今年参加した競作の作品を紹介します。
なお、キャプションは制作した本人の原稿を元に若干の加筆修正を行っております。
第1位
EF5836号機 製作者:ダルマ35号さん
加工点
・車体側窓の増設、大きさ及び位置の変更。乗務員扉の窓を拡大
・運転室窓のHゴム支持に変更(自作)
・BONA製パーツを用いた加工
エアーフィルター・正面窓Hゴム支持及び庇
・ヘッドマーク掛を自作及びステップ変更
・屋上モニタのサイズおよびモニタ座の変更
・避雷器の移設、パンタの取付位置を変更
・正面端梁の狭小化及びMR管の増設
第2位
日本鐡道Bbt2/5型(鉄道院6600型) 製作者:呉生まれさん
部品表、組立図に加え、ポイントを外した簡素な説明書が添付され、塗装完成後の姿は誌上、ネット上でも見た事が無いため、『走る姿』で完成することを主眼にしました。
足回りは、走行不調の要因と判断した、先輪・動輪・ギアボックスを珊瑚製品に交換、エッチング製の台枠等は、各車輪、イコライザーをスムースに動かすために各所修正。組立済みの仙台車は歪みが酷いので組み直し、先輪を着脱可能とした。
モーターは非力なCN-16を、IMON1616にアダプターを自作し換装。ブレーキ梃はエコ-製に交換。
上回りはキャブ下をすっきり見せるため、キャブ支え板の厚みを0.5mm薄くし、キャブはランボード下からネジで着脱可能とした。スプラッシャー上部とランボードとが重なるようにランボートを欠き取り腰高の印象を薄めたが、やや不細工なのが残念。
エッチングでペラペラの逆転棒・バックプレートは帯材・線材を貼り重ね少し立体的に、諸パーツの取付穴は位置ずれが多く多くの修正を要した。
塗装は、下回りをダンブラック入りの黒で、ボイラ・キャブはロシアンアイアンブルーにしたかったがマスキングの腕が無く断念し、下回り同様の黒とした。煙突のチムニーキャップとシリンダー前蓋は真鍮磨き出しとし、テンダーのウエザーボードはウッドブラウン、バッファ先端部は小豆色で尚且つ可動式とした。
第3位
ED71初期型 製作者:K野氏
数年前に再生産されたアダチ製キットを組立て。キットの内容は37年前に発売された時と同じようで、屋上・側扉・前面各部をディテールアップし、全軸集電化の上、DCC D2126を取付けました。
国鉄D型電機最強出力2040kwのED75を“赤ベコ”とか言っていますが、このED71は猛牛。東北の赤い猛牛をやっとものに出来ました。
2次車もあるのですが、動力装置が違うので重連運転ができません。何とかしなければ…
第3位
国鉄DF93 製作者:F原氏
『♪この~機、何の機、気になる機~』
日立(ひだち…笑)製試作機関車シリーズです。
10年前に購入した夢屋製キットを素組したものです。乗務員ドアがエッチング製で薄く、仕上げが汚くなってしまったのが残念…
手摺は塗装の際の仕上がりを考えて、真鍮パイプを埋め込んで別パーツ化しました。
塗色は、湘南みどり+クリーム色10号、動力装置は夢屋ギアで全軸駆動、モーターはEN-22で集電ブラシにより集電効率を上げ、LEDによるヘッドライト点灯とした。
第5位
EH10 製作者:セノハチさん
カツミ製キットを素組しましたが、意外と簡単に組む事が出来ました。
苦労した点は、屋根上の配管と、塗装の際のシールプライマー地獄で、一旦下地を剥離し再塗装を行っています。
第6位
国鉄DF90 製作者:F原氏
同じく日立製試作機関車で、89年に発売された武里ホビー製キットを組んだものです。前面パーツの合いが悪かったので下部を嵩上げし取付け。20年前にクリーム色の塗装まで行っていた。
乗務員扉手摺パーツと動力はキットに入っていたインサイドギアーとマシマ製のモーターで元から全軸集電となっていました。ヘッドライトはLED化しています。
塗装は、下地はマルチプライマーを使用し、赤色は、南海こうやの赤にキハ58赤を混ぜたもの、クリーム色はクリーム10号に東武セイジクリームを混ぜたものを吹きました。
第7位
石油発動機車 製作者:てつまろさん
実物は、遥か明治の時代に走った石油発動機(焼玉エンジン)を積んだ機関車です。主に、筑後地方の軌道で採用されました。
模型はアルモデル製のキットを組んだものです。可能な限りハンダ付けを試みてみました。正面扉は少し開いた状態を表現し、ブレーキシューを取付けて少しだけディテールアップをしました。
カプラーは実物のイメージに近い、ベーカーカプラーを使ってみました。
第8位
自由形ED31 製作者:シンコーさん
会長が持っていた天賞堂スヌ31キットを見て『そのまま機関車にできる!』と思い、そのキットを譲ってもらい、フリーの機関車として製作しました。
なるべく、スヌ31の姿を生かすように素組したので右側運転台となってしまい、何処かの専用線の機関車という設定です。
パーツや塗料は殆どが手持ちのデットストックを使用し、新規に購入したもので一番高かったのは、仕方なくコンビニで買った瞬間接着剤…(爆)
第9位
自由形 国鉄ED58 製作者:O場氏
ebagで落としたジャンクのフランス国鉄ZDZ-9100をレストアついでに国鉄色に塗り替えたものです。
なお、詳しくはwebにて公開していますので、『国鉄ED58』で検索してみてください!
第10位
EF65 123号機 製作者:西のワムハチさん
ゆうゆうサロン用のEF65です。当初は、後押し機を作る予定でしたが、計画の段階で失敗してしまい、塗替えで済む車両でエントリーしました。
123号機にしたのは、子供の頃に見たインパクトが大きく忘れられなかったからです。
工作に当たって一番手間だったのは側面のロゴデカールを刷るためのデータ作りでした。他には開放テコや屋根上配管を金属製とし、ハンダ付け作業を試みてみました。
第11位
DD51 1043号機 製作者:しみじろうさん
この車両を製作したことで、我が家に居なかった本線用機関車を確保する事が出来ました。
如何に手抜きをするかをテーマに、KATO製完成品に扇風機カバー取付、ナンバー貼り替え、色差しを行いました。
C56、C57が最近になって手に入り、山口線の主役機、サポート機が揃いました。
最も苦労したのは、種車の確保でした…
なお、キャプションは制作した本人の原稿を元に若干の加筆修正を行っております。
第1位
EF5836号機 製作者:ダルマ35号さん
加工点
・車体側窓の増設、大きさ及び位置の変更。乗務員扉の窓を拡大
・運転室窓のHゴム支持に変更(自作)
・BONA製パーツを用いた加工
エアーフィルター・正面窓Hゴム支持及び庇
・ヘッドマーク掛を自作及びステップ変更
・屋上モニタのサイズおよびモニタ座の変更
・避雷器の移設、パンタの取付位置を変更
・正面端梁の狭小化及びMR管の増設
第2位
日本鐡道Bbt2/5型(鉄道院6600型) 製作者:呉生まれさん
部品表、組立図に加え、ポイントを外した簡素な説明書が添付され、塗装完成後の姿は誌上、ネット上でも見た事が無いため、『走る姿』で完成することを主眼にしました。
足回りは、走行不調の要因と判断した、先輪・動輪・ギアボックスを珊瑚製品に交換、エッチング製の台枠等は、各車輪、イコライザーをスムースに動かすために各所修正。組立済みの仙台車は歪みが酷いので組み直し、先輪を着脱可能とした。
モーターは非力なCN-16を、IMON1616にアダプターを自作し換装。ブレーキ梃はエコ-製に交換。
上回りはキャブ下をすっきり見せるため、キャブ支え板の厚みを0.5mm薄くし、キャブはランボード下からネジで着脱可能とした。スプラッシャー上部とランボードとが重なるようにランボートを欠き取り腰高の印象を薄めたが、やや不細工なのが残念。
エッチングでペラペラの逆転棒・バックプレートは帯材・線材を貼り重ね少し立体的に、諸パーツの取付穴は位置ずれが多く多くの修正を要した。
塗装は、下回りをダンブラック入りの黒で、ボイラ・キャブはロシアンアイアンブルーにしたかったがマスキングの腕が無く断念し、下回り同様の黒とした。煙突のチムニーキャップとシリンダー前蓋は真鍮磨き出しとし、テンダーのウエザーボードはウッドブラウン、バッファ先端部は小豆色で尚且つ可動式とした。
第3位
ED71初期型 製作者:K野氏
数年前に再生産されたアダチ製キットを組立て。キットの内容は37年前に発売された時と同じようで、屋上・側扉・前面各部をディテールアップし、全軸集電化の上、DCC D2126を取付けました。
国鉄D型電機最強出力2040kwのED75を“赤ベコ”とか言っていますが、このED71は猛牛。東北の赤い猛牛をやっとものに出来ました。
2次車もあるのですが、動力装置が違うので重連運転ができません。何とかしなければ…
第3位
国鉄DF93 製作者:F原氏
『♪この~機、何の機、気になる機~』
日立(ひだち…笑)製試作機関車シリーズです。
10年前に購入した夢屋製キットを素組したものです。乗務員ドアがエッチング製で薄く、仕上げが汚くなってしまったのが残念…
手摺は塗装の際の仕上がりを考えて、真鍮パイプを埋め込んで別パーツ化しました。
塗色は、湘南みどり+クリーム色10号、動力装置は夢屋ギアで全軸駆動、モーターはEN-22で集電ブラシにより集電効率を上げ、LEDによるヘッドライト点灯とした。
第5位
EH10 製作者:セノハチさん
カツミ製キットを素組しましたが、意外と簡単に組む事が出来ました。
苦労した点は、屋根上の配管と、塗装の際のシールプライマー地獄で、一旦下地を剥離し再塗装を行っています。
第6位
国鉄DF90 製作者:F原氏
同じく日立製試作機関車で、89年に発売された武里ホビー製キットを組んだものです。前面パーツの合いが悪かったので下部を嵩上げし取付け。20年前にクリーム色の塗装まで行っていた。
乗務員扉手摺パーツと動力はキットに入っていたインサイドギアーとマシマ製のモーターで元から全軸集電となっていました。ヘッドライトはLED化しています。
塗装は、下地はマルチプライマーを使用し、赤色は、南海こうやの赤にキハ58赤を混ぜたもの、クリーム色はクリーム10号に東武セイジクリームを混ぜたものを吹きました。
第7位
石油発動機車 製作者:てつまろさん
実物は、遥か明治の時代に走った石油発動機(焼玉エンジン)を積んだ機関車です。主に、筑後地方の軌道で採用されました。
模型はアルモデル製のキットを組んだものです。可能な限りハンダ付けを試みてみました。正面扉は少し開いた状態を表現し、ブレーキシューを取付けて少しだけディテールアップをしました。
カプラーは実物のイメージに近い、ベーカーカプラーを使ってみました。
第8位
自由形ED31 製作者:シンコーさん
会長が持っていた天賞堂スヌ31キットを見て『そのまま機関車にできる!』と思い、そのキットを譲ってもらい、フリーの機関車として製作しました。
なるべく、スヌ31の姿を生かすように素組したので右側運転台となってしまい、何処かの専用線の機関車という設定です。
パーツや塗料は殆どが手持ちのデットストックを使用し、新規に購入したもので一番高かったのは、仕方なくコンビニで買った瞬間接着剤…(爆)
第9位
自由形 国鉄ED58 製作者:O場氏
ebagで落としたジャンクのフランス国鉄ZDZ-9100をレストアついでに国鉄色に塗り替えたものです。
なお、詳しくはwebにて公開していますので、『国鉄ED58』で検索してみてください!
第10位
EF65 123号機 製作者:西のワムハチさん
ゆうゆうサロン用のEF65です。当初は、後押し機を作る予定でしたが、計画の段階で失敗してしまい、塗替えで済む車両でエントリーしました。
123号機にしたのは、子供の頃に見たインパクトが大きく忘れられなかったからです。
工作に当たって一番手間だったのは側面のロゴデカールを刷るためのデータ作りでした。他には開放テコや屋根上配管を金属製とし、ハンダ付け作業を試みてみました。
第11位
DD51 1043号機 製作者:しみじろうさん
この車両を製作したことで、我が家に居なかった本線用機関車を確保する事が出来ました。
如何に手抜きをするかをテーマに、KATO製完成品に扇風機カバー取付、ナンバー貼り替え、色差しを行いました。
C56、C57が最近になって手に入り、山口線の主役機、サポート機が揃いました。
最も苦労したのは、種車の確保でした…