
講演会とパネルトークの構成でした。基調講演の講師は、東京大学大学院教授ロバート・キャンベルさんでした。キャンベルさんは日本文学研究者でクイズ番組などによく出演されていて、ご存じの方は多いと思います。
講演のテーマは、「東京は文字でできている?!~地域を表す表現と人々の心について~」でした。キャンベルさん専門の江戸時代の浮世絵から始まって、大田区民にはおなじみの城南島海浜公園(オートキャンプやバーベキューが出来ます)、東京都立野鳥公園、大田市場(青果物、花卉取扱い日本最大)の定食屋まで、海外の施設と比べながら紹介してくれました。キャンベルさんは杉並区にお住まいで、海のある大田区がうらやましいと話してました。日本語すごくうまかったです。
パネルトークは、「大田区らしい国際化とは」と題して、コーディネートに市川宏雄(明治大学)、パネリストに、ロバート・キャンベル、ドラ・トーザン(国際ジャーナリスト)、ステファニー・コロイン(銭湯ジャーナリスト)、松原忠義(大田区長、今年2回目のお目にかかり)で行われました。
結論とは言えませんが、今ある資源を利用するのがいいのではという意見がありました。大田区には都内で最も多い42軒の銭湯があり、そのうち16軒は温泉があるそうです。羽田空港のトランジットの観光客を取り込むことも不可能ではないと話されてました。

大田区公式PRキャラクター「はねぴょん」が描かれた手提げ袋をもらいました。中にはチラシ、アンケートが入ってました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます