「寝屋川 平和と市民自治の会」のブログ

平和に人間らしく生きるために「寝屋川 平和と市民自治の会」が取り組んだこと及び今後の予定を知らせます。

PAN6号(11月1日号)を発行

2017-11-02 22:20:00 | PAN
PAN
寝屋川 平和と市民自治 No.6 寝屋川 平和と市民自治の会
Peace & Autonomy in Neyagawa
〒572-0837 寝屋川市早子町20-12
TEL/FAX 072-813-2913 090-3927-6382 heiwatoshiminjitinokai@outlook.jp http://blog.goo.ne.jp/heiwatoshiminjiti
2017年
11月1日

総選挙の結果―私たちは決して諦めない!
寝屋川 平和と市民自治の会代表 大同敏博

選挙期間の後半、ずっと雨でしたよね。それは秋から冬へと向かう季節の変わりを表していて、まるで日本の政治が「冬の時代」へ変わるのを暗示している様に感じていました。
哀しいことに、今回の衆院選は自公勢力が大勢を占めて、護憲派は余り伸展出来ませんでした。この結果を見て、「悲観」しておられる方がおられるかも知れませんが「冬の時代」を有意義に過ごせる生き方があります。冬の季節は人々が身を寄せ合いつつ沈思黙考するのに最適です。自分たちの在り方を反省しながら、次の成長の芽を育て上げるのに恰好の季節と言えます。
小選挙区制は二大政党の情況ならそれなりに民意を反映するけれど、多数政党制場合は適切に民意が示されません。実際に各政党の“獲得票数”を調べてみると、次のような数字になります。(以下は、1万票未満を四捨五入しています)
【自民党…4,527】【公明党…781】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 与党47.7%
【立憲民主…1,594】【共産党…940】【社民党…158】‥‥‥ 野党24.2%
【希望の党…2112】【維新の会…515】‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 非与党23.6%
投票数と議席数が実際の民意と対応していなくて、この結果を見ても安倍政治が支持
されたとは決して言えません。政権与党は早々と「憲法改正」と言う名の“改悪”を明言して
第9条の本義を台なしにしようとするだろう。しかし、自公に投票した人々も憲法改悪は
極めて慎重な態度を示しています。来年に国民投票が行われるとしても、安倍政権の改憲案が過半数になる可能性は低いとみて良いのではないでしょうか? 
でも、その為に、私たち市民は“改憲反対”の声を今まで以上に大きく叫ぶ必要あります。“平和憲法を守り抜く”運動を強めなければなりません。冬の季節だからこそ寒いと言って逃避するのではなく、身を寄せ合って語り合いを続けましょう。何としても改憲だと思い込むアベ政権に「ノー」を突き付けるべく、主権者である私たちで『平和と市民自治』を育てる市民力を創り上げましょう。その為の手立ての一つとして、私たちは以下の催しを提案したいと思います。
 
 米軍基地の撤退を要求して闘っている沖縄県民に習って、私たちも決して諦めない強い意志と決意をもって、アベ改憲策動に反対する運動を寝屋川の地域で繰り広げたいと考えます。私たちの民意は、<民主憲法を擁護する>にあると示したいです。≪勝つ為の秘訣は、勝つまで決して諦めない!≫だと思います。

寝屋川 平和と市民自治の会 例会(希望のカフェ⑭)報告

安倍政権に審判を>
10月22日(日)、悪天候の中、福島原発避難者萩原さんをお迎えして、例会を持ちました。
 この日は、奇しくも衆院選の投票日。森友・加計問題を隠して改憲・戦争国家に向けて暴走する安倍政権に審判を下す今回の総選挙は、私たち市民グループにとっても、看過できないものでした。
 希望のクラブ世話人から

冒頭、「希望のクラブ」(希望の党とは何の関係もありません)世話人からは、「先日『二十四の瞳』を再読した。胸が痛む話だ。情勢は戦前のその時代に似ている。安倍がトランプと一緒になって本当に戦争に向かっている」と強い怒りの声が上がりました。
 裁判に勝つための具体的な証拠
 講演では、6年半前の福島第一原発事故によって、福島県郡山市から関西に避難されてきた萩原さんのお話を聞きました。萩原さんは、先日結審した京都原発賠償訴訟の原告として、避難者・被ばく者の権利が認められていない中で、なぜ訴訟にまで踏み切らざるを得なかったのか、国や東京電力の責任があいまいにされている現状を訴えられました。裁判で勝つには、具体的な証拠が必要です。原発事故当時やその後のセシウム等の高い数値をもとにした、説得力あるお話でした。参加者からは「ライブのお話は、やっぱり違いますね。」という共感の声があがりました。

最終意見陳述  
講演会の最後に次のような萩原さんご自身の最終意見陳述書を読んでいただきました。以下一部抜粋します。詳しくはあて先の紙面の裏面に印刷した最終意見陳述書、または原発賠償京都訴訟団のHPをご覧ください。
「『なぜ、専門家に相談に行かないのか?病院に行かないのか?』と言われるかもしれませんが、…病院に行ったり、健康診断に定期的に通う為の、気力も体力も、時間も無い程、私達の追い詰められた事情を分かって頂きたいです。」
「避難元の汚染が一番低い原告であっても低レベル放射性廃棄物(100ベクレル以上)の範疇に入る程の汚染された土地なのです。本来なら,黄色いドラム管に入れて半減期の10倍も保管管理されなくてはならない土地で生活、子育てをするなんて、あってはならない事なので避難の正当性を認めて下さい。
ましてや、被告東電の柏崎刈羽原発では、原告らの避難元より低く汚染されたゴミでも黄色いドラム缶に入れて厳重に管理しているのです!何故私達の子供達はそれよりもずっと高く汚染され土の上で遊ぶ事を許可されてしまうのでしょうか?! 」
「『事実は原告側の言う通りなので謝罪します。』…この様な真摯な姿こそが全世界を核の脅威から守る事になるのだと思います。福島第一原発事故の被害の実相が明らかにされ世界中の生きとし生ける者達の命と健康が様々な形で大切にされる事を心から望みます。」
私たち自身の問題として

基地を抱える沖縄の問題・「アンダーコントロールしている」(安倍首相)なんてとんでもない福島原発事故の問題は、安倍政権から切り捨てられようとしています。言葉だけの「連帯」ではなく、私たち自身の問題として、考えなければならない問題であることがよくわかる講演でした。
原発賠償京都訴訟団の方々の訴えがまとめられた冊子(1,000円)が発売されました。お求めの方は、同原告団か、私たち「平和と市民自治の会」まで、ご連絡ください。京都原発賠償訴訟判決は、2018年3月15日(京都地裁)。

衆院選12区(四条畷・寝屋川・大東)の
改憲反対候補を支援

 10月22日の例会での基調では、衆院選12区(四条畷・寝屋川・大東)
の改憲反対候補を支援して、1,806軒の電話かけかけを行ったことが報
告されました。残念ながら市民と野党の統一候補にはなりませんでした
が、今後ともこの流れを維持・発展させていくことが本当に大事だと思
います。
 「会」として10月10日選挙公示の日に「松尾まさのり」候補の出発式
への参加、17日の寝屋川市駅前での演説会への参加など応援を行いました。
当選に至りませんでしたが、このような活動が、改憲反対勢力の前進を生み
出していると確信しています。

1/5団結まつりに
「ぜんざい」のお店を出します
餅つきもします。
 皆さん!手伝ってください。

11月5日(日)11~16時
会場:毛馬桜ノ宮公園(桜宮橋北側/各駅より徒歩10分…JR環状線「桜ノ宮」東西線「大阪城北詰」地下鉄谷町線「天満橋」京阪「天満橋」)
参加協力券500円
主催:ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)関西
連絡先:090-8162-3004(川島)
みんなの力で東アジアの平和を作り出すために団結まつりが開催されます。沖縄・宮古島から自衛隊基地配備反対運動に取り組む楚南さん、韓国からユ・ミヒさんが参加されます。交流して、軍事力でなく対話による東アジアの平和を作るために思いを共有しあいましょう。ぜひとも参加を!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿