思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

【2008年秋・台湾旅行】九分へ行こうと思います

2008-11-05 23:42:00 | 旅行
翌朝8時頃に目を覚ましました。最上階にあるレストランで無料の朝食を摂ります。粥とトースト、おかずが3品と粥用のおかずが少々。まあまあのお味でした。以前泊まっていたホテルは粥が不味かったから余計そう感じるのかも。

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ホテルを出ますと昨夜とはまた違った印象を受けます。夜は喧騒が賑やかでしたが別の街のようです。

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台北市内は何度も観光してますので、今日は今話題になっている九分(本当は人偏に分ですが、表示できないので分と表記します)に鉄道で行ってみようと思います。時間さえあえば平渓線にも乗ろうと盛りだくさんな内容です。

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窓口で切符を買おうと思いました。最寄の瑞芳駅までは券売機で購入できるものの、座席指定列車なのに座席が指定されない「無座」と印字された切符しか買えません。空いている席に勝手に座っていいのですが、座席の保証も無いのに運賃同額となると腑に落ちません。しかし見渡すと見覚えの無い券売機が。説明を見ると指定席券売機のようです。台湾にも導入されるようになったのですね。画面をタッチして購入するタイプで、日本語表示はありませんが繁体字なので差し支えないです。クレジットカードは使えず現金専用で、9時20分発の台東行き呂光(呂の本当の字は草冠がつきますが、表示できない文字なのでこのように表記します)40号の切符を買うと61元でした。

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しかも切符の裏は磁気コーティングされていて自動改札機も通れます。改札機は以前からありましたが切符は対象外で定期券専用機としての運用でした。もっとも2008年にもなって窓口端末や券売機で磁気券を発券できないと遅れていると言われかねません。

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車内はがらがらでした。私の席には無座のオバサンがいましたが、適当な席に座りました。程なくして車掌が検札に来ましたが勿論何も言われません。台湾の車掌も近代化が図られたようで、JRと同様の車補POSを手に、腰に発券機を着け、手にはスタンパーを持ってます。少なくとも手書き切符の時代ではありません。途中駅で長時間停車がありタロコ号が通過してゆきました。花蓮へは1時間半以上も早く着きますのでかなり混んでおります。あちらはJR九州の「白いかもめ」とほぼ同様の車両の特急、こちらは小さな駅も停まる急行、ゆっくりゆきましょう。

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「ベンターン、ベンターン」

瑞芳に降りるとホームに売り子の声が響きます。ベンタンとはずばり弁当のこと、つまり立ち売り駅弁です。日本じゃ失われた光景が台湾に残っていることに、妙に感動してしまいました。買ってあげたいが平渓線は出たばっかりなので九分に行くことにするので、持ち歩いていると邪魔になってしまうよなあ…。よって諦めます。

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