アメリカミズキンバイ(=ヒレ田牛蒡・アカバナ科チョウジタデ属)
おととしから目につき始めて、去年は田んぼの中の道のふちで花ざかり。ものすごく目立つ花で、個性があるのに図鑑のどこを見ていいか分からないのが悔しい。今日、実が付いているのを見てチョウジ(丁子)が浮かんだので調べてみると・・・。
チョウジタデ(=タゴボウ)に似ているが実の形も全体の姿もすこ~し違う。・・・ネットで調べてやっと判明。
アメリカミズキンバイ。別名ヒレタゴボウ。熱帯アメリカ原産。
「50年代に愛媛県で発見された」と、或るHPに。昭和か西暦かどっちだ?今では田んぼにありふれた植物なのに、昔植物採集していたころには全く見た覚えがありません。昭和50年代ということでしょうか。私の図鑑には載っていません。わからない筈。
花はチョウジタデよりずっと大きい。花弁は4枚で、径2.5センチ~3センチくらい。
茎は緑で稜(ヒレ)が目立ちます。
花の下で一見茎のように見えていた子房。
断面は真四角。まだ種はできていませんでした。
葉っぱの裏側。支脈の先が葉のふちで一つにつながっています。
“葉縁脈”と言うそうで、草の葉には珍しいそうです。
2年越しの?が解けてスッとしました。でも今では関東から九州にかけてどこにでもあるようで、誰かに聞けばすぐ分かったのかも。
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