海亀

浜辺を散歩しながら、ひとりごと...

菖蒲の季節がまた

2014年05月22日 | インポート

18529_010 菖蒲の季節が

また

やってきました。

ここいらあたりでは

宮地嶽神社の

江戸菖蒲ですかね。

ところで、宮地嶽神社の祭神は、神功皇后と勝村とか勝頼とかで三神

と、いうが、そもそも、新羅に向かう途中、宮地嶽山頂で宗像三神を

祀り、戦勝を祈ったという表記もある。戦勝の後には宗像三女神を

ここに奉祀したという。後世になって神功皇后自身が合祀された。

もとより、神功皇后の存在自体を疑う風潮もあいかわらずだが、

天平勝宝4年(752年)新羅の王子金泰廉(こんたいれん)が来日し、

孝謙天皇の謁見を受けている記録がある。『新羅の王が供奉するのは

気長足媛皇太后(神功皇后)がかの国を平定した時以来のこと』と述べている。

倭国の天皇と新羅の王子の会話の中に、神功皇后の存在がお互いに認識され

ているということなのだ。公式の場における天皇の発言の記録として、『続日本紀』

にある。

神功皇后の墓も応神天皇の墓もしっかり存在するというのに、神話の隅に追いやる

史観というものは、もういい加減にしてもらいたいものだよね。