CONTRY LIFE of オーダー家具のサンデー工房

サンデー工房は愛媛県松山市にあるオーダー家具専門店です。オーナーhiroのカントリーライフをマイペースに綴っていきます。

料理と家具作り

2011-09-10 02:18:47 | Weblog


イタリアンレストランfondenteに置いてもらった野菜乾燥器。
外のベランダで野菜乾燥に活躍中。
サンデー工房産のかぼちゃ(万次郎)をお届けした際、厨房でそのかぼちゃ
が半分にカットされきれいなオレンジ色になっているのを見た。
店長(兼シェフ)にこれはどういう料理に使うんですか?と聞いたところ
”これはカットしたかぼちゃをオーブンで焼いたところなんだけど、さらに
細かくカットしてサラダに使う”との事だった。
きっと小さいキューブ形にして野菜と一緒にドレッシングで混ぜるんだろう
な・・・と想像。
さっそく夕飯で実践。
万次郎かぼちゃを半分にカットし、野菜乾燥器で半日乾燥、それを
電子レンジのオーブンで適当な時間で焼く。
しかし店で見た色とは全く違う。
仕方なくキューブにカットし野菜と一緒にマヨネーズで混ぜてみた。
食べれない事はないのだが、ただの野菜サラダでかぼちゃも今ひとつ
美味くない。まあ失敗という事か。
素人がちょっと見ただけでは真似できない事がわかった。
よく思う事だが、プロとアマの違いは材料を見ただけで出来上がりが
頭の中で完全にイメージできるかどうかの違いだと感じている。
プロの料理人は野菜、肉、調味料などの組み合わせで、それが新規の
創作料理であっても出来上がりの味や見た目のイメージができているんじゃ
ないかと思っている。
料理をするのは嫌いではないので、よく作るのだが、私などは作った事の
ない料理を作ろうと思えば味を見ながら調味料を入れていくため、結局
まずい料理になってしまう事がほとんどだ。
しかし、家具作りとなれば、お客さんのお話を聞いただけで、途中の製作
工程から、構造、強度、完成時のイメージができるので、ある程度はプロの
領域にはなっていると自負している。
逆に言えば料理だってそうであるが、完成までのイメージができない状態で
取り掛かれば結局自分のイメージとかけ離れた家具になる可能性だって否定
できないわけで、恐くてできないはず。
自分用の料理や家具なら問題ないのだが。