【 44 -10-】 大阪労働大学に行きだしてから、週に2日(たまに3日)が潰れてしまうので、その他の日に仕事や用や飲み会やらが押し込まれてしまってなかなかフリーな日がない。
たまに友人から「飲みに行こうよ、いつが空いてる?」って聞かれて、「えーっと2週間後の・・・」「もういいっ」ってな感じで。
そんなんだから割合に間近になって当選通知が来る試写会ってのは、せっかく当たってもちっとも行けない
しかし久しぶりにちょうど良い日にすっぽり試写会がはまってくれたので昨日は行ってきた。(ほんとうは「出来たら顔を出してくださいよ」と言われていた飲み会があったけどキャンセルしてしまったのだ。ごめん。)
2時00分-ニューヨーク地下鉄運行指令室。ここで働くガーバーは、ペラム発1時23分列車が緊急停車したことに気づく。しかも、その車両は切り離され、1車両のみが停まっていた。無線で回答してきたのは、ライダーと名乗る男。その要求は1000万ドル、身代金を用意するのはニューヨーク市長、人質は19名、残された時間は59分間、さらに、交渉相手にはガーバーを指名。地下鉄のことなら全てを熟知しているガーバーは、犯人は逃げ切れないはずだと確信を持っていた。しかし、圧倒的な自信で次々に要求を重ねるライダー。ガーバーは交渉を進める中、さまざま疑問を抱いていく…。
デンゼル・ワシントンもジョン・トラボルタも大好きな役者、監督のトニー・スコットの作品も好きなのが多い、だから試写会でなくても絶対に見に行くつもりだった。
原題は「The taking of pelham 123」、pelham駅1時23分発だから「pelham 123」、ガーバーが刑事に聞かれて答えていて、それで初めて意味を知ったし、邦題の「地下鉄123」の意味もわかった。(サブウェイだってば)
オープニングのところ、カメラワークがわざとだけど何度も何度もピントをはずしながら揺らすので、かなり気分が悪くなった、乗り物酔いの状態、あれはやばい。
そしてサスペンスものだからしかたがないのだけど、物語の準備を進めていく導入部は淡々とし過ぎていてかなり眠い(けっこう寝ている人いた)。
ようやく事件が動き始めたころからの展開は最高、どんどん走る走る、思いっ切りどっぷりと映画の中に引き込まれていく。
「なぜ自分なのか?」「なぜ1車両だけなのか?」「なぜ1000万ドルなのか?」「なぜ59分なのか?」「なぜ市長なのか?」・・・
本当の狙いは?そしてこの完璧なシナリオをどうやって崩すのか?
ネゴシエーションも興味深いし、そしてライダーの哲学も興味深い、引き込まれたなあ、そのへんの心理戦に。
このハラハラするガーバーとライダーとのやりとりと平行して描かれている、銀行から1000万ドルが白バイに護送されたパトカーで運ばれるシーン、この迫力が凄い。
ほんまに事件のたんびに彼らはあんなに街中を暴走しまくっているんやろうか?
NYPDの警察官って命いくつあっても足らんよ、あれじゃあ。
それに巻き込まれる市民もほんといい迷惑だ!
どうやってラストを迎えて行くのやろうっと思っていたが、少し、「え?そんな解決のしかたなん?」とちょっとガッカリはしたけど、この犯罪の締め方はそれほどこの映画の評価に影響しないだろう、中盤からラストに至までの課程がこの映画の一番の見所なんだ。
そんな意味でもガーバーの妻役だったAunjanue Ellis(アンジャンヌ・エリス)のほんの僅かなんだがあの演技が、この映画を迷わすことなくピシッと引き締めていたように思うな。
妻とガーバーのやりとりが、ラストのラスト、あの感慨深げな、少し心を映画に残してしまういいエンディングになったんだろうな。
期待して観賞したのですが、
完全に寝てしまいました。
仕事の疲れなのか…それとも。
レンタル時にもう一度観賞してみる予定です。
周りの評価も若干低いような…
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