💰💰お金の「シーズ」💰💰
22歳位から始めた宝石販売が、あるときからすごく売れるようになりました。
私は「いのちの脳」と呼んでいるのですが、
無意識のうちにそこに働きかけていたことに気づきました。
たとえばこんなふうに話しました。
「奥さん、娘さんに何か残すか考えていますか?
洋服や着物は時代で流行が変わります。
その点、宝石は古臭くなりません。
何億年もの歴史をかけてできたものですし」
「これをお母さんは大事に指にはめ、お母さんがいずれ亡くなったときには娘さんが形見として、またその指を受け継ぐ」
「『あら、きれいな指輪ね』と誰かに言われたら、『これはうちのお母さんの形見なんです』と、その度にお母さんの名前を出し、
お母さんに言われたことや愛されたことを思い出すのです」
「つまりこれは単なる指輪じゃなくて、
お母さんの愛そのものです。
そうやって代々形見が受け継がれていくって、
こんなにいい物はないと思いませんか」と。
私はそれを全力で、汗びっしょりになりながらお客様に一生懸命説明するのです。
お客様は、その話を聞きながら涙を流したりしてくれました。
地方に販売に行く話をすると、自分の友達を集めてくれる人まで出てきました。
お客様の役に立つことを考え、価値ある商品であることを伝えれば、
お客様は喜んでお金を払ってくださるし、
自分の大切な友だちまで紹介してくれたりするのです。
売るこちら側も、そのお客様がうれしそうにしていらっしゃる姿を見ると、
「お役に立ててよかった」と思うし、
お金も入ってきますから、やりがいも感じます。
誰しもお金とは切っても切れない人生を送っていますが、
そのお金の観点から世の中を見てみると
いろんな面白さが見えてきます。
たとえば、表に顕在化してきた欲求のことを「ニーズ」といいますが、
さらに、その奥には隠れている潜在的な欲求があるのです。
それが「シーズ(たね)」です。
お金を何に使うかは人によってそれぞれ違います。
ただそれを一言で言うとすれば
「自分にとって価値があるもの」
です。
女性だと化粧品とか服とか、
男性だったら車とか旅行とか、家かもしれません。
とにかく自分が1番価値があると思うものに人はお金を使うのです。
たとえば末期ガンで「余命数ヶ月」と告知された人なら、
命が助かることと引き換えであれば、
それがいくらであろうと喜んで払おうとすることでしょう。
しかもその上、それで命が助かれば、その人は「ありがとう」と感謝の言葉まできっと言うはずです。
つまりその「シーズ」をうまく探り出し、
価値あるものを提供できる商売をすれば、
誰もが多くのお金を手にできるということです。
お金はどんなに大切に持っていっても
あの世に行ったら、すべて
「単なる紙切れ」で、価値がなくなりますから、
お客様は、きっと、潜在的に
「お金を使いたい」と思っているはずなのです。
(「みやざき中央新聞」佐藤康行さんより)
22歳位から始めた宝石販売が、あるときからすごく売れるようになりました。
私は「いのちの脳」と呼んでいるのですが、
無意識のうちにそこに働きかけていたことに気づきました。
たとえばこんなふうに話しました。
「奥さん、娘さんに何か残すか考えていますか?
洋服や着物は時代で流行が変わります。
その点、宝石は古臭くなりません。
何億年もの歴史をかけてできたものですし」
「これをお母さんは大事に指にはめ、お母さんがいずれ亡くなったときには娘さんが形見として、またその指を受け継ぐ」
「『あら、きれいな指輪ね』と誰かに言われたら、『これはうちのお母さんの形見なんです』と、その度にお母さんの名前を出し、
お母さんに言われたことや愛されたことを思い出すのです」
「つまりこれは単なる指輪じゃなくて、
お母さんの愛そのものです。
そうやって代々形見が受け継がれていくって、
こんなにいい物はないと思いませんか」と。
私はそれを全力で、汗びっしょりになりながらお客様に一生懸命説明するのです。
お客様は、その話を聞きながら涙を流したりしてくれました。
地方に販売に行く話をすると、自分の友達を集めてくれる人まで出てきました。
お客様の役に立つことを考え、価値ある商品であることを伝えれば、
お客様は喜んでお金を払ってくださるし、
自分の大切な友だちまで紹介してくれたりするのです。
売るこちら側も、そのお客様がうれしそうにしていらっしゃる姿を見ると、
「お役に立ててよかった」と思うし、
お金も入ってきますから、やりがいも感じます。
誰しもお金とは切っても切れない人生を送っていますが、
そのお金の観点から世の中を見てみると
いろんな面白さが見えてきます。
たとえば、表に顕在化してきた欲求のことを「ニーズ」といいますが、
さらに、その奥には隠れている潜在的な欲求があるのです。
それが「シーズ(たね)」です。
お金を何に使うかは人によってそれぞれ違います。
ただそれを一言で言うとすれば
「自分にとって価値があるもの」
です。
女性だと化粧品とか服とか、
男性だったら車とか旅行とか、家かもしれません。
とにかく自分が1番価値があると思うものに人はお金を使うのです。
たとえば末期ガンで「余命数ヶ月」と告知された人なら、
命が助かることと引き換えであれば、
それがいくらであろうと喜んで払おうとすることでしょう。
しかもその上、それで命が助かれば、その人は「ありがとう」と感謝の言葉まできっと言うはずです。
つまりその「シーズ」をうまく探り出し、
価値あるものを提供できる商売をすれば、
誰もが多くのお金を手にできるということです。
お金はどんなに大切に持っていっても
あの世に行ったら、すべて
「単なる紙切れ」で、価値がなくなりますから、
お客様は、きっと、潜在的に
「お金を使いたい」と思っているはずなのです。
(「みやざき中央新聞」佐藤康行さんより)
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