ひさへ的ポンコツ脳内劇場

マンガ描いてピアノ弾いて料理(栄養士免許有)も作ったりの引きこもり主婦。無断転載お断り~。

表現・前回の続き。

2013-11-23 | 音楽ひとりごと
ピアニストさんの名前は知りませんが、ノクターン9-2をやたらねっちりとJAZZ風に弾く方がいて、
「こりゃダメだ、模範演奏にはならない!」とずーっと拒否したため、ピアニストさんの名前も覚えませんでした。、
でも、最近いいなーと思うようになって、音源を探し出してきていつも聴いてます。
模範演奏にはならないんですけど、やたら「歌って」いるんです。
最後の方なんか、本人の鼻声も聞こえて、あー、本当に歌っているんだーと、魅力を感じました。
その人みたいに弾いてみたい。

そして、その人の他の演奏も聴いてみたい。
名前が分からないからどうしようもないけど。
で、その人みたいに弾いたらレッスンで「ここはそうじゃなくて、こう弾いて」とチェックされました。
う~ん、ピアノ演奏って・・・、表現って・・・、「???」です。
ピアノの先生が言うには「男と女、それぞれの体格、手のサイズで演奏は変わる」
ので「個性」が出る・・・みたいな事を言っていました。

でも、ラフマニノフの弾く「ノクターン」はショパンの楽譜とはリズムが全然違ったなぁ。
これも模範演奏にはならないですね。
「ラフマニノフ風ノクターン」だったらうなずける。

「ヴォカリース」を思わせるようなしっとりとして少し重いイメージ。
でも、ラストで盛り上がる所はやたら盛り上がり・・・そんなノクターン9-2です。
なので小品のノクターンを引っ張って引っ張って、5分弱の演奏時間。
度々登場するトリルが長めです。
どーやったらあの曲を5分も弾けるんだって感じですが。
ユンディ・リは4分弱のような気がしたな〈ユーチューブでは〉。

だから、芸術は面白い、個性は面白いのかもしれない。



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北欧、ピアノもちょっと。

2013-11-23 | ざっか 
夫が勤めている会社とフィンランドの会社がつながりがあって。
フィンランド、北欧ですよ。今、北欧のデザインとか雑貨が人気ですよね。

で、フィンランドからお客様が会社にいらしてくれました。
そのお土産が、ちょっと、感動モノ。

 

 蓋の真ん中を指で押すとパコッと開くの。周りを抑えると蓋が閉まる、凄い。
さすが、北欧のデザイン。お薬入れに決定。
蓋のデザインがもう少し良かったらいいのに・・・。
肝心のお菓子(キャンディーと記載あり)は不味かったらしいです。(娘リポート)


さて、ショパン・ノクターン。
私としては、一番ショパンらしい曲だなーと思っています。
なんと、ユンディ・リさんもそう思っているらしいです。

沢山のピアニストさんが演奏しているので、聴けるだけ聴いて自分なりに研究しました。
ラフマニノフ、ユンディ・リ、フジコ・ヘミング、コルトー、ホロヴィッツ、ポリーニ、
ルビンシュタイン、横山幸雄、他・・・・。
みんな、それぞれの演奏スタイルで興味深いものがありました。
youtubeで探しまくり、MD(古い・・・)やMP3にダビングして、聴きまくった。
ユンディ・リさんのはフレッシュでしたね、トリルがやたら速い、指が良く回るんですね。
コルトーさん、ポリーニさん、ホロヴィッツさん、ルビンシュタインさんは重鎮の老練で、ゆったりと落ち着いた演奏・・・。
〈クラシックの曲も最近はテンポ・アップしているらしいです。
ベトの運命なんかは昔はとってもゆったりしていたけど、どんどんテンポアップしている
・・・と題名のない音楽会でやっていました〉

で、そのピアニストさんのクセがわかって、ノクターンをある程度(ある程度ですよ!)
弾き分けられるようになったんですよ。
練習会の時、「これはユンディ・リさんのノクターン」・・・と弾いて。
「これはフジコさんのノクターン」「次はルビンシュタイン」「これはラフマニノフ・・・」
と『弾き真似』をしてふざけたりしてました。
だって、みんな全然違うんだもん。
特にラフマなんかは「ラフマニノフ風」というか、完全に編曲してる風。
こんな風に弾いたら、ピアノの先生は絶対にOK出しませんね。
なのに、ラフマニノフさんは許されるんですねぇ。
それが悪い、とかは思いませんが。
ピアノの先生は「とりあえず、楽譜に忠実に教えます。後はあなたの体格や手のサイズ、表現で・・・」
という様な事を言われました。
後は、自分の感性で・・・という事でしょうか?
ピアニストさんによって違うノクターン。
今度、先生にちゃんと聞いてみたい。
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