アマチャヅル(ウリ科・10月26日撮影)
ごく普通に見かける雑草だと聞くのに生活圏で見かけたことがなく、ぜひ一度お目にかかりたいと思っていたアマチャヅル。
今年なんと、家の横に生えてました<(_ _)>
どうせヤブガラシだろうと思い込んで、花を見逃してしまい、
実のつき方が違うのでようやく気がつきました。
ヤブガラシは横に広がりますが、アマチャヅルは細い穂のようになります。
ヤブガラシはブドウ科で、茎が赤みを帯び、葉が無毛。
アマチャヅルはウリ科で、全体が緑で葉の表に細い毛があり、ヤブガラシより軟弱でおとなしい感じ。
はびこりかたもおとなしいようです。
甘味があると聞いて葉を食べてみましたが、ほんの微かなものですね。
しっかり噛むと青臭さの方が勝つくらいですが、後味はさわやか。
牧野図鑑では「特に利用価値はない」と書いてありましたが、サポニンが大量に含まれているということで
一時ブームになり、今は健康茶として飲まれているようです。
実をつけた軸の形でようやくヤブガラシじゃないと気がつきました。
柔らかい葉の表面にぽつぽつと毛が。
『風の王国』第1巻公開中