おごれる小学生

久し振りに
小学校の卒業アルバムを開く。

６年生の文化祭の
書道作品展示風景。



この作品には
恥ずかしい思い出がある。

お題は二つで
高原白馬と
紅葉読書の
どちらを選らんでもいい事に
なっていた。

圧倒的に画数が少ない
高原白馬をみんな選ぶ中、
私は紅葉読書を選んだ。

その理由、
習字を２年間習っている。
書道クラブに入っている。
だから
難しい方を書けるし・・って
変なプライド全開。

簡単じゃーんと書き始めるが
ところがドッコイ、
紅の糸偏は長くなる
葉は頭でっかちになる
読の言偏は元々苦手
書も日のバランスが難しい・・

そう、考えてみたら
４文字すべて苦手な字だった。

それなのに
ちょっと習字やってるからって
他の人より上手く書けると
思うなんてね、

恥！

文化祭に向けて
練習しても
練習しても上手くならず、
最後は投げやり状態だった。

何十年経っても思うんだな、
高原白馬にすれば良かったって。
今も調子こきになりそうな時、
この写真を見るんだ。