『日本海難防止協会』 というところが、海ゴミのモニタリング調査を依頼してきました。 日本財団の系列機関のようです。(日本財団というのは昔は日本船舶振興会と呼んでいたところです)
『こんなにもゴミがくるのに、こんなに拾っているのに、どうして?』 という気持ちを抱えながら、みんな黙々と毎月ゴミ拾いを続けてくれています。『外国のゴミは外務省が言えばいいのに』 という声もたびたび聞かれました。役所も出来ることは細々とながらやっているのでしょうが、所詮は地方の、金にならない、小さな問題としてしか扱われないのです。
そんな中で、少しでも前向きの考え方を持った団体が行動していることを知ることは、とてもうれしく、力強く感じました。一言で言えば、『ゴミの定点観測』 です。拾ったゴミの分類、数量、総重量などを、一定の場所で一定時期に行うわけです。外国ゴミ、危険ゴミ等の実態も明瞭に表現できるだろうと思います。