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苫小牧西港→仙台港 太平洋フェリー きそ乗船記その1 初めての一人旅をトレース

2022-03-10 06:24:12 | 2022年の旅行記(国内旅行)
それではここから、今回の旅の帰路です。



岩見沢15時06分発苫小牧行きに乗ります。ここから先は私が初めて青春18で一人旅をした16歳の春休みの旅程をトレースしてゆこうと考えています。当時は14時59分発でキハ40の2両編成だったと思う。車内には当然のように知った顔もいるが、私が乗っていることに疑問に思われたようで「お前どこ行くの?」と聞かれた記憶がある。「まあちょっと一人旅に…」と答えたような気もします。私が鉄道マニアだってことは周知の事実だったので疑問に思われなかった。



10月に乗った時同様、栗山・由仁で学生が降りてゆきガラガラ。もっともそんなに学生乗っていなかった、帰宅するには早いし3年生は卒業式を終えている。しかしいまの若者の一人旅って、話を聞くと窮屈だなって思う。まずホテルの予約に親権者の同意書?そんなものいつから必要になったんだ?あの頃なんて本屋で買ったホテルガイドでチョイスして公衆電話からテレカで予約電話をして、一応高校生であることも伝えているがだから何?って感じだった。長距離電話は高いから自宅の電話からかけるのはご法度だったし持ち歩くものは学生証だけ。



16時34分に苫小牧に到着。ここまで岩見沢から76キロもあって遠い気もするがキハ150になってから時間短縮している。室蘭本線は平坦だからその気になればスピードは出せます。もし電化していたら711系が3両編成で走り回っているんだろうな。それとも早々に室蘭本線や函館本線の長万部付近で走らせる2両編成の電車をこしらえていると思う。実はJR北海道は731系を投入時に62両投入すると発表している。つまりは2両バージョンも作る予定で室蘭方面や旭川方面に投入するつもりだったかもしれないが室蘭方面はいつ電化廃止してもおかしくない。キハ261系を追加投入したうえで。

ここかた苫小牧西港に向かい、太平洋フェリーで仙台へ向かった。当時は17時に苫小牧市営バスがフェリー埠頭行を走らせていたが、いまは16時35分に道南バス、40分に札幌から来た「高速とまこまい号」がフェリー埠頭まで延長する。しかし35分は無理だし、40分に至ってはコロナ減便中。ということで時間ができたので駅裏のドン・キホーテで今夜飲むもの食べるものなどを仕入れて時間をつぶす。余計なものまで買っちゃったりして、安いから。



今度乗るのは17時40分発のフェリー行き高速とまこまい号、19時発の太平洋フェリー接続便でもあります。余談だが18時30分の商船三井フェリーは今日運航していないし、運航しているなら乗りたいなと第一希望だったが、本来は16時40分に乗るよう推奨しているが、17時40分でギリギリでも間に合いますのでと案内している。ただし30分くらいしかなくてバタバタするだろうけどね。



それで今日は札幌市内道路状況悪いから、札幌駅前ターミナルへは行かずに大谷地ターミナルで打ち切りとある。というわけで定刻通りに来るだろうか…、実は17時35分くらいに前の便(定刻17時10分着)が着いたんですよ。もっとも18時近くまで待って来なかったらタクシーに乗ろう、2,000円でつりがくる距離だ。と案ずることもなく17時40分きっかりに中央バスがやって来た、5人ほど降りて乗ったのは私1人だけ、車内を見ると誰もいない貸し切りだ。というかフェリーに徒歩乗船いないの?みな車で行っているの(長期間用有料駐車場はある)。10分弱で着いて降りるときにもう1人いることがわかった、一番奥のほうにいたのか見えなかっただけ。





まずはカウンターで乗船券を発券。名門大洋フェリーや新日本海フェリーなど、ネットで予約するとQRコードが飛んできてそれを保存しておけばOKという会社ではありません。乗船名簿の記入は不要なのは当然として予約時のクレジットカードを見せないと発券しないのはどうなのかな?船旅のプレゼントができないわけで。





乗船は17時半から始まっていますのでお早くというのでそのまま乗船口へ。今夜乗船するのは「きそ」



ボーディングブリッジを進むと係がいるが、接触機会を減らすために乗船時はチケットを提示し、下船時は回収箱に自分で入れるとなっている。接触機会よりも御朱印帳に書かずに書置きのみ、新しい御朱印帳を購入した時だけ筆書しますみたいに他人が触ったチケットはばっちいから触りたくないというのが正しいように思います。



それでは今夜の寝床に向かいます、今回予約したのは…。



1等客室(洋室)インサイドでこれが最安の個室、きそには1人用の個室がないんですよね。それでも28日前までの早割で予約すると9,100円で利用できます。貸し切り料金もGW・お盆の繁忙期を除き不要ですので、実際には一人旅で利用する人も多いでしょう。



もっとも高校生の時は最安の2等雑魚寝を学割でしたけどね、当時はそれでも8,000円くらいはしたはず。



部屋にはトイレとシャワーも付いておりこれは便利。それにこの広さをひとりで利用できるのは快適で。時折船内放送で出航まであと何分とか、上級変更できますの案内が流れる。ただし私のように早割で予約した人が上級変更する場合は割引を取り消し、等級差額のほかに通常料金との差額も併せて必要とのこと。なぜそんなことするかなあ?飛行機だって当日空港で変更する場合、JALのクラスJなら5,000円で予約した人も30,000円で予約した人も一律1,000円なんだがね。



というわけでデッキで出航を見届けようと出てきたんですが、うっすら雪が積もって水も浮いて靴がグリップ利かない、すってんころりんで頭を打つか階段を踏み外すか、海に落ちかねない。そーっとすり足で進みます。





ボーディングは切り離されたんですが。



車両の乗船口で何やらやっている、ボンネット開いてる。



ワンボックスからブースターケーブルつながってて、こんなところでバッテリー上がり?なんと迷惑な話だな、って乗るのか乗らんのか?出航時刻の19時は過ぎた。





結局乗船は諦めたようです、この状態なら下船時にエンジンかかる保証ありませんし、フェリー会社が断った可能性もありますね。5分ほど遅れて岸から離れました。



仙台には明朝10時に到着、しかし乗ってから思ったけど名古屋まで買っておけばよかったなあとつくづく思う。明後日の夜勤に出勤すればよく、名古屋に明後日の10時半に着けば12時台には帰宅できるし。当初は商船三井フェリーで検討してたものの運休日なので第2案で予約した時にそこまで頭回らず。





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