とりあえず空が青けりゃ それでいい

筋金入りのパニック障害。
同じ所をグルグルして
生きてます。

中国『愛心厨房』

2024-07-03 12:45:00 | 日記
NHKドキュメント
72hの話。
毎回見てますが、
この前3日間の中国での
密着取材があって、
日本との違いに
驚いてしまいました

患者のほとんどが
出稼ぎ労働者という
中国ガン専門病院。
保険は無く
高額な治療費がかかる為、
食事は路地裏の
安い共同台所を借りて
三食作っている。
台所の名は『愛心厨房』
この台所の取材でした。

作っているのは
看病している家族や
患者本人です。





食事を作りに来る
患者さんの中には、

家族は無く、
食べていれば
死なないと繰り返し
呟きながら料理する人や

まだ年若く料理を
作れない娘さんの
代わりに
ガンの母親が食事を作り、
それを見ている事しか
出来ない娘さんは
ただただ
号泣していました

ガン専門病院なのに
食事は出ないのか❔

痛む体に鞭打って、
中華鍋をふるう
患者さんの姿に、
それでも
生き抜くみたいな
パワーを感じましたが

少しでも
痛みが出ないようにと
祈るばかりでしたわ。

うちの義父は
膵臓がんの余命一年の
宣告をされて、
最期はケアハウスに
入院したけれど、

手厚い緩和ケアを受け、
亡くなる前日まで
ほんの一口でも
口から食事を取る事も
できたみたいで、
静かに旅立ちました
有難いですね。

そう考えると
『愛心厨房』の存在は
衝撃的なドキュメント
でした。