トンビがかささぎの巣をねらって来る。
かささぎの夫婦は必死に鳴き、飛び回って撃退していたが、
昨日は、トンビが集団攻撃をしてきたので、たまらず幼鳥が
襲われて落ちた(または、飛んだ?)そして、我が家の玄関の
傘立ての隅に逃げ込んだらしい。
抱き上げたものの、どうしてよいかわからない。九電に電話した。
女性が『市役所に言ってください』とのこと。(休日なのに?)
『かささぎ営巣中と表示しているので電話したのですが』と食い下がると、
少々お待ち下さい、とのこと。30分後に担当者という田中さんが、
今から伺います。巣に戻してみましょう。との電話。
人の手がさわったヒナには、親鳥が寄りつかないかもしれないとのことなのだ。
ヒナは、恐怖で固まったままだったが、少し落ち着きを取り戻して
羽ばたいたりしはじめたので、ひと安心しているうちに田中さんがレッカーで
やってきた。かごごと渡すとクレーンで電柱の上に昇っていく。
しっかりした巣でしたからだいじょうぶでしょう。と田中さんは手慣れた様子で
下りてきた。
それから、二羽の親鳥がギャアギャアと飛び回るのだが、巣に入ろうと
しない様を、ぼーっと30分ほどみていた。
今朝、ぎゃあという鳴き声を聞いて見上げると巣から親鳥が飛び出したところ
だった。