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これまで、ナローに興味があり今は亡き乗工社の模型を収集していましたが、乗工社が廃業してナローの模型熱は冷めていましたが、トミーテックから発売された“猫屋線”シリーズに心を奪われ、ナローの模型熱が復活してしまいました。
熱が復活すると、次に欲しくなるのが勿論、走る環境…
これまでの模型の数々が、我が家の彼方此方を占領しているので、新たなモジュールを置く事は出来ず、散々考えた挙句に諸先輩方の作品をヒントにして、壁掛けモジュールを作る事にしました。
まずは、アタシの書斎の壁に、ホームセンターで購入した突っ張り棒とワイヤネットを使い収納場所を確保します。一応20㎏までは対応出来るようですが、極力軽量化を図る事としました。
モジュールパネルは、ホームセンターで購入した600×900のコルクボード(ワンコインでお釣りが来ました!)です。
コルクボードの上に、5mm厚のバルサ材を貼り路盤を作ります。レールは模型熱が冷めるずっと以前に購入していたシノハラ製のフレキシブルレールと、ナローポイントを使いました。
バラストはKATOのユニトラックと同じ色のバラストを撒いて乾燥後にウェザリングを行いました。レールはTomixの赤錆色のペイントマーカーで簡単に済ませます。
ポイントのギャップは定石通りに設けましたが、電気系は必要最低限とするため駅には選択スイッチは設けず、動力車1両の1列車運転を前提としました。また、ポイントマシンは使わず“カブース・インダストリーズ #5218S N/HOスケール 転轍機”を使いました。
尾小屋鉄道金平駅をイメージして、田園風景の中に駅舎がポツンとある光景としたので、建物は駅舎しかなく駅前には畑が広がります。作物はこれからの楽しみとしています(汗)
地面はタミヤのテクスチャーペイント「土ダークアース」を使い、ウェザリングをする事で、道と畑とでメリハリを付けました。
山は、発泡スチロールで台座を作り、プラスタークロスを貼り乾燥後にKATOのアンダーコートを塗り、フォーリッジを貼り付けただけとして、駅舎の高さに目線を合わせた時の遠景になるようにしました。
それ以外は、手持ちのコースターフなどを使いましたが、何かが微妙に足らず完成間際に買い足す羽目になり、結局材料は減るどころか逆に増えてしまいました…(涙)
駅舎は、通販で購入していたクラシックストーリーの「播州鉄道 長駅」を使いましたが、ホームの軒が車両にあたるので、軒を下向きから上向きに加工して使用しています。
当初は、尾小屋鉄道金平駅をイメージして作り始めましたが、駅舎を加工した辺りから井笠鉄道木之子駅に代わってしまいました。
アクセサリーは付いていないものも多くありますが、あくまでもベースボードとして、これから少しづつ、長~く楽しめたらと思っています。