これまで牛乳パックで作ったホイッスルを紹介してきましたが今回は空き箱です。空き箱をよく見るとテカテカ反射してビニールでコーチングされているのがわかります。水濡れに強い性質を持たせています。それは牛乳パックほどではありませんからベストではありませんがホイッスルには良い性質です。
そこで空き箱の表面を内側にしてホイッスルを作ることにしました。水分が溜まりそうな内側にその面を利用します。すると、じかに紙の部分が外側に来ますが、外側は外気と接しているので乾きやすいのでちょっとぐらい湿っても問題ありません。作って遊んだ感想(乾燥)です。(^-^)
では作っていきましょう。
どんな空き箱でも構いませんが今回はこんな空き箱を準備しました。しいて言えば15mm以下の桝目にする場合は厚みの薄い空き箱がいいですね。4枚も紙を重(かさ)ねるところがあるので、小さくなるとその弊害が大きくなります。
そこで空き箱の表面を内側にしてホイッスルを作ることにしました。水分が溜まりそうな内側にその面を利用します。すると、じかに紙の部分が外側に来ますが、外側は外気と接しているので乾きやすいのでちょっとぐらい湿っても問題ありません。作って遊んだ感想(乾燥)です。(^-^)
では作っていきましょう。
どんな空き箱でも構いませんが今回はこんな空き箱を準備しました。しいて言えば15mm以下の桝目にする場合は厚みの薄い空き箱がいいですね。4枚も紙を重(かさ)ねるところがあるので、小さくなるとその弊害が大きくなります。
基本的には[3×5正方形の桝目]を描いていきます。5桝目のほうの端(はし)っこを2~3mm切り取ります。これによって音の出る仕組みとなる穴ができます。リコーダーの吹き口のすぐ下の穴と同じ働きです。詳しくは後で説明します。
経験上、桝目の大きさは30mmを上限にしてください。大きくなると音を出すのが難しいからです。20~15mmは少々うまくできなくても容易に鳴らすことができます。15mm以下は工作が大変ですが、強く吹けていい音が出ます。
経験上、桝目の大きさは30mmを上限にしてください。大きくなると音を出すのが難しいからです。20~15mmは少々うまくできなくても容易に鳴らすことができます。15mm以下は工作が大変ですが、強く吹けていい音が出ます。
どこに何mmの型紙を罫描くかです。空き箱には折目がありますから、それを型紙の折目として利用できるかです。よ~く考えて利用できないデッドスペースが小さくなるようにします。最小を30mm×50mmの面積まで利用します。
罫描きした型紙の一つひとつを切り取ります。そのひとつが次の写真です。
次回のホイッスルづくり教室では本年度最後ということで感謝の会が開かれて制作の時間がわずかなので、作り方の手書きプリントを作りました。
先ほど切り取った17mm桝目の型紙からホイッスルを作っていきます。
型紙を詳しく見ていきましょう。
[3×5正方形桝目]という意味がおわかりいただけたと思います。縦横17mmの桝目が横に3つ縦に5つあります。5つのほうの一番上が3mm削られています。ここを2~3mm短くすることで[音の出る仕組みの穴]が出来ることになります。
まず、ハサミで切っていきます。左右8カ所の切り線を切ります。終点は正確に切ってください。
ハサミの先端を終点に合わせて切るといいです。小さなハサミは刃の幅が小さいので余分なところの傷つきが小さいです。大きいハサミでは余計なところがねじれたり切断されたりします。
次は折り目を付けていきます。
折り線がありますので、折り線の裏側に定規や机の端(はし)に合わせて置いて、上から押して折り曲げます。コツは折り線をちょっと右側にずらしてやると上手く折り線ちょうどで折れ曲がります。紙には厚さがあるのでそういう工夫が必要です。実際やってみると納得できます。
折り曲げは縦に2ヶ所
横に4カ所です。
そうするとこんな形になります。
折目は更に深く折っています。一番左側だけ反対に折っています。ダンゴムシのようですね。
右側の一番端が幅の狭い部分です。
ホイッスルは箱部と吹き部からできています。左端の逆に折った部分が吹き部になります。右側の4つダンゴムシが箱部になります。
箱部を作ります。
2番目から5番目の部分で箱部を作ります。まず2番目の折を深めて3番目を折を深めながら丸めていきます。4番目、5番目と丸めていくと箱になります。
箱ができたら輪ゴムで留めます。17mmだったら輪ゴムを3重にして留めてください。20mm以上では2重がいいと思います。
3重の輪ゴムの一本を横で引っ張り出してください。それをくるっと1回転させて更に90度回して縦方向にも止めます。
こんな具合です。これで十分固定できます。直接セロテープで接着しようとすると難しいですが、こうやった後に小さなセロテープで固定すると簡単にセロテープ止めができます。勿論、このままでもOKです。
一番最後の5番目の部分が狭(せま)いので[音の出る仕組みの穴]ができます。
できていなけれな左右が逆なのでやり直してください。
吹き部を作ります。
写真の部分に両面テープを貼ります。カバーフィルムを外して、粘着(ねんちゃく)部分を出します。
罫描きした型紙の一つひとつを切り取ります。そのひとつが次の写真です。
次回のホイッスルづくり教室では本年度最後ということで感謝の会が開かれて制作の時間がわずかなので、作り方の手書きプリントを作りました。
先ほど切り取った17mm桝目の型紙からホイッスルを作っていきます。
型紙を詳しく見ていきましょう。
[3×5正方形桝目]という意味がおわかりいただけたと思います。縦横17mmの桝目が横に3つ縦に5つあります。5つのほうの一番上が3mm削られています。ここを2~3mm短くすることで[音の出る仕組みの穴]が出来ることになります。
まず、ハサミで切っていきます。左右8カ所の切り線を切ります。終点は正確に切ってください。
ハサミの先端を終点に合わせて切るといいです。小さなハサミは刃の幅が小さいので余分なところの傷つきが小さいです。大きいハサミでは余計なところがねじれたり切断されたりします。
次は折り目を付けていきます。
折り線がありますので、折り線の裏側に定規や机の端(はし)に合わせて置いて、上から押して折り曲げます。コツは折り線をちょっと右側にずらしてやると上手く折り線ちょうどで折れ曲がります。紙には厚さがあるのでそういう工夫が必要です。実際やってみると納得できます。
折り曲げは縦に2ヶ所
横に4カ所です。
そうするとこんな形になります。
折目は更に深く折っています。一番左側だけ反対に折っています。ダンゴムシのようですね。
右側の一番端が幅の狭い部分です。
ホイッスルは箱部と吹き部からできています。左端の逆に折った部分が吹き部になります。右側の4つダンゴムシが箱部になります。
箱部を作ります。
2番目から5番目の部分で箱部を作ります。まず2番目の折を深めて3番目を折を深めながら丸めていきます。4番目、5番目と丸めていくと箱になります。
箱ができたら輪ゴムで留めます。17mmだったら輪ゴムを3重にして留めてください。20mm以上では2重がいいと思います。
3重の輪ゴムの一本を横で引っ張り出してください。それをくるっと1回転させて更に90度回して縦方向にも止めます。
こんな具合です。これで十分固定できます。直接セロテープで接着しようとすると難しいですが、こうやった後に小さなセロテープで固定すると簡単にセロテープ止めができます。勿論、このままでもOKです。
一番最後の5番目の部分が狭(せま)いので[音の出る仕組みの穴]ができます。
できていなけれな左右が逆なのでやり直してください。
吹き部を作ります。
写真の部分に両面テープを貼ります。カバーフィルムを外して、粘着(ねんちゃく)部分を出します。
両面テープがない場合には折り畳(たた)んだあとセロテープで留(と)めてください。
次のように、順序良く折り畳むと粘着部分に接着して吹き部が出来上がります。
このように接着して外れません。もし外れたら強く推して再接着してもいいですが、セロテープでグルっと巻いてやるのがいいと思います。
紙には真っすぐなろうとする張力があって、無理に曲げようとすることで空気の通る穴ができます。ここから息を吹き込みます。
これで完成です。
息を吹き込んでみてください。ピー ♪ と鳴るはずですがそんなにうまくはいきません。実は箱部の穴に息を吹き込む角度が決まっているのです。息を吹き込みながらその角度を探してください。どこかで鳴ってくれます。
次のような作り方プリント〔PDFファイル〕を作りました。下の写真をクリックするとダウンロードすることができます。良かったら活用してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
〔ホームページ〕
このように接着して外れません。もし外れたら強く推して再接着してもいいですが、セロテープでグルっと巻いてやるのがいいと思います。
紙には真っすぐなろうとする張力があって、無理に曲げようとすることで空気の通る穴ができます。ここから息を吹き込みます。
これで完成です。
息を吹き込んでみてください。ピー ♪ と鳴るはずですがそんなにうまくはいきません。実は箱部の穴に息を吹き込む角度が決まっているのです。息を吹き込みながらその角度を探してください。どこかで鳴ってくれます。
次のような作り方プリント〔PDFファイル〕を作りました。下の写真をクリックするとダウンロードすることができます。良かったら活用してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
よろしくお願いいたします🙇
コメントありがとうございます。色々ありますから楽しんでください。
とても興味深くて役立つブログですね。
爺のブログはトラブルの真っ最中で申し訳ない状態なのですが...
様々な工作を参考にしたいので、フォローして良いでしょうか?
コメントありがとうございます。学校支援で作って遊ぼう教室を開いているので、その様子や作り方をブログで紹介しています。今日は最寄りの小学校の最後の教室なんです。児童たちの感謝の会もあるそうです。嬉しいですね。
ポチッと押していただけるそうでこれも嬉しいです。他にもいっぱいありますから楽しんでください。
娘さんの帰省は良かったですね。
私の息子も東京千代田区に家族を持っています。6才と10才の孫が「お爺ちゃん、鶴の折り方教えて?(10才)」とテレビ電話をしてくれます。7月は帰省するので「かけっこはお爺ちゃんに負けない!」と言っているので「お爺ちゃんも6才には負けない。」と挑戦状を出し合っています。ちょうど五分五分です。
児童達からの感謝の会は幸せですね。
爺の孫はまだ半年足らずですが、これからたくさんの楽しみが待っているのかな...
今後、様々な工作をじっくり読みたいと思いますので、フォローさせて頂きます。
よろしくお願いします。
私が〔作って遊ぶのが好き〕ということにつきます。子どもたちに〔作って遊んで楽しんでもらおう〕と準備をするのも楽しいです。
昨日最後の教室を開きましたが、終わってから学校を出るころにはそこらじゅうでピープー音が鳴っていました。
教室の終わりには感謝の会ということで6年生一人ずつ言葉をもらいました。
今70になったばかりでかけっこをすると1年生と同じくらいです。もうしばらくはガンバります。
おせっちゃんのように文章が上手だったらいいんでしょうがうらやましいです。
古希を迎えられたそうで、私より10歳はお若いですが、この発想、手作り。器用でいらっしゃいますね。
頭を使って指を使って、益々お元気でご活躍下さいね。(*^^*)
コメントありがとうございます。
おせっちゃんさんにもお答えしましたが「好き」なんです。「遊んでばっかりいたのでこうなりました。」というのが口ぐせです。教室では古希ではなく「7才」で子どもたちの笑いをもらっています。
一緒に遊んでくださいね。