思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

マスコミはなぜJALを煽るのか?

2010-01-20 03:39:07 | 雑記
旅行の話題は一旦お休みして、日航の再建問題を。

先日、1月19日に日本航空をはじめとする3社は東京地裁に会社更生法の適用を申請し、企業再建支援機構は即時支援表明したのは何度も報道されているので皆さんご存知かと思います。負債総額は2兆円を超え、戦後最大の倒産となりました。

それをうけてマスコミ各社はマイレージの保護とか、明日以降も変わらない運航の継続などを報じているにもかかわらず、一方で羽田空港とか新千歳空港のJALカウンター周辺から中継し、利用客に意見を求めたり、しまいには「いつもと変わらない状況です」などとレポーターは言う。いつもと変わらなくて当たり前だ。変わっては困るのだ。再建どころではなくなる可能性がある。

さらには有楽町のJALプラザにはマイルが失効することを危惧して、電子ポイントに変換した上で「うどんですかい」などのJAL商品を買いに来る人が多いとも言う。皆一様に「マイルが無くなっては困るから」というが、きちんと報じていないからではないかと思う。もっともマイルはJALにとって「負債」であるはずで、それを減らしてくれるのですから会社にとっていいのかもしれないが。

こういった報道が結果として、「JALは無くなるのでは」という人々の不安を煽っているだけのように思うのは私だけでしょうか?まるで安全性まで失うかのような報道すら見受けられる。

私は今後も変わらずJALグループの航空機を利用し続けていくことを宣言します。間違ってもANAは利用しません。たまにスカイマークとか外資系を利用するかもしれないけど、それは大目に見てね。