思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

仙台→苫小牧 太平洋フェリー きたかみ乗船記その2 無理にバイキングにしなくても…

2021-03-24 07:33:00 | 2021年の旅行記(国内)


風呂から上がって涼みがてら後方の展望できる甲板へ。まもなく出航です。





乗組員が作業しているところ、見ているのなんだか好きなんですよ。



反対側ではタグボートがタグラインを取って待機中。船の向きが港口とは逆なので引っ張りだして向きを変える必要があるんですね。大型フェリーに寄ってくるタグボートも好きですね。



気づくと既に人道橋は切り離されていました。すべて乗船は完了した模様です、そして船橋からの無線の指示があり出航命令がありました。



自動車搬入口が閉じられて。





もやいが解かれて岸から離れます。反対側に回れば先ほどのタグボートが力いっぱい岸から離すべく引っ張っています。グッドバイ本州!明日には帰るけど…。苫小牧には11時着予定なのでおよそ15時間の船旅です。仙台から苫小牧が15時間で、舞鶴から小樽が21時間と比較したら、いかに新日本海フェリーが暴走族なのかがわかるかと思います。ってこっちが通常速度なんですけどね。



それではお楽しみのバイキング夕食にしましょう。営業時間は20時半までの営業でそれほど時間はありませんがダラダラ飲み食いするつもりはないし、きたかみだとここしか食事できる場所がないんです。ほかの船みたいに喫茶スタンドでカレーやスパゲティー、そばうどんで軽くというわけにはゆきません。太平洋フェリーのバイキングと言えばステーキですよね。それを楽しみにしていました。



料金は2,100円とちと高め、でも内容がよかったらいいんです。内容が…。



内容が”ないよう”…

料理コーナーに並ぶ品数が少なすぎ、名門大洋フェリーのバイキングの半分程度しかない感じ。ステーキも少しだけ並んでいて目の前に従業員が立ってて監視しているかのよう。2年前に乗った時は3種類ソースがあったが1種類のみ。10年くらい前なんて目の前で焼いてくれたしクレソンの用意もあったのだがなあ、いまは牛脂注入肉。エビチリなんて汁っぽいのに近くに小鉢の用意が無いからご飯コーナーにあった茶碗?を使いました。この皿に盛ったら確実に混じりそうです。ドリンク類はソフトドリンクは無料でアルコール類は自販機で購入。生ビールはコイン式サーバーで。ビールはアサヒしかないのが分かったのでハイボール缶にしました、ロング缶で270円。ビール飲むよりは手ごろですし酔えますので。しかし寂しい料理だ、いっぺん名門大洋フェリーを勉強したらいいというくらい寂しい。だからなのか船内では持ち込みで食事している人が多く見受けられます、知っている人は二度は利用しないでしょう。トラックドライバー風も1人しかいません、あちらなら焼酎持ち込んでの宴会をしていますけど。



ステーキだけは減ったら焼き立てが出てくるのでまだいい。焼きそばは富士宮やきそばとあったが単なるソース焼きそばですね、肉カスが入っているわけではないので。さんまの甘露煮、鶏の塩焼きなどなど。



ご飯もので鯛めしがあったがなぜか寿司桶に入って用意されてた。なので冷めており、温かいほうが美味しいに違いないかと。そうそう、ステーキと同じくらい人気な料理として三河名物の大あさり焼きがあるんですが、この船は名古屋に行かないからかそれはなし。代わりにムール貝のワイン蒸し?だったかがあったが、なぜか殻ばかりのが目立ち身はどこへ遊びに行った?

とにかく私が言いたいのは、もう無理やりにバイキングに拘った食事の提供は終えるべきじゃないか?2010年に乗った時、2年前に乗った時、そして今日、年々内容がチープになってゆく。それでいて価格は値上げだ。あえて定食や麺類、カレーに特化したほうが利用しやすいのではないかと思う。バイキングを喰ったときの満足感が全然得られない、それどころか失敗したなという後悔の念が感じられるのだから。20時半になりラストオーダー、周囲は私以外みな食事を終えてしまったので、こっちもさっさと店をあとにしよう。



営業終了後は一部がロビーの代用になるので、ここに座ってパソコンでこのブログの記事更新したいと思います。沿海航路なのでスマホのテザリングで問題ないからね。というのもこの船にも公衆wifiが飛んでいるんですが有料なんですよ。いまどき有料での提供なんて考えられない、料金は下船まで980円と高額。しかも整備しているのは「ソフトバンクwifiスポット」なので、ソフトバンクユーザーは無料ってのもあまりにねえ。要は980円払ったら接続パスワードを教えてくれるということですね。しかしwifiだけは誰もが簡単に使えるようなものを用意するべきじゃないでしょうか。乗船客へのサービスと考えるならば。



この時間になって改めて宴会開始です。仙台で買ったものがありますので。



生のシラウオにカツオのたたき、そして鶏のハムみたいなの。肉以外は200円払って冷蔵ロッカーにしまっておきました。だから刺身も安心して食べられます。



ワンコインの白ワインもキンキンに冷えていますよ。なんだか優雅な船旅って感じがしてきたぞ、ワインがあるだけでさ。ちょっと辛めで美味しい、甘いワインよりは辛めのワイン、甘い日本酒よりは辛口の日本酒を。




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