昭和59年に発掘された荒神谷遺跡。
山の急斜面に358本の銅剣がびっしりと
並べたまま写真のように出土したのだという。
向こう側からは銅矛16本と銅鐸6個も出土している。
現物は出雲大社の隣にある『古代出雲歴史博物館』
にずらりと見事に一本ずつていねいに展示されている。
その上部壁には、当時の剣を再現した金色に光る剣が
展示されている、錆びなければ金色だったことが不思議
に思える光景だ。
ここには、出雲大社から出た古代の巨大な
本殿の柱も展示されている。(写真撮影可)
天にも届くような本殿が『国譲り』の見返りに建てられたと
いう神話が、現実の話であったということなのか。