![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/b6/095ae62b70c8861a65b83d1aef3eb7d5.jpg)
先日、ある社会起業家の男性と1時間ほど話をした
社会起業家というのは社会問題と思われる領域に新しい事業を起こし、問題解決に挑むことである
社会問題は、既存ビジネスでは収益が見込めず、政府の施策でも効果的な解決ができていないからこそ、取り残されている領域ではある
しかし、多くの企業がほかよりももっと儲かる事業を探し、懸命に努力をしているのに、なぜ社会問題が解決しないのか?
「儲からない」
と判断されたか、
「挑戦しても事業の継続が困難になるから」
と判断されたのではないかと考える
また、社会問題解決は行政や福祉がなんとかすればいいと考える場合もある←この考え方をする方が非常に多い
例えば、ホームレスの自立支援を促す事業の場合、ホームレスの全人口に占める割合は少数である
顧客が少数であっても適正価格を支払えるならいいが、対象者は支払う力を持っていない
また、ホームレス状態を脱して自立するとはどういうことか、そのためにどうすればいいか、それを十分に自覚できていなかったり、わかっていても無理だと諦めてしまっていたりする場合が多いと思われる
このように
数が少なく、支払い力もあるかどうかもわからない顧客相手のビジネスは難しい
今回、彼が解決をしようとしている社会問題もかなり複雑だ
少数派かつ周囲が隠そうとするので問題にあがってこない
彼とお話をして、微力ながら協力させていただくことにした
この領域は正直私自身未知の領域である
臨床実習で少しだけ接点があったが、本当に未知である
パソコンとにらめっこしながら調べていくが、地域差は激しいし、かなり時間がかかる
市場がない
この中で道を切り開くのか・・
これが感想
途方に暮れてしまいそうになる
しかし、私を含め社会起業家の彼の熱意に惚れた人たちも何名もいて少しずつ前に進んでいる
新しい壁がたくさん目の前にあるかもしれないが、この方なら社会を変えるだろうと思っている
私も進もう