ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

ケータイが!

2011-08-22 20:59:02 | 日記
 gooブログは半月前に始めたばかりだが、その前は2005年からmixi日記を書いていた。
 9割がたくだらない日記だが、たまに面白いと評判だった日記もある。
 mixiの存在が危うい今(笑)、データ保護のため、ネタ不足の時は過去の日記をこちらに再掲することに。ひげめがねの成長のなさを見られるのは嫌ですが、真実なので仕方なし(笑)。
 今回は救急車を呼んだ話。
 私は病院に勤務している事務職員であるが、そんな事とは全く関係のないところで救急車を無駄に2回呼んだことがある(笑)。救急隊の皆様には本当に申し訳ないが、人命救助は使命なので今後もこういうことがあるかも。救急隊の皆様、何卒よろしくお願いいたします。
 今日は2回のうちの1回目の日記を再掲。


ケータイが! 2006年11月11日07:27
 昨日は雨の中傘さして11時ころチャリ帰宅。
 ずぶ濡れになって「アー早く風呂はいりてー」とか思いながらチャリこいでたら、人みたいなものが倒れてる。
 まさかねー、と思ったらほんとに人だった。そこから30メートルくらい離れたところに荷物がまとめて置いてあった。
 まったく、酔っ払いがヨー、と思ってたら、頭部に血が!!しかし、そこは病院職員?とりあえず呼吸を確かめる。
 呼吸はある。時折いびきが混じる。でも、いびき様の呼吸をしているときは意識混濁で危ないときがある。
 ほっとくわけにはいかないので、とりあえず119番。でも、ケータイがどこにもない。ないないない!!
 あーどうしよう。1分くらい探した。
 なんと、普通にポケットの中にあった(爆笑)。
 落ち着いてるようでも、「これ見られて僕が殴ったと思われたらどうしよう」という意識が働くのね、小市民は(笑)。
 こういうときの救急車到着までの時間は異様に長く感じる。その間、声をかけたりしつつ、あまりぬれないように傘差しててやったが、そのうち、
 あううーーー
 とか叫んで起きだして、よろよろと歩き出しやがる。少しむこうに救急車のサイレンが。
 まったく、こういうときはすべてが最悪のタイミングだぜ。
 その場で救急車が到着するのを待ち、思いっきり手を上げて救急隊員に場所を知らせ、そのまま隊員と走ってそのおやじをつかまえた。
 あとで荷物のところを見たら、かばん、ジャンバーのほかに、なぜか革靴が、きれいに並べられて置いてあった。そういうところに育ちのよさは見られたが。。。
 救急隊員に「ありがとうございました。助かりました」と言われて、なんだか申し訳ないような気分になった。
 結論:救急車で搬送される患者に軽症者が多いのは、親切な人(余計なお世話をする人?)が多いからだ。

冷えピタ新手

2011-08-21 19:53:07 | 日記
 冷えピタとは常識的におでこに貼るものだが。
 丸山九段(頭頂部に冷えピタを張る新手を出した棋士)
 ↑この映像がNHK-BSの生中継で流されたのが3月。

 そして、昨日はついに3枚体制(でこ1枚、頭頂部に2枚)に!!!
 写真を転載したいが、有料サイト(プロ将棋閲覧のPCサイト。優良サイトで変なサイトではありませんが、将棋に金かける人はある意味変でしょうか?)なので、さすがにまずいかと思い、自制するが。
 あまりの衝撃でしばらく笑いが止まらなかった。将棋サイトなのに…。
 ちなみにひげめがねは髪が抜けるのが気になって絶対できない(笑)。

谷(夫)に見た「人生とは自己の存在意義を求める旅」

2011-08-20 22:20:31 | 日記
 昨日(8月19日(金))の話だが、久しぶりにNHK-BSで巨人戦をやっており、真剣に、ではなく適当に観戦していた。
 ひげめがねは地方の男の子の標準的な例にもれず小さなころからしっかり巨人ファンであった。ちなみに父親は大の長嶋ファン→監督解任以降はアンチ巨人ファン、という、これまた標準的な地方のサラリーマンであったために、私が子供のころはまともにナイターを見られなかった(その日の試合進行により、どちらかがチャンネルを変えるか、テレビをスイッチオフにするため)(笑)。長嶋監督再就任(1993年シーズン)以降は仲良く野球を見られるようになったが、1993年は私が大学入学のため上京した年。結局意気投合して一緒にテレビ観戦できるようになったのは、その後堀内政権の時(2人ともアンチ堀内だったため、アンチ巨人で同盟笑)とごく最近である。第2次原政権になってからは2人とも巨人ファンだが、いかんせん野球中継がないもので…。

 で、昨日は沢村がよく抑え、1点を争う好ゲームとなったのだが、最終回に我が家を大いに騒がす事件(?)が起こった。
 最終回2点リードなので、ピッチャーを含め守備固めとなる。その際レフトに入ったのは、谷亮子議員の夫としておなじみ、谷佳知選手。
 大型日本人スラッガーとしてならした谷選手も、ついに守備固め要因か。感慨深いですなあ。
 と思ってみてたら、いきなりレフトへのハーフライナーを飛び込んで取りに行って後逸!!2塁打にしてしまった。
 その飛び込み方も、観ているファンが「仕方ない」とは絶対思えないようなかっこ悪さ(笑)。惜しくもなんともないのに、なお後逸で哀愁を漂わせる。
 次にレフト前ヒットが飛ぶ。ホームでクロスプレーになるタイミング!!よっしゃ今度はがんばれ!と思ったとたん、ボールを弾き、しかも見失い、ランナー楽々ホームイン…。
 さすがの温厚なひげめがねも、親父と一緒に「何やってんだ!!」とテレビに向かって罵声を浴びせる。
 結局、レフトの守備交代。その後巨人は勝利し、事なきを得た。

 それにしても、谷選手の心中を慮ると何とも言えない気分になる。結婚してからいろいろなことがありすぎた。巨人に移籍してきて1年目は大活躍だったが、その時も2番起用だったし。その翌年からはスーパーサブ的扱い。今や「スーパー」ですらなくなっている。そこに来てあの奥様(笑)。政治的にもナベツネ様からいろいろな批判非難が浴びせられたやに聞く。で、追い打ちをかけるように、あのプレーがめったにない巨人戦中継のある日とは。
 僕だったらどうだろうなあ、と感慨にふけった。ここでやめられないと思うか、今年で終わりかと思うか。ひげめがねは腑抜けなので、すぐ「終わり」を選択してしまいそう。でも、私も「もう終わった」というところから人に拾い上げてもらって、なんとか生きていられている。「自分の存在意義」というのは、当たり前の話だけど、時機と場所で決まってくる。極端な例を挙げれば、文系のひげめがねが37歳にして理化学研究所に就職したとしても、何の存在意義もない。たまたま医療機関で、ひげめがねのような人材を求めていたところがあったので、現在仕事ができているだけである。
 「自分に存在意義がない」と考えるのは簡単である。でも、それぞれ発揮できる能力は異なるのだから、「自分の存在意義を(自他ともに)認められるところを探す」のである。それは、やったことのない人にとっては難しいことに思えるかもしれないが、一度経験してしまえば、自分が生きていく方法がわかるというものである。
 野球選手は解雇されないと自分で職場を決められないのが痛いが、個人的には、スタメン5番~7番でフル出場できる状況が彼には良いと思うし、その条件ではまだやれると思っている。ただ、そういうチームがあるかどうか。真っ先に思い浮かぶのは横浜だが、下位低迷のチームでは雰囲気の相乗効果で逆効果な気が(笑)。最近しっかりプロ野球結果を取り上げてくれないので、どこのチームがいいのかもよく分からないけど、いいとこありませんかね。今「カムバック賞」的な賞があるのかわからないが、とりあえずそれを目標にしていただければ。

医療福祉連携士の役割

2011-08-18 01:10:38 | 日記
 注:暑くて眠れず書きましたが、ひげめがねにしてはかなり真面目な日記です。

 この春、苦労して「医療福祉連携士」という資格を取った。資格を取ったはいいが、具体的にどうするかというのは、各「医療福祉連携士」に委ねられている。つまりは各自考えろということだ。
 私は私なりある思いをもってこの資格を取ったのだが、私とほぼ同じ考え方の文章に出会った。
 日本慢性期医療協会発行の雑誌『JMC』2011.8月号に、同協会の会長である武久洋三氏が「2025年対応には、同床異夢の同士が成功事例を全国に普遍的に広げること」と題した文章を掲載している。以下概要。

・2011年現在450万人の患者が、2025年には750万人になる。
・しかし、病床は増やすどころか減らす政策であり、増加分の300万人のうち250万人は在宅療養となる。
・在宅医療が必要というコンセンサスはあるが、在宅療養支援をどう行っていくかは、急性期病院、慢性期病院、一般診療所、在宅療養支援診療所によってスタンスが異なる。いわば「同床異夢」の状態である。
・本気で「家での看取り」をしたい医師が少数いる一方、ほとんどの診療所の医師は「家での看取り」「家族への説明」に自信がない。
・病院の医師の中には、「何も治療しなければこのままお亡くなりになりますが、いかがですか?」と、治療可能なのに治療しないことを勧めるところも出てきた(ちなみにその事例は転院し、1週間、中心静脈栄養することで回復し退院となる)。
・家族も受け取れる年金により、患者を見捨てたがったり、不要に生き延びさせたがったりする言動が目立つようになってきた。
・療養型病院も自法人のデイケア通所強要など施設で囲い込みを図る。
・お互いに自分の利益しか考えないため、結果的に医療施設、介護施設、患者、家族間での不信感が募り、連携が成立しない。現在は機能不全を起こしている状態。
・解決するには、「同床同夢」にするべく、地域機関間で話し合い、目的、ゴールの共有をしなければならない。

 私は長年、急性期病院にいて、連携室では「一線で活躍」とまではいかずともそこそこのことはやってきたし、多くの優秀な人と出会ってきたつもりだが、これだけ明確に連携の必要性と現在の問題点がまとめられた文章は初めて読んだ。やはり、長く闘病し最期を看取る慢性期病床にいる人のほうが、看取りとか在宅医療とか連携の必要性を強く感じているのだ。それがわかっただけでも、自分の転職に意味があったのかもしれないと思える自分がいる。
 医療福祉連携士の役割は「同床同夢」にするために活動することだとの思いを新たにした。

3年ぶりに将棋を指しました。

2011-08-17 20:26:42 | 日記
 15日も将棋フェスティバルin長野・権堂に。
 ボランティアに行ったにもかかわらず、15日(月)は武市三郎六段に二枚落ちで将棋を教わりました。結局楽しんでしまいすみません(笑)。
 人と対面で将棋指すのは3年ぶりです。駒の持ち方すら忘れてた(涙)。

 それでも、プロの将棋だけは観戦していましたので、感覚だけは十分身についているつもり……。
 実際、大局観とか、局面の急所をとらえる力とかは、小学生の時より大駒2枚は強くなったような気がします。それ以外は大駒1枚くらい弱くなりましたが(泣)。
 山口瞳流でいえば「序盤5級、中盤四段、終盤10級」(笑)。
 実践不足は終盤にもろに現れると考え、中盤でいかに手厚く優位を築けるかがポイントと感じていた。そして、その思惑どおりに!


 図は「2筋を突破するぞ」と見せかけておいて、飛車を左翼から侵入させるのが真の狙い。さすが戦略家ひげめがね!まあ、プロはそんなこと百も承知なんだけど…。


△8六歩 ▲同金 △8五金 ▲同金 △同桂 ▲8三歩成

 こんなところにと金ができたら必勝だ!
 これで負けたらどうしようと余計な心配をする(笑)。しかし、油断した瞬間が一番危ないという将棋の経験則を忘れた愚かな空想だった。


△7七歩 ▲8四と △8六歩!


 全然見えていなかった。角ピンチ!
 ここでひげねがね長考。中身は以下のとおり。
1.まずは角を逃がす方法を考えるが、その間に無条件で、と金2枚作られるのでは……。
2.角を完全に見捨ててその間に飛車を左翼に展開して寄せ合い→、角とられ、相手のと金も自玉の近く…。それでも勝ちかもしれないが、ここまでこんなに粘り強く指してきて暴発する必要もないか。それに終盤は3年間頭使ってないので(笑)かなり不安。
3.角損しても敵の攻め駒を一掃してから飛車転換!→うん、うまくいきそう。

というわけで角を取らせる決断。

▲8五と △8七歩成 ▲7七角 △同と ▲同桂 △8八角 ▲7八金!


△9九角成とされてほとんど角損だが、自玉は城を再構築して安全だし、と金&竜作成は約束されているので、勝勢と言えよう。こういう将棋は小学生の時指せなかった。まあ、小学生の時こんな渋い将棋指すのもそれはそれで問題かも。


 そして、最大の難関、最終盤(笑)。
 もう将棋は終わっているが、さすが3年ぶり、ここで寄せられなかった…。


 今見れば、金打って、桂打って、銀打って、銀打って、竜ひきつければ簡単に詰むじゃん。。。竜引きが見えなかった。せっかく下段に香を打ってご満悦だったのに、大事なところでそれを生かし切れない。まるでひげめがねの人生のようだ(自虐)。
 ちなみに、詰将棋的に言えば、ここで7手詰めがあります。初手さえわかれば簡単。やはり、逃げ道封鎖は重要だね。人生にも(自虐)。