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 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

PPバンドボールの作り方

2014-09-08 21:14:35 | 作って遊ぼう教室

PPバンドというのは、荷造り用の平らなものです。これを編み込んでボールを作っていきます。
写真は穴を全部針金で縛っていますが、それぞれのPPバンドを輪にしてつなぐところだけが必要で、他は針金を外してもしっかり編み込まれているので、ゆるんだりほどけたりすることはありません。

[作り方]パソコン版


これがPPバンドです。幅15mmのものを長さ31cmに切ってあります。さらに、綴じ穴を空ける道具を使って、8cmを3分割する間隔に12個穴を空けます。そうしてできたのが下の写真です。

このPPバンドを6本がボール1個分の材料です。右上にあるのはPPバンドの穴を縛る針金です。園芸用を3cm 程度に切ったものです。穴を全部縛ると30本必要です。

それでは、作ってみましょう。
PPバンドを2本使って、中央付近を写真のように針金で縛ります。

もう一本加えて針金で縛ります。PPバンドどうしの上下関係には十分気を付けて下さい。

もう一本加えて、写真のように針金で縛ります。おわかりのように、PPバンドの上下の関係はすべてが上下上下の繰返しです。

更にもう一本(5本目)加えて、写真のように針金で縛ります。
中央に正五角形ができています。

正五角形の5ヵ所の穴、その外側の5ヵ所の穴を針金で縛ります。写真を参考にしてください。しっかり縛ると丸みをおびてきます。

PPバンド(6本目)を円の形に穴2個が重なるように針金で縛ります。針金は後で外して閉め直しますので、ちょっとゆるく縛ります。

PPバンドの輪を正五角形と反対の開いた側からかぶせます。PPバンドの上下関係からPPバンドが輪の外側か内側かを考えて、輪を編み込んでいきます。写真を参考にしてください。

重なる穴は針金で縛ります。

PPバンドの開いた部分を上下の関係を考えて編み込んでいきます。それぞれのPPバンドが輪となってつながります。つながる部分は穴2個が重なります。次の4つの写真を参考にしてください。

右側のように穴を針金で縛って、左側のように針金を内側に押し曲げます。

これで[PPバンドのボール]の完成です。

このボールの特徴は、軽い、丈夫、跳ねない、ものをこわさない
です。室内での手打ち野球やどっちボール、キャッチボールなどは、危険なく出来そうです。しかし、走り回ってはやっぱり危険ですからダメですね。

次に下準備のPPバンドの穴空けについて説明します。
たくさんの穴を空けなければいけませんので、下準備はすごい作業量になります。そこで、できるだけ簡単にできるよう工夫しました。
下の写真は穴を空ける道具です。PPバンドの中央に穴が空くように幅4~5mmの厚紙をテープで固定します。厚紙には、この器具の穴の間隔8cmの中央の印[I]と8cm を3分割する印[◆]をつけています。

31cm の長さに切ったPPバンドに、5cmと21cmのところに印をつけます。


穴空け道具に印のついたPPバンドを装着します。5cm印を厚紙の中央の印[I]に合わせて穴を空けます。

PP バンドをずらして穴を◆に合わせて穴を空けます。

更にずらして次の穴を◆に合わせて穴を空けます。
これで6個の穴が空きました。

ずーとずらして21cm の印を中央の印[I]に合わせて穴を空けます。
先と同様にずらして穴を◆に合わせて穴を空けます。これを2回繰り返します。、すると更に6個の穴が空きます。つまり、31cm のPPバンドに、等間隔の穴が12個空いたものができました。これが6本で、ボールひとつ分の材材料となります。



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