PAN
寝屋川 平和と市民自治 No.9 2018年3月7日
寝屋川 平和と市民自治の会
Peace & Autonomy in Neyagawa
〒572-0837 寝屋川市早子町20-12
072-813-2913 090-3927-6382 heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti
★声を上げよう。駄目なものはダメ!
自民党改憲案に緊急事態条項を盛り込む
3月末の党大会に向けて、自民党は急速に改憲案をまとめようとしている。自民党憲法改正本部は、3月7日の全体会合で、改憲案に緊急事態条項の条文を盛り込み、その中に政府への権限集中を入れる方針を固めたと報道された。
かつてヒトラーは、緊急事態条項を利用して独裁者となった。当時最も民主的な憲法であったドイツ・ワイマール憲法に一つだけ抜け穴があった。第48条「国家緊急権」だ。政権に就いたヒトラーは、1ヶ月後に起きた国会議事堂放火事件を利用してこの条項を適用、無実の市民・議員を多数逮捕拘束した。その後の歴史はご存知の通り。私たち市民の権利を国家が無制限に制限することは破滅への道だ。
現在自民党内で議論されている改憲案の中に、参院「合区」解消や「教育環境の整備」も盛り込まれるとされているが、改憲の口実にしているだけである。そもそも現憲法・教育基本法にも教育の機会均等は明記されている。今まで教育の充実を怠っていたのは誰なのか?歴代の自民党政権ではないのか?教育云々は、維新を9条改憲のパートナーとするために昨年突然安倍首相が言い出したこと。「無償化」を盛り込むかどうかを維新との取引材料にするという。これこそ「談合」そのものだ。
9条改憲が改憲勢力の本丸
もちろん改憲勢力の「本丸」は、9条改憲。憲法9条に自衛隊を明記した条項を追加する案だ。「何も変わらない」(安倍首相)のならば、あえて憲法を変える必要などないであろう。朝鮮半島で進む急速な対話の流れに背を向け、改憲案を3月末にまとめて国民に提示すると言う。
最近、駅前で署名をしてくれる若者が増えている。受験生は「僕たちの問題だ」と言って署名してくれた。子どもを連れた女性は「将来どうなるのでしょうね」と不安を隠さず話してくれた。高校生は「徴兵制になるのですか?」と聞いてきた。平和憲法こそ、我々が世界に誇る財産だ。
アベ政権はお引き取りを願う
この3月末で「雇い止め」になる若者も多い。労働者が企業と対等な立場で「自由に」働き方を選べる「裁量労働制」(=大企業にとっては「最良」か?)なんてありえない。定額(低額)で過労死をいとわず働けという制度だ。
安倍政権が最重要法案としてきたこの「裁量労働制」は、野党の追及と国民の批判に、削除せざるをえなかった。事実を捻じ曲げた調査結果をまとめさせられた厚労省の官僚には同情を禁じ得ないが、安倍首相はこれを「役所のミス」だという。皆さんは、「そだねー」と同意しますか?これは意図的なデータのねつ造だ。森友問題でも決裁書書き換えが暴露され、今こそ、安倍ねつ造政権にはお引き取りいただこう。
寝屋川 平和と市民自治 No.9 2018年3月7日
寝屋川 平和と市民自治の会
Peace & Autonomy in Neyagawa
〒572-0837 寝屋川市早子町20-12
072-813-2913 090-3927-6382 heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti
★声を上げよう。駄目なものはダメ!
自民党改憲案に緊急事態条項を盛り込む
3月末の党大会に向けて、自民党は急速に改憲案をまとめようとしている。自民党憲法改正本部は、3月7日の全体会合で、改憲案に緊急事態条項の条文を盛り込み、その中に政府への権限集中を入れる方針を固めたと報道された。
かつてヒトラーは、緊急事態条項を利用して独裁者となった。当時最も民主的な憲法であったドイツ・ワイマール憲法に一つだけ抜け穴があった。第48条「国家緊急権」だ。政権に就いたヒトラーは、1ヶ月後に起きた国会議事堂放火事件を利用してこの条項を適用、無実の市民・議員を多数逮捕拘束した。その後の歴史はご存知の通り。私たち市民の権利を国家が無制限に制限することは破滅への道だ。
現在自民党内で議論されている改憲案の中に、参院「合区」解消や「教育環境の整備」も盛り込まれるとされているが、改憲の口実にしているだけである。そもそも現憲法・教育基本法にも教育の機会均等は明記されている。今まで教育の充実を怠っていたのは誰なのか?歴代の自民党政権ではないのか?教育云々は、維新を9条改憲のパートナーとするために昨年突然安倍首相が言い出したこと。「無償化」を盛り込むかどうかを維新との取引材料にするという。これこそ「談合」そのものだ。
9条改憲が改憲勢力の本丸
もちろん改憲勢力の「本丸」は、9条改憲。憲法9条に自衛隊を明記した条項を追加する案だ。「何も変わらない」(安倍首相)のならば、あえて憲法を変える必要などないであろう。朝鮮半島で進む急速な対話の流れに背を向け、改憲案を3月末にまとめて国民に提示すると言う。
最近、駅前で署名をしてくれる若者が増えている。受験生は「僕たちの問題だ」と言って署名してくれた。子どもを連れた女性は「将来どうなるのでしょうね」と不安を隠さず話してくれた。高校生は「徴兵制になるのですか?」と聞いてきた。平和憲法こそ、我々が世界に誇る財産だ。
アベ政権はお引き取りを願う
この3月末で「雇い止め」になる若者も多い。労働者が企業と対等な立場で「自由に」働き方を選べる「裁量労働制」(=大企業にとっては「最良」か?)なんてありえない。定額(低額)で過労死をいとわず働けという制度だ。
安倍政権が最重要法案としてきたこの「裁量労働制」は、野党の追及と国民の批判に、削除せざるをえなかった。事実を捻じ曲げた調査結果をまとめさせられた厚労省の官僚には同情を禁じ得ないが、安倍首相はこれを「役所のミス」だという。皆さんは、「そだねー」と同意しますか?これは意図的なデータのねつ造だ。森友問題でも決裁書書き換えが暴露され、今こそ、安倍ねつ造政権にはお引き取りいただこう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます