🍀般若心経の解説🍀48
🌸🌸「波羅羯諦(はらぎゃてい)」🌸🌸
この「波羅羯諦」という真言は、
サンスクリット語「パーラガテー」の音を写したものです。
中村元博士は、
「彼岸に往ける者よ」
また
「彼岸に往けるときに」
という訳を示しておられます。
ともに、
「波羅蜜多」の原語である「パーラミター」(到彼岸、彼岸に到ること)という言葉の
通俗的語源解釈にしたがっていると、
博士はいわれます。
ここでは、
「彼岸」という言葉がキーワードと考えられますので、
以下「彼岸とは何か」について、学ぶことにしましょう。
「彼岸」といいますと、「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますように、
春(三月)と秋(九月)の1週間にわたって行われます、お彼岸の仏事を思いおこされることでしょう。
この「彼岸会(ひがんえ)」は、
遠く奈良時代から始まるとされていますが、
お盆の行事とともに、私たち日本人にとって、
ひごろの忙しさをしばし休めて、心のふるさとにかえる日です。
また、その原点に触れて、自らを宗教的に育ててゆくよき日でもあります。
純粋清浄にして、理想のさとりの世界を「彼岸☀️」というのに対して、
「此岸(しがん)」という言葉🍀があります。
私たちのこの現実の世界は、苦しみ悩みが多く、とかく迷うことの多い世界です。
これを「此岸🌸」といいます。
「法句経🎵」には次のように説かれています。
かず多き人々のうち、彼岸に達するは、まことかず少なし。
ほかの多くの人々は、
こなたの岸(此岸)の上でさまよう。☁️☁️
と。
仏教🌸では、お釈迦様の原始仏教の時代から、
まよいの「此岸🌸」から、
さとりの「彼岸☀️」へ赴くことを説いています。😄
さまざまな功徳🌸を積み、自らも修行⚡️することによって、
彼岸☀️の世界に渡ることを「到彼岸🌟」というのです。
これは、また「涅槃🌸」ともいいます。
心💓が平安寂静となった安らぎの状態です。
「波羅羯諦」の真言には、
彼岸、つまりさとりを体現した者への崇拝と、
自らも彼岸(さとり)に到ろうという希い✊がこめられていると思われます。😄💕
(「あなただけの般若心経」より)
🌸🌸「波羅羯諦(はらぎゃてい)」🌸🌸
この「波羅羯諦」という真言は、
サンスクリット語「パーラガテー」の音を写したものです。
中村元博士は、
「彼岸に往ける者よ」
また
「彼岸に往けるときに」
という訳を示しておられます。
ともに、
「波羅蜜多」の原語である「パーラミター」(到彼岸、彼岸に到ること)という言葉の
通俗的語源解釈にしたがっていると、
博士はいわれます。
ここでは、
「彼岸」という言葉がキーワードと考えられますので、
以下「彼岸とは何か」について、学ぶことにしましょう。
「彼岸」といいますと、「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますように、
春(三月)と秋(九月)の1週間にわたって行われます、お彼岸の仏事を思いおこされることでしょう。
この「彼岸会(ひがんえ)」は、
遠く奈良時代から始まるとされていますが、
お盆の行事とともに、私たち日本人にとって、
ひごろの忙しさをしばし休めて、心のふるさとにかえる日です。
また、その原点に触れて、自らを宗教的に育ててゆくよき日でもあります。
純粋清浄にして、理想のさとりの世界を「彼岸☀️」というのに対して、
「此岸(しがん)」という言葉🍀があります。
私たちのこの現実の世界は、苦しみ悩みが多く、とかく迷うことの多い世界です。
これを「此岸🌸」といいます。
「法句経🎵」には次のように説かれています。
かず多き人々のうち、彼岸に達するは、まことかず少なし。
ほかの多くの人々は、
こなたの岸(此岸)の上でさまよう。☁️☁️
と。
仏教🌸では、お釈迦様の原始仏教の時代から、
まよいの「此岸🌸」から、
さとりの「彼岸☀️」へ赴くことを説いています。😄
さまざまな功徳🌸を積み、自らも修行⚡️することによって、
彼岸☀️の世界に渡ることを「到彼岸🌟」というのです。
これは、また「涅槃🌸」ともいいます。
心💓が平安寂静となった安らぎの状態です。
「波羅羯諦」の真言には、
彼岸、つまりさとりを体現した者への崇拝と、
自らも彼岸(さとり)に到ろうという希い✊がこめられていると思われます。😄💕
(「あなただけの般若心経」より)
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