

シロツメクサ((白詰草)マメ科・4月17日撮影)
白爪草でなく、白詰草と書きます。江戸時代、オランダから輸入するガラス器の梱包に、これの枯れ草が詰め物として使われ、その種が蒔かれて広がったもので、ふつうクローバーと言えばこれのこと。幸運の4つ葉のクローバーを探した方も多いでしょう。花の下に長い花柄があって、女の子はこの花で花輪を編みます。



アカツメクサ((赤詰草)マメ科・7月6日撮影)
牧草として輸入され、最初はムラサキツメクサと呼ばれたようです。小さい頃、アザミの実物を知らなくて、このアカツメクサと混同していたことがあります。アザミ(ノアザミ)はキク科で葉に鋭いとげがあり花の色ももっと鮮やか。一度見てしまえば全く別物でした。ピンクの小花が丸く集まった姿だけで“似ている”と思っていたのでしょう。アザミに比べればアカツメクサはずいぶんおとなしくかわいい感じです。
シロツメクサと違って花の下にすぐ葉がつき、花柄がほとんどありませんが、もっと下から摘んで上手に赤い花輪を作る子もいます。
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