北京より帰任してもう何日?

4年3ヶ月間の北京赴任から日本に帰ってきて…

8月21日(日) 西安旅行(3日目) 清真寺、西門

2005-08-24 19:31:34 | 慢慢吃 我が家の家常菜
 西安旅行の最終日は、2箇所だけ回りました。

 宿泊したホテルはANAグランドキャッスルホテル西安(長安城堡大酒店)、表は城壁の正面で整備されているが、裏は普通の人たちが生活をしていた。前日の朝食は日本食にしたが、この日は洋食バイキングを食べることにした。日本食ではお客がほとんどいなかったが、こちらは行列ができるほど混んでいた。

 出発まで時間があったので、家族3人で散歩に出かけた。ホテルの前に「新丝绸之路(SILK ROAD)」と大きく書かれたトラックを見かけた。「CCTV」と「NHK」と書いているので、テレビ番組の「新シルクロード」の機材を運ぶトラックだと思うが、クロネコのマークの意味は分からない。ラクダの代わり?

 10時半にホテルを出発。最初の目的地は「清真寺」というお寺だった。寺といってもイスラム教のそれである。イスラム教といえばモスクであるが、見た目には仏教のお寺と変わらない形をしている。でも本堂には仏像などなかった。そこで1日5回メッカに向かって、お祈りをするそうだ。お祈りの時間が掲示されていた。
 寺の参道みたいなところは、お土産屋が軒を連ねていたが、よく見かける物なので買う気が起こらなかった。

 最後の訪問は、西の城門であるシルクロードの旅の出発点となった場所である。以前は警備の兵隊が詰めていたが、今はシルクカーペットの販売所になっていた。写真は西門付近の城壁である。1周できるらしい。年1回マラソン大会も開かれるらしい。
 実は、息子が今回の旅行で一番気に入った場所だった。城壁に隣の門までの距離(1キロ以上)が掲示されており、息子はそこまで走って行きたいと言っていた。そんなことしていたら、時間が無いので止めさせた。

 昼食は、ホテルのレストランで西安名物麺料理を食べた。席についてしばらく待っていると、麺生地をのせたワゴンを押してくる男性が現れた。「始めて良いか?」と聞いてきたので、「OK」と返事をした。麺生地を少しちぎって、麺生地を引っ張り始めた。途中で切れたりして、あまり上手ではなかった。それなりの細さと本数になったら、男性は引っ込んだ。麺は5種類の味で小さなお椀に分けられた。味はまあまあだった。麻婆豆腐まで出てきた。
 周りを見ると麺料理を食べているのは、我が家だけだった。他のグループは、火鍋を食べていた。西安の火鍋って名物なのだろうか?
 食事が終わって、空港へ向かった。西安発16時20分なのに空港に着いたのは2時半ごろ、北京ではギリギリだったが、帰りは余裕がありすぎ。

 北京空港からタクシーに乗った。最近、タクシーに乗るときに係員に行き先を聞かれる。係員は行き先を記録に取っているが、その意味が分からない。
 運転手に行き先を告げると近すぎて、機嫌が悪くなった。運転手は別の係員に文句を言っていた。その係員は運転手を無視した。
 日本や上海の空港のように、近距離と遠距離に乗り場を分ければ、運転手も客も納得すると思う。行き先の記録をとっても、何の意味も無いと思う。

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