダル履きだった。
それだけでやめるのも何だったからサンダルで上がったけど。


灯台を見下ろせる岩場の上に立つ。
幸い先客はいなかった。


なにせ星景写真は、ずっと撮りたいと思っていたけど、
なかなか撮りに行くことができなかった写真。
たいした理由はなく、やってみたいけど億劫だっただけ。

とりあえず、明るい星を使ってピントを合わせて、
あとは暗くなるの待ち。


佐渡の上には雲がかかっていたので、佐渡島のシルエットは出ないと思ったけど、
意外と見えたうえ、対岸の佐渡の町明かりまで見えた。
対岸を写すには、弥彦スカイラインくらい上がらないとダメだろうと思っていたけど、
角田岬灯台くらいの高さからでも見えるもんなんだなぁ。


5月のはじめだったので、岩場で風にあたっていると、やはり冷えてくる。
加えて、この日は能登半島の地震で、昼間に緊急地震速報が新潟市でも鳴った日だったので、
真っ暗闇の周囲崖の岩場の上で、今、ここで大きな地震きたらと考えてしまうと、
やはりおっかない。


ちなみに新潟市の市街地方面を撮ると、光害で明るい。
カメラのモニターではこれだけ明るいと星も見えないと思ったけど、
PCに取り込んで見ると、意外と星多い。


縦。

今回は、星景用としても考えて導入したTAMRON【20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】を使用。
手持ちの広角レンズでは、コレが一番明るいので。
そこに星を大きく写すのにソフトフィルターを使いたかったので「ブラックミストNo.05」を装着したんだけど、
やっぱり星景では、ちゃんと星景用のソフトフィルターの方が良さそうですね。
まぁ、なんでも物は試しというか、今回はやってみたくて撮ったので、
今後の参考になるものが撮れればという気持ち。


角田浜に降りてきて一枚。
こちらも、思ったより星は見えている。
うん、思い付きだったけれど、久しぶりに星撮りに来て良かった。

カメラは翌日、予定より1日遅れになりましたが、修理というかクリーニングに出しました。

【α7 II】+【TAMRON 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2】


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする