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「流れ橋」

2024-10-03 17:55:25 | 日記

日本最大級の木橋は京都府南部を流れる木津川に掛かる「流れ橋」

美しい川の流れと白砂の河原の上に長~くて超大きな木で出来た木橋

欄干がなく丸太で組んだ橋脚の上に橋桁を渡しただけの素朴な姿に写真家たちは

いろんなイメージを膨らませシルエットで描き出す作品の数々は写真展で何度も拝見

無理を言ってお借りした先輩の作品を見た瞬間ここは写真家たちの聖地を感じました

ある日、憧れの「流れ橋」へ先輩が誘ってくれました♬

神社を囲む森を抜けると木津川の土手に小さな階段が見えてきます

全長356.5メートル・幅3.3メートルの日本最長級の木造の橋が横たわっていました圧巻です

残念ですが先日の台風で流された橋は修復作業真っ最中で周りは金網が張られ隙間からパシャッり

「流されてもかまわない設計の橋」

雄大な自然の中では洪水時に流されるように橋桁が水面に浮き筏のようになり

橋全体の崩壊が回避できる仕組みだそうです・・とは言え過去に23回も流されたなんて

よく見るとワイヤーロープで橋桁と橋脚が繋がれていますよね~

ロープ引き上げるだけで橋桁を橋脚の上に戻すことができ復旧工事の時短なのかフムフム

 

木津川堤防沿いには木津川サイクリングロードが整備されていてロードバイクで気持ちよさそう

その日は4月の初めとは言え肌寒く山並みには靄がかかっていました

 

 

あれから40日あまりが経ちました5/17日おめでたい「橋の落成式」です

渡り初めに参加しようと1時間前になると人が集まりだし自転車飛ばしザワザワしてきました

現場監督さんから工事の概要や八幡市と久御山町を結ぶ大事な橋、期日を守れて嬉しいと・・

みんなの感謝の大きな拍手がありテープカットはなかったけど地味で暖かい落成式でした👏👏

白砂の河原も綺麗になりました

欄干が無いので自転車は押して渡りますが、なんだかとっても嬉しそう

 

流れ橋は数え切れないほど時代劇のロケ地として人気だそうです

川の流れが気持ちいいのですが反対に橋の上からはチョット怖い

撮影者がもっと橋桁の際へとおっしゃるのですが泳げない私は落ちそうで怖~い

 

「流れ橋」を渡りきるとお地蔵さんが草むらの中にありました

木造で出来た橋桁は歩くごとにふわっとが靴の裏にあたる感触は気持ちい~い

自然と人間が協調しあった素晴らしい景色・・・

今日の体験はず~っと忘れない、そして写真に出会えて良かった

もう少し腕を上げて「流れ橋」のシルエットを撮影するのを目標にしよう


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