私がお好み焼きを焼かない理由

　先日、大阪は曾根崎（露天神社＜つゆのてんじんじゃ＞通称お初天神）に行って、その近くで元同僚とお好み焼きを食したことをブログで書いた。
　私にはお好み焼きを自ら率先して焼いて食すという習慣がなかった。初詣の参道で買って食べることはあっても、鉄板の上で自分で焼いてお好み焼きを食べるということは20年来したことがない。実際、今回も店の人に焼いてもらった（笑）。しかし、そこには、涙涙の物語があった…（というほどのことではないけれど）。

　あれは確か1994年の夏のことだったと記憶する。その年は前年の冷夏（そのためこの年はコメ不足騒動が起こった）の反動か、前例のない猛暑となり（その年から今のような猛暑が始まったとひげは認識）、都心ではあわや40度になろうかという最高気温を連発していた。
　そんな中、私の友人（日本文学専修）が、「日文合宿に来い」とのたまう。私は別の専修であったが、基本的に誘われたら断れない、「ドラえもんのいないのび太」のような性格なもので（笑）、やむなく参加した。その時、近世文学のグループに入り、近松について発表した覚えがある。なんか話がつながってくるなぁ。
　で、最終日に観光し、お昼にお好み焼き屋に行った。ひげめがねはお好み焼き屋に行くのがその時初めてであった。
　とりあえず見よう見まねで焼いて悦に入っていたところ、その時初めてお会いする先輩が次のようなことをのたまった。
「こんなのはお好み焼きではない。お好み焼きには美学がある。その美学を無視するのは人間として最低だ」（要約。これでも表現を柔らかくしております）。
　その後もずっとそのことについてのたまっており、さすがの温厚なひげめがねもブチ切れそうになった覚えがある。
　その時、「その先輩とは一生話さない。お好み焼きは一生焼かない」と決めた（笑）。

　しかし、この話には後日談がある。
　６世中村歌右衛門の最後の公演となった歌舞伎座（淀君を演じていた）の幕見で、その先輩と遭遇！終演後、銀座ライオンで閉店まで数時間ずーーっと歌右衛門談義をした。その先輩は５歳から歌舞伎を見ていて、歌右衛門をもっともひいきとしていたため、ずっとライオンの中で踊ったり演じたりしていた。今になれば、よくあの店から追い出されなかったものよのぉ。

音信不通のマイミクさんの衝撃

　最近、mixiにアクセスすることがすっかり減った。足あと機能がなくなったのを境に、私もマイミクの皆様の多くもmixiに興味を失った模様。あのころから急激に書き込みが少なくなってしまったような感じがする。
　そんな中、久しぶりにmixiに書き込みをしたマイミクさんがいた。大学時代のサークルの後輩で、大学卒業以来会っていない（よね？）。マイミクにはなったが、最近彼が何をしているのか全然知らなかった。
　大学生当時は「自虐的なキャラ」という部分だけかぶっていたが、それだけで私はシンパシーを持っていた。彼には迷惑だったかもしれないが。
　忘れもしないのが、クリスマスにひげめがねが好きな女の子と会うことになった時に、上野の丸井で服をコーディネートしてもらったこと。全身で4万円は当時貧乏大学生のひげめがねには痛い出費だったが、おかげでうまくいって、その彼女とは9年間続いた。一応ありがとうございます（←一応？）。

　で、その彼のmixi書き込みの内容が「日本プロ麻雀協会」のファンクラブのお誘い。
　へー、協会の事務局でもやってるのかしらん。と思って、協会のホームページを見てみたら…。
　プロ雀士じゃん！！しかもバリバリのＡリーガー！！
　なんかアウトサイダー的な仕事をしている（笑）と聞いたことはあったが…。
　ひげめがねは36年くらい麻雀には興味がなかった。職がなかったときにたまたまＣＳ放送観てたら麻雀の番組やってて、それで興味持ち始めてまだ1年ちょっとくらい。それ以来、毎週のMONDOの麻雀対局は欠かさず見ているという感じ。
　そんなこともあり、彼がどんな打ち方するのか見てみたい～。

　プロ雀士で初めて応援する人ができたはいいが、世の中は女流雀士全盛。ファンクラブに入ったところで特典は女流雀士のブログが読めるとか、女流雀士のサインがもらえるとか……。ひげめがねは女性は嫌いではないが、知らない女性の日常を知っても…。
　彼は「自分のサインをあげる」と書き込みしていたが、彼のサインをもらってもそれはそれで…。
　ということで、ファンクラブに入会するか悩んでいるが、彼がこのブログに書き込みしてくれたら入会しようかと（←どんなツリだよ）。
　時間があれば、Ａリーグの最終戦に観戦に行きますので、よろしく。

一人景気回復計画

　おととい愛車の洗車に行ったのですが、その写真をブログに載せていただきました。
http://blog.livedoor.jp/staff_blog_naganoic/archives/66787332.html

　ほんとにラ～メラメ（←意味不明？）。ラメが入っていることを洗車して初めて知りました。
　やはり、しっかりしたものにお金をかけるとそれなりの満足感が得られるのですね。
　そもそも、何もなければこんなところに金かけないっすよ、ケチひげは。
　いろいろあったから金かけたので…（←口ごもるひげめがね）。

　でも、きょうびのご婦人方はクルマなぞに興味ないのよね。
　最新号のベストカーに、「なぜ最近の女の子はクルマの話をしないのか？」という質問に対し、わが尊敬する清水草一先生が完璧な回答をなされていた。
「バブル前の経済成長期はみんなが豊かになるレースをしていた。だから彼氏のクルマはステータスだった。でも今は貧乏にならないレースをしている。クルマ買うなんて貧乏への早道。女の敵」（要約）。
　まったくそのとおり。フェラーリ買うなんて愚の骨頂です（←負け惜しみ）。

　ただ、ジーンズはユニクロよりもエドウィンやリーバイスと思ってます。やはり肌に触れるものであり、短い脚を長く魅せるものですから（笑）。
　先日久しぶりにジーンズ買いに行ったら、麻のジーンズ売ってた！！
http://edwin-ec.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=53592&q=403&brandCd=&cateCd=&sort=&type=&rowPerPage=
　１秒の考慮もなく定価にて購入しました。大満足です。