2019年の競作は「お立ち台」(モジュール)とのこと。作りかけの展示台があったのですが、せっかくなら会のモジュールに接続できるほうがいいなぁ。ただ、フルサイズの300X900だと運搬と保管が大変です。で、半分の300X450のサイズを2つ作ることにしました。
お立ち台としてモジュールは築堤にしました。ベースは300X450の定尺カットされた5.5厚のMDF、そこに手元にあった12mm厚の合板で両端の築堤断面を、3mm厚の合板で築堤表面を形成しました。路盤は60mm幅のファルカタ材です。築堤下部のベースは内抜きして軽量化とアクセサリの収納スペースとしました。
7月の例会で切り出しを行って一気に組み立て・・・のはずが、一つ組んだところで電動ドライバが壊れてしまいペースダウン。もう一方はすべて接着剤で組み立てました。
レールはKATOのユニトラックですが、S246を切りついで390mm長にしレールもハンダ付けしてジョイントなしとしました。また、この手のレールを固定するときには小釘を使うのが常ですが、頭が見えるのがイマイチなので、ユニトラックの裏面にあるガイド穴に2mmのタップを立て、路盤側からネジ止めしました。
ユニトラックは一旦レールを抜いてから、バラストと枕木を塗装したのち、別に塗装したレールを組み込んでいます。
築堤斜面は木工用接着剤と洗濯糊を混ぜたものを水で適度に薄めたものを塗り、乾く前に木灰を振りかけ、乾燥後にアクリル絵の具+洗濯糊+水をエアブラシで吹いて地面のベースとしました。その後、1つは晩春のイメージでフォーリッジやターフを緑を濃い目にして接着、もう一つは雪が降らない地域の冬の終わりのイメージで、枯れ草色のターフをメインにして緑化を行いました。
余ったスペースは圃場整備を行った田畑のイメージです。畦はスチレンボードで作製し、段差をプラスタで埋めてとりあえず完成です。
どの地域にするか、これから小物を追加するのと、植生を増やしていこうかと考えています。