
イタリアンレストランfondenteに置いてもらった野菜乾燥器。
外のベランダで野菜乾燥に活躍中。
サンデー工房産のかぼちゃ(万次郎)をお届けした際、厨房でそのかぼちゃ
が半分にカットされきれいなオレンジ色になっているのを見た。
店長(兼シェフ)にこれはどういう料理に使うんですか?と聞いたところ
”これはカットしたかぼちゃをオーブンで焼いたところなんだけど、さらに
細かくカットしてサラダに使う”との事だった。
きっと小さいキューブ形にして野菜と一緒にドレッシングで混ぜるんだろう
な・・・と想像。
さっそく夕飯で実践。
万次郎かぼちゃを半分にカットし、野菜乾燥器で半日乾燥、それを
電子レンジのオーブンで適当な時間で焼く。
しかし店で見た色とは全く違う。
仕方なくキューブにカットし野菜と一緒にマヨネーズで混ぜてみた。
食べれない事はないのだが、ただの野菜サラダでかぼちゃも今ひとつ
美味くない。まあ失敗という事か。
素人がちょっと見ただけでは真似できない事がわかった。
よく思う事だが、プロとアマの違いは材料を見ただけで出来上がりが
頭の中で完全にイメージできるかどうかの違いだと感じている。
プロの料理人は野菜、肉、調味料などの組み合わせで、それが新規の
創作料理であっても出来上がりの味や見た目のイメージができているんじゃ
ないかと思っている。
料理をするのは嫌いではないので、よく作るのだが、私などは作った事の
ない料理を作ろうと思えば味を見ながら調味料を入れていくため、結局
まずい料理になってしまう事がほとんどだ。
しかし、家具作りとなれば、お客さんのお話を聞いただけで、途中の製作
工程から、構造、強度、完成時のイメージができるので、ある程度はプロの
領域にはなっていると自負している。
逆に言えば料理だってそうであるが、完成までのイメージができない状態で
取り掛かれば結局自分のイメージとかけ離れた家具になる可能性だって否定
できないわけで、恐くてできないはず。
自分用の料理や家具なら問題ないのだが。