2012-01-22 09:47:12 2012年01月22日 | インポート 赤白だんだら模様の煙突や、 原油タンク、コンクリートの突堤、無表情の倉庫、 どす黒く淀んだ河口・・・ 海を見たくても、いつもこんな情景に妨げられてきた。 ここには、そんな妨げるものが、ない。 あるのは、わずかに、アスファルトの道路と電柱、 おそらく、何千年も、このままの風景だったのだろう。 見えるのは、森山、丸山、恋の浦、そして遠くに 志賀島、玄海島がかすんで見える。 人口と賑わいの集中する福岡と北九州の狭間に わずかに取り残された空間の夕暮れ時。