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血管プラークを減らす💕①

2018-01-01 15:27:35 | 自分でできる健康維持
あけましておめでとうございます。☀️
今年もよろしくお願いします。😊🎵


①💕血管プラークを減らす💕①


エコー検査を受けて、自分の血管プラークを低くしようとしている人の努力は、見ていても涙ぐましいものがあります。

でも悲しいかな、努力ほどには効果が上がりません。

運動する、豆、玄米、バナナを食べたり、黒酢を飲んだり。

〇〇がいいと聞けば色々なサプリメントを試す、

あるいはカロリー計算をして献立をその都度変えるなど。

これまでの食習慣を変えないで、次々と新しいことを試しても、

効果は上がりません。

競争に勝つ必要はありません。

必要なのは、負けない努力をすることです。

つまり体にいい食材を取り入れようとするのではなく、

これまでの間違った食習慣を改めることが大切です。

「健康にいいことをするのではなく、

健康によくないことをしないこと!」

これにつきます。

その上で健康にいいことを、少しだけ心がければいいのです。

これは私の勝手な思い込みではありません。

血管プラークを正確に測定判断できる方法を見つけ、

仮説を立ててアンケート調査をした結果、

明らかに健康に悪いことをしなかった人たちの血管プラークが低かったのです。


アンケートで意外な結果が出ました。

当初血管プラークが1番低い人は、

肉嫌い、甘いもの嫌い、
魚大好き、野菜大好きなグループ

かと、思っていたのですが、

結果は違っていました。


1番よかったのは、

「大好きなのは何もなく、普通に何でも食べるが、肉を少し少なめ」

というグループでした。

やはり、バランスが大事というのは本当でした。

しかし、すでにプラークが溜まってしまった人は、野菜や魚介類、海藻類を多めにとりましょう。

魚介類はなんでもいいと思います。

海藻を魚介類が食べて、それを人が食べる。

魚介類や、フコイダンなどを含む昆布などの海藻食べると、

多くのミネラルやビタミン、健康にいい成分を食べることにもなります。

魚なら丸ごと食べましょう。

新鮮な魚は内臓まで食べられます。

小魚なら、目玉、ヒレ、軟骨まで食べることになりますのでお勧めです。

ただし、小魚に醤油や砂糖、水飴などを混ぜた食品は少なめにしましょう。

「こまめに節電」ならぬ「こまめに節糖」「こまめに節脂」です。


科学的根拠としては、私の論文の中で野菜を好んで食べていた人は、明らかにプラークが低かったのです。

その差は、高血圧があるかないかよりも大きな差でした。

魚好きの人も明らかに血管プラークが低かったのです。

逆に、肉類や甘いものを好んで食べていた人は、

明らかに右鎖骨下動脈にプラークが厚く溜まっていました。


(「脳梗塞・心筋梗塞は予知できる」真島康雄さんより)

血管をゴースト化させないために④

2017-02-26 17:47:43 | 自分でできる健康維持
④😄血管をゴースト化させないために✊④


毛細血管をゴースト化させないため、

また、ゴースト血管をよみがえらせるために、

シナモンなどの食品と並んで効果的なのが「運動」です。

特に、体の末端である手足を使う運動が効果的です。

激しい運動は、続けにくいうえ、かえって毛細血管に負担をかけ、逆効果になる場合もあります。

ウォーキングなど、軽くて継続しやすい運動がお勧めです。

私も、毛細血管の健康のために、毎日1時間ほどのウォーキングを心がけています。

なぜこうした運動が、毛細血管のゴースト化を防いだり、
回復を促したりするのに、効果的なのでしょうか。

血管のうち、太い動脈は筋肉があるので、

拡張したり、収縮したりして、血液を送っていくことができます。

しかし、毛細血管はほとんど伸び縮みしない組織でできているので、

毛細血管自体の力で血液を先に送ることができません。

そこで、毛細血管の中を血液が流れるために、

重要なのが、動脈の働きです。

弾力性のある動脈から、押し込むように血液が送り込まれることで、

全身に網の目のように張り巡らされた毛細血管に血液が行き渡るのです。

全身の血流がよくないと、このように毛細血管に血液を押し込む力が十分に働きません。

そこで、適度な運動すると、

動脈から血液が押し出されて毛細血管に流れやすくなるのです。


特に、全身の毛細血管の7割は、腕や足の筋肉に集まっているので、

意識的に手足を動かす運動をすると、

さらに毛細血管の血流がよくなります。

手足などの末端からは、何もしないと血流が戻りにくいので、

その意味でも、手足の運動が効果的です。


こうして「血流がよくなる」ことが、

ゴースト血管を再生させる大きなポイントです。

毛細血管は、血流が乏しいとゴースト化しやすいからです。

毛細血管の血液が活発に保たれているほど、血管の内皮細胞(内側の細胞)同士がよく密着し、

血管からのもれが少なくなることがわかっています。

つまり、ゴースト血管の予防や回復に効果的というわけです。

毛細血管の血流が活発のことは、

それによって血液を届けられる体の組織にとってはありがたいことですが、

毛細血管自身にとっても重要なのです。


ゴースト血管を再生させる運動として、ぜひお勧めしたいのが
「かかと上げグーパー体操」です。

これは名前のとおり、かかとの上げ下げをしながら、手でグーパー運動をする体操です。

ゴースト血管対策に効果的な手足の運動を組み合わせてあり、家の中で無理なく行えます。

やり方は以下の通りです。

✊かかと上げグーパー体操のやり方✊

①立って前に腕を伸ばし、手を軽く握ります(グー)。

②手を開いて「パー」にすると同時に、かかとを上げて、つま先立ちになります。

③かかとを下げて手を「グー」に戻します。

②③を20回くり返します。


手首をマッサージする「手首マッサージ」もお勧めです。

手首には太い動脈が通っているので手首をマッサージすることで全身の血流を促す効果があります。

同時に、毛細血管の多い手の血流もよくなります。


🌸手首の動脈マッサージのやり方🌸

一方の手首を、他方の手首でギュッと掴みます。

つかんだ手で、手首を回すようにしてマッサージします。

往復10〜20回ほど待ちましょう。

終わったら左右の手を変えて同様にします。


最初に触れたように、ウォーキングも毛細血管の再生に効果的な運動です。

特に早歩きでなく、自分のペースで構いません。

少なくとも20〜30分、継続して歩くようにしましょう。

こうした軽い運動を行うことで、

毛細血管がよりイキイキとしてきます。

ぜひ取り組んでみてください。(OvO)


(おしまい)


(「ゆほびか」3月号より)

ゴースト化を防ぐ食品③

2017-02-25 13:20:41 | 自分でできる健康維持
③🍀ゴースト化を防ぐ食品🍀③


毛細血管が消えていく「ゴースト化」を防ぎ、回復を促すために、

身近で効果的な食品はないだろうか。

そう考えた私たちは、入手しやすく安全性の高い、

数百種類の天然食品を調べました。

その結果、いくつかの食品に、毛細血管を復活させる働きが認められました。

そのうち、最も手軽に使えて高い効果があるのが、シナモンです。

シナモンコーヒーや、シナモンロールなどでお馴染みのシナモンは、

スパイスとして広く知られています。

カレーなどの料理に使う人も多いでしょう。

ちなみに、シナモンは漢方薬に使う「桂皮(けいひ)」と同じもので、

クスノキ科のケイという植物の皮です。


私たちが調べた結果、シナモン(桂皮)には、

前でお話しした「Tie2(タイツー)」を活性化するすぐれた働きがあることがわかりました。


毛細血管の内皮細胞にある Tie2 は、鍵穴のようなもので、

そこに「鍵」の役目をする物質がはまり込むと活性化し、毛細血管の復活が促されます。

本来、鍵の役目をするのは、壁細胞で作られる「アンジオポエチン-1」ですが、

これは加齢とともに減ってしまいます。

シナモンには「アンジオポエチン-1」の代わりに、 Tie2 という鍵穴にはまり込む物質が豊富に含まれているのです。

シナモンを摂取すると、シナモンに含まれる物質が Tie2 を活性化させます。

それにより、ゴースト化した毛細血管を復活させる効果が得られるのです。


私たちは次のような実験で、シナモンの毛細血管の回復効果を確認しました。

まず、実験的にゴースト化が進んだ毛細血管を作り、

シナモンのエキスを投与したところ、

わずか2〜3時間で内皮細胞の接着がよくなりました。

同時に、内皮細胞同士の間から液体が漏れる透過性の亢進(進むこと)も抑制されました。

実際、もれ出る液体量が約90%低下し、10分の1に減りました。

テレビ番組の企画で、被験者の協力を得て、シナモンの効果を検証したこともあります。

この番組では、実年齢より毛細血管年齢が高い人(年齢と比較してゴースト化が進んでいる人)に1週間、

シナモンを摂取していただきました(同時に、後ほど紹介する運動も実施)。

毛細血管年齢は、特殊の装置で指先の毛細血管の状態を調べて判断します。

すると、実年齢46歳で毛細血管年齢50歳だった女性が、

1週間のシナモンの摂取で、

毛細血管年齢30歳まで若返りました。

毛細血管の画像を見ると、当初の2倍ぐらいに伸びていて、私もびっくりしました。

個人差はありますが、このようにシナモンをとると、

毛細血管が復活し、皮膚や臓器に十分な血液が行くようになります。

その結果として、シミ、シワ、くすみ、たるみ、薄毛、抜け毛、

さらには糖尿病などの改善に有効であるという研究報告が出ています。

血流を良くすることから、高血圧にも効果があると考えられています。

シナモンを摂取するには、市販されているシナモンパウダーを使うと便利です。

毛細血管の回復効果を得るためのシナモンパウダーの摂取量の目安は、

一回0.6グラム程度。

だいたい、2〜3振りで取れる量です。

1週間に2回以上使うとよいでしょう。

シナモンほか、ルイボスティー、沖縄そばに使う香辛料のヒハツ(長コショウ)、果物のスターフルーツなどにも Tie2 の活性化作用があることがわかっています。

シナモンが苦手な人や、他の食品でも取りたい人は、これらを摂取してもよいでしょう。


(「ゆほびか」3月号、大阪大学教授高倉伸幸さんより)

ゴースト血管チエック②

2017-02-24 13:05:55 | 自分でできる健康維持
②🌸ゴースト血管チエック🌸②


若さと健康を保つために、なくてはならない毛細血管。

その「ゴースト化」は、一体どのようにして起こるのでしょうか。

もともと毛細血管は、
外側の「壁(へき)細胞」

内側の「内皮細胞」の二層が、ぴったりとくっついてできています。

細胞同士がきちんと接着して、無用なすきまはありません。

目の詰まった表地と裏地が、しっかり縫い合わされて、丈夫に作られている生地のようなものです。

この状態が続ければ、毛細血管を流れる血液の成分は、

途中でもれることなく目的の組織に届けられます。

ところが、個人差はあるものの、

一般には40代から、いだいに毛細血管が弱くなっていきます。

なぜかというと、ぴったりとくっついていった壁細胞と内皮細胞が離れやすくなるからです。

表地と裏地の間に、すき間ができるわけです。

それだけでも強度が落ちますが、

内皮細胞同士の接着の度合いも落ちて離れやすくなります。

やがて、壁細胞には脱落する部分も出てきます。

表地も裏地も、それぞれに目が粗くなってしまい、穴まであいてくるという状態です。

毛細血管がこんな状態になると、

必要な組織に血液中の酸素や栄養素を届ける前に、ダラダラともれ出てしまいます。

当然、毛細血管を流れる血流そのものも減ってきます。

血管が丈夫に保たれるためには、血管内をしっかり血液が流れる必要があります。

水の流れのない水道管が、錆びたり詰まったりしやすいのと同じように、

使われない血管はボロボロになってきます。

ですから血流が減ることで、毛細血管は、ますますダメージを受けるのです。

人体に備わったすばらしい、かつ恐ろしい仕組みは、

「使わない器官は消滅する」

ということです。

毛細血管もまさにそれで、血流の乏しい状態が続くと、

最初は機能が低下し、やがてなくなってしまいます。

これがゴースト血管です。


毛細血管のうち、どのくらいがどんな時期にゴースト化するかは、体質や環境、食事や運動などの生活習慣によって大きく違います。

そこで、自分の毛細血管がどのぐらいゴースト化しているかをチェックしてみましょう。

以下の項目のうち、いくつ当てはまりますか。

多く当てはまるほど、毛細血管のゴースト化は進んでいると考えられます。

◻︎シミや小ジワが増えた
◻︎顔や足がむくみやすい
◻︎目の下にクマができる
◻︎目が疲れやすい
◻︎白髪が増えてきた
◻︎冷えてつらい
◻︎寝ても疲れが取れない
◻︎爪がわれやすい

しかし、心配しないでください。

ただ毛細血管のゴースト化を防ぐ効果的な方法があります。

いったんゴースト化した毛細血管を再生させることが可能です。


そのポイントになるのが、毛細血管の内皮細胞にある「Tie2(タイツー)」という受容体(酵素)です。

Tie2 は細胞にある鍵穴のようなもので、毛細血管が丈夫に維持されるために重要な役目をしています。


この Tie2 という鍵穴に、鍵の役目をする物質がはまり込むと、

細胞内のスイッチが入ります。

そのスイッチが入ることで、内皮細胞と壁細胞がぴったりくっつき、

それぞれの細胞同士もしっかり密着するメカニズムが働くのです。

鍵の役目をするのは

「アンジオポエチン-1」

という物質で、毛細血管の壁細胞から分泌されます。


ところが、アンジオポエチン-1は、歳とともに生産量が減ってきます。

鍵であるアンジオポエチン-1が少なくなれば、Tie2にはまり込む数が減り、細胞のスイッチが入りにくくなります。

これが毛細血管のゴースト化の原因なのです。

そこで、私たちは、歳とともに生産量が減るアンジオポエチン-1の代わりになる物質を探しました。

その結果、身近な食品の中に、アンジオポエチン-1と同じ働きをするものが複数見つかったのです。

それらを積極的に取ることで、Tie2 が活性化され、毛細血管のゴースト化を防げます。

さらに、消えてしまったり、消えかかったりしたゴースト血管も再生できることがわかりました。

その食品については、次で詳しくご紹介しましょう。


(「ゆほびか」3月号より)

ゴースト化する血管①

2017-02-23 18:58:40 | 自分でできる健康維持
①💕ゴースト化する血管💕①


「血管」とは、いうまでもなく体にとって、とても大切なものです。

その血管の中に、加齢とともに消えていくものがあることをご存知でしょうか。

消えてゆく血管とは「毛細血管」です。

毛細血管は、名前の通り毛のように細い血管で、

太さは、5〜8マイクロメートル(1000分の5〜8ミリ)。

動脈や静脈などに比べると、毛細血管は話題になりにくく、血管として意識されにくいかもしれません。

しかし、じつは血管の中で圧倒的に多くを占めているのが毛細血管なのです。

長さにすると、血管のうち99%は毛細血管が占めています。

仮に、体にあるすべての毛細血管をつなぐと、その長さは、

地球2周半にも呼びます。

長いだけでなく、毛細血管は、体にとって大変重要な役割をしています。

私たちの体内では、心臓に連結した動脈が、次第に細くなって細動脈になり、毛細血管につながります。

そして、皮膚や臓器、筋肉といった様々な組織に、

網の目のように入り込んだ毛細血管から、

酸素や栄養素が届けられるのです。

酸素や栄養素は、毛細血管からしか組織に届けられません。

毛細血管がじゅうぶん1に張り巡らされていなければ、

組織はたちまち酸素不足、栄養不足に陥ってしまうわけです。


毛細血管は、酸素や栄養素を届ける一方、

二酸化炭素や不要な老廃物、余分な水分などをリンパ管と協力して回収します。

毛細血管の働きが低下すると、こうした不要物の回収率も落ち、組織に「ゴミ」がたまりやすくなるのです。

酸素や栄養素をしっかり届けるためにも、

体で生じた「ゴミ」をためないためにも、重要な毛細血管。

その毛細血管が消えてしまうとはどういうことでしょうか。


ある程度以上の太さがある動脈や静脈は、簡単に消えたりしません。

しかし、毛細血管は、老化現象の1つとして消えてゆく血管なのです。

平均的に、毛細血管は40代半ばから減り始め、80代になるまでに4割も減ってしまいます。

突然に消えるわけではなく、血管の血管壁がしだいに弱くなり、血液成分がもれ出し、血流が乏しくなってきます。

この状態の毛細血管を特殊な装置で観察すると、

本来はしっかり画像に写っている毛細血管が、いまにも消えそうに薄くなり、ところどころで切れているのがわかります。

その様子が、まるで幽霊のようなので、

私は一般の人にわかりやすいよう、

「ゴースト(幽霊)血管」

と名づけました。

健全だった毛細血管がこのように変化することを

「毛細血管のゴースト化」と呼んでいます。

ゴースト血管が多くなるほど、組織に必要な酸素や栄養素が届かなくなり、

老廃物が溜まりやすくなります。

そのことが、様々な老化現象や病気を進める一因となります。


特に、新陳代謝の速い皮膚は、毛細血管のゴースト化が起こりやすく、

影響しやすいのです。

ゴースト血管が増えるほど、肌のくすみやシミ、たるみ、シワが増加してきます。

皮膚に限らず、末端の毛細血管がゴースト化することで、

冷えやむくみも悪化します。

白髪や抜け毛が増えたり、爪がかけやすくなったりと、髪と爪の老化も助長されます。


皮膚と同じく新陳代謝が速い肝臓も、毛細血管のゴースト化が起こりやすい臓器です。

加齢とともにお酒が弱くなることにも、ゴースト血管が関係していると考えられます。

ほかの臓器や器官も、加齢につれて毛細血管がゴースト化します。

その結果、腎臓や呼吸器の機能低下、アレルギー症状、認知症などが進みやすくなります。


もともと私の専門は、がんと毛細血管の研究ですが、

ゴースト血管が増えるほど、長期的にはがんのリスクも高まります。

ゴースト血管の割合は、同じ年齢でも大きな個人差があります。

同じ50代でも、違います。

しかし、毛細血管のゴースト化は、

食事や運動など日常生活のちょっとした心がけで防げます。

さらに、ゴースト化した毛細血管を再生させることも可能です。

具体的な方法の解説の前に、

次のページでは毛細血管のゴースト化の進み具合がわかるチェックリストをご紹介しましょう。


(「ゆほびか」3月号より)