ガラスも
光と影も
むかしから
好きな世界のひとつです
神楽坂の展示会の
3日後にはじまるタイトなスケジュールなのに
大森のステンドグラスとガラスの企画展に呼んでいただいた時
うれしさばっかりで即答
そのぶん
大森の展示会が、おざなり感を出さないように
ぜったいがんばろう、と決めました
11月おわりの3人展から4つの出展
全力疾走
楽しくてたまらなくて
出展、どんどん好きになってます
夢みたいなギャラリーで
光と影を見ていると
こんなにじぶんが
走れるなんて・・
とても、ふしぎ
だって高3の頃は
体育のマラソン
保健室で、2.3回さぼってた・・
跳び箱も平均台も宙返りも大好きで
チャレンジする勇気はあったとおもうのに
つづける根性は、なかった
反復練習とか、持久走
ほんとに、根性なかった
保健室にいくと
同じ時間に、やっぱり他にも
さぼってるひとがいて
総帥、と呼ばれてるツッパリなひとと
大きなパンクスのひとと
保健室の先生が
ストーブを囲んで
(なぜかマラソンは冬)談笑していて
進学校だったからか
「すべて自己責任」な感じだった
総帥は、優しいツッパリだから
わたしをストーブの輪の中に
入れてくれた
「キャラメル持ってる?」
うなづいて
スカートのポケットから
キャラメルを出して、みんなに配りました
(これが、かつあげ・・)
それから卒業まで
ばったり会うと
キャラメル女、と呼ばれて
いつもキャラメルを
かつあげされたのでした
でもごくたまに
缶コーヒーをおごってくれたっけ
義理堅い
何十年ぶりにおもいだして
ちょっと笑ってしまう・・
友人たちに言うほどでもない、
小さなふれあいは
いくつあっても、ちょっとおもしろくて
ほんのり、くすぐったくて
展示会やお仕事での関わりは
それに似てるかも・・
いくつあっても
ありがたいです
だから、マラソンは苦手だけど
今は、がんばって走れるのでした