スケッチブック

しずかに、のんびり、ゆるやかに

アマレットの空腹の夜

2024-01-23 23:58:00 | small talk
もうあまり
覚えてないけども
次回同じ失敗をしないために
記さなければ、とおもう

だれもがそうであるように
わたしも、空腹に弱いです

初日終了後は、
寝てない、ご飯食べてない、つかれちゃった
の、3つセット
早く、ギャラリーから徒歩23分のホテルで
休みたくて

でもとてもカッコつけたがり屋なので
「やります」と
締めのカギ係を担当

店主さんに言われた通り
シャッターを
顔のあたりまで下ろしてから

ガラス戸の古い鍵を
ぐりぐり回して
「できたよー」と、ふりかえると
存在を忘れてたシャッター下部に
がんっ
顔面を打ちました

心配する作家仲間さんに
「血が出てないから大丈夫よ」と
笑って、そそくさと別れてから

だいじょうぶ
コンタクトレンズが片方
飛んだみたいだけど
だいじょうぶ
ど近眼だから、視界ぼやけて
暗くて五里霧中だけど
だいじょうぶ

いざという時用に
4組も持ってきたコンタクトがあるけども
やっと閉めたぎゅうぎゅうの
スーツケースを
ここであけて、またしめるのは無理ですし

美味しそうな香りが
いろいろしてて
おなかもぐーぐー鳴ってるけど
だいじょうぶ

ホテルまで23分だから

がらがらがら
ごろごろごろ

ぼやけて、看板も標識も
携帯も見えないけども
だいじょうぶ

タクシーを、、
ううん、見えません
ひとり、首をヨコにふる

つかれたよー
おなかへったよー

泣くな
もっとぼやけて見えなくなるのよ

じぶんを励まし、落ち着かせながら
50分歩いて
ようやくホテルへ到着



お部屋に直行
お風呂入らないでベッドにすわるなんて
いつもはありえないのだけども

大の字でバタンキュー

おなかがすいてたのでした
気がついたら23:00近く

メガネをかけて
1階までおりると、コンビニは
大きな通りの向こう
もう歩けない

ホテルのとなりのディスカウントショップへ
入ることにしました

広い・・
なにがどこ・・
お水とカップ麺だけ買ってホテルへ

で、わり箸はありません
そっかあ、
買わなきゃいけなかったのかあ
(泣)

でもいつのまにか
眠っておりました


めでたし、めでたし